みんな「DX人材」に夢見すぎ? 優秀人材を“集結”させても「DXは進まない」ワケ
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人材神話の崩壊…必死に集めた“ドリームチーム”が破綻するワケ
しかし、優秀な人材を集めたとしても、DXが成功するとは限らない。ある大手企業では、データサイエンティスト、AIエンジニア、システムアーキテクト、戦略コンサルタント出身者などを集めた“ドリームチーム”を編成したものの、1年後にプロジェクトが破綻したという。破綻の要因は人材不足、能力不足ではなく、仕組みの問題にあった。意思決定の責任者が不明確であり、各部門のKPIとDXの目標が連動せず、成果を測る指標も設定されていなかったのだ。
これは決して対岸の火事ではない。多くの企業で、DXを掲げながら自部門では“ひとごと”として捉え、単なるシステム導入になっていたり、DXが進まない原因を他責にしたりするなどの状況が発生している。
こうした課題の解決には、人材投入よりも「仕組みの構築」が重要である。そのカギとなるのが、「人・組織・プロセス・ツール」の4つの観点でDXプロジェクトの仕組みを整備するフレームワークである。以降では、実際のプロジェクト改善事例を通じて、その実践方法を紹介する。
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・現場が混乱・疲弊していくプロジェクトの共通点
・今すぐ改善ポイントがわかる、4つのマネジメントフレームワーク
・仕組みでここまで変わる、4プロジェクトの「Before→After」
・仕組みを見直し、マーケティング部門が「成果6倍」 何を改善した?
・複数ベンダーとのシステム導入が進まない…足りなかった“ポジション”
・壮大すぎるビジョンに困惑…停滞していた小売業DXが前進し始めたワケ
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