運転免許超えのマイナンバーカードで大注目、本人確認をデジタル化する「eKYC」とは
eKYCとは? 課題だらけの「顧客確認」業務
しかし、紙に頼った業務には課題が多い。たとえば郵送の場合、顧客は必要な書類を入手して必要事項を記入し、個人であれば免許証などの身分証明書のコピー、法人であれば登記簿謄本などを用意して郵送で提出する。受け取った企業側は書類を審査し、承認・否認・保留を判断する。
言うまでもなく、この手続きは顧客にとっても企業にとっても負担が大きい。確認できるまで顧客はサービスを利用できないし、書類に不備があれば再手続きが必要になる。企業側も、郵送コストや手間がかかり、取得した個人情報も管理しなければならない。この上、今後はマイナンバーへの対応も必要になる。
そこで注目されているのがeKYCだ(eはelectronic)。eKYCとは、顧客確認をオンラインで完結するための仕組みである。ではeKYCによってどれほどの効果を得られるのだろうか。ここからはeKYCの基礎と導入によるメリットを解説するとともに、全国銀行協会の事例を紹介する。
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