もうここまで来た「AI時代」のサイバー脅威検知、「精度と速度」両立の可視化手法とは
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攻撃者も「AI」時代に加速するサイバー攻撃と「防御側の不利」
生成AIをはじめ進化が著しいAIは、業務効率化や自動化など企業の武器になる一方、悪意ある攻撃者にとっても強力なツールとなりつつあるからだ。たとえば、ネットワーク機器の脆弱(ぜいじゃく)性探索や攻撃プログラムの作成についても、AIを使えば時間をかけずとも攻撃コードを生成できるようになった。
脆弱(ぜいじゃく)性が公開されると同時に攻撃が仕掛けられるケースも多く、中には公表前から情報を入手している攻撃者も存在する。一方、防御側はパッチ適用に計画・予算・スケジュール調整を要し、対応に数週間から1カ月程度かかるのが一般的だ。結果として、防御側が圧倒的に不利な構図が広がっている。
ダークトレースが、AIサイバーセキュリティに関する意識や優先事項を明らかにする目的で、世界の幅広い産業分野の1800人近くのセキュリティリーダーおよび実務担当者を対象とした調査「AIサイバーセキュリティの現状 2025」(日本版)によると、AIを駆使したサイバー脅威がすでに自社に重大な影響を与えていると回答した割合は、日本で71%にのぼる。一方で、AIを駆使したサイバー脅威に対する防御について「十分な準備ができていない」と回答したのは日本で66%にのぼり、世界全体では45%と比べると高い割合を示している。
加えて、オンプレミス環境からクラウドへの移行やリモートワークの拡大に伴い、従来のネットワーク境界が不明瞭となり、クラウド環境の設定不備やID・アクセス管理の不適切な運用など、複数のレイヤーにわたるセキュリティリスクが顕在化している。
では、企業はこうした状況にどのように対応すべきなのだろうか。
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