「簡単ではない」クラウド移行プロジェクト、成功事例に見る「移行ステップ」虎の巻
多くの課題が立ちはだかるクラウド移行プロジェクト
たとえば、今回紹介する多くの企業で基幹システムのITインフラとして採用されているIBM Power8がついにEOS(End Of Support:サポート終了)を迎えた。Power9も、そう遠くない将来にEOSを迎えると囁かれている。これらのシステムを導入している企業は、速やかにクラウド移行を検討しなければならない。
また、2023年11月22日にブロードコム社がVMwareを買収したことにより、ライセンスの見直しが行われた。コストアップもささやかれており、今一度サーバの見直しが求められている。
このように、企業のITインフラを取り巻く環境は大きく変化しつつあり、クラウド移行を含めたマイグレーションの決断が強く迫られている状況にあるのだ。
とはいえ、IT基盤をまるごとクラウド移行するとなれば、現行環境がそのまま使えるのかや、サイジングをどうするか、そしてネットワーク回線の種類・速度をどう判断するのかなど、数多くの課題が立ちはだかる。スムーズなクラウド移行・構築には熟練したスキルが必要だ。
そこでここからは、主にIBM Powerシリーズからのクラウド移行を例に、これらの課題を解決へと導くITインフラ全体の「最適化のポイント」と「具体的な移行ステップ」について、事例を交えながら解説したい。
この記事の続き >>
-
・どちらがどのくらい安価? オンプレミスとクラウドの5年トータルコスト比較
・事例に見る、クラウド移行の具体的なステップとメリット
・ブロードコム社のVMwareライセンス見直しによる影響とは?
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!