認証情報の詐取にわずか“15分”、巧妙化する手口と解決の近道となるXDR
攻撃の6割が検出不可能、既存のセキュリティ対策・体制の限界
この結果から、ウイルス対策ソフトやファイアウォールなど従来型の防御手段では攻撃の防御が難しいことが分かる。ランサムウェアの初期感染経路にはVPN機器、リモートデスクトップ、フィッシングメールがあり、日本ではVPN機器への侵入がよく見られる。これらの感染経路は、バージョンが古いVPN機器の脆弱性を悪用されるケースがある。
また、イニシャルアクセスブローカー(IAB)は、セキュリティの死角を狙い、得た情報をダークウェブ上で売買している。特にネットワーク経由での侵入は、グローバルIPアドレスが設定された公開機器が標的となっている。
以降では、このような近年のサイバー攻撃の傾向と、それを防ぐ方法として有用なXDRの活用法を解説する。
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・多岐にわたるサイバー攻撃のポイントと最新の脅威動向
・情報システム担当者に負担がのしかかる―解決の近道はXDR
・インシデント対応は時間が勝負、感染経路の監視が重要
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