静かに増える「覚えのないSaaS」…あなたの会社を救う“実用的”ゼロトラスト戦略
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リモートワークで複雑化するIT環境、管理部門のジレンマ
さらに追い打ちをかけるのが、個人情報保護法の改正や各種ガイドラインの相次ぐ策定だ。企業に求められるセキュリティ水準は年々厳格化している。しかし、ここに深刻なパラドックスが存在する。利便性のためにSaaSを導入すればするほど管理対象が増え、かえってセキュリティリスクが拡大してしまうのだ。この板挟み状態は、全国のIT担当者を日夜悩ませ続けている。
そして、この管理の隙間に潜む真の脅威こそが「見えない敵」である。退職者のアカウントやIT部門が把握していないSaaSの利用は、セキュリティの重大な抜け穴となる恐れがある。情報漏えいや不正アクセスの温床となり、ランサムウェアなど壊滅的なインシデントの直接的な引き金となる可能性を秘めている。
もはや「社内は安全、社外は危険」という従来の境界型防御は完全に破綻している。企業は今、セキュリティに対する考え方そのものを根底から見直す分岐点に立たされているのだ。
この危機的状況を打破するために生まれた革新的な概念が「ゼロトラスト」である。社内外を問わず一切のアクセスを「信用しない」ことで真の堅牢性を実現しようとするこのアプローチ。しかし、複雑化の一途を辿るIT環境において、企業はいかにして「実用的なゼロトラスト」を構築できるのだろうか。
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・「誰が」「いつ」「何を使っているか」知っていますか?
・「属人化からの脱却」がゼロトラスト成功の第一歩
・なぜ成功企業はSaaS管理を「3段階」で行うのか
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