パロアルトネットワークス株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2026/06/12 掲載

「対応に3日」ではもう遅い。AIが「16分」に変えるSOCの現実

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。
攻撃者はAIを武器に、従来の防御をわずか数時間で突破する。なのに守る側は、検出から対応までいまも数日を要する──この時間差こそが、「防げたはずの事故」を「致命的な侵害」に変える。事後に全容がわかっても、防げなければ意味はない。守る側もAIを武器とする新時代のSOC。その構築方法とは?
photo
「侵害に気づけないSOC」から脱却するには
(画像:生成AIで作成)

AIで攻められるのに、AIで守れていないという現実

 サイバーインシデントが起きたとき、どのシステムがどう侵害され、何が流出したのか? その解明は、いまも多くの現場で「事後の手作業」に委ねられている。だが、事後に全容を解明できるだけの情報があるのなら、なぜ同じ情報をAIに学習させ、発生前に食い止められないのだろうか。この「インシデント後の分析」と「プロアクティブな防御」の溝こそ、現代的なSOC(Security Operation Center)が抱える本質的な課題だ。

 かつて運用の要だった従来型のSIEM(セキュリティ情報およびイベント管理)は、すでに時代に取り残されつつある。複雑な設定、終わりの見えない統合作業、検出エンジニアリングへの巨額の投資、そして日々押し寄せる膨大なアラート。静的な関連付けルールと人海戦術が前提のしくみは、AIを駆使するサイバー攻撃の速度に構造的に追いつけない。その結果、本当に重大な脅威が見落とされていく。

 さらにランサムウェアは暗号化にとどまらず、データ窃盗や嫌がらせを組み合わせる「多重脅迫」へと進化している。データ窃盗を伴う攻撃は過去18カ月で75%も増加し、嫌がらせを用いる事例は同期間で1900%もの急増を記録している。守る側だけが旧来の手法のままでは、ビジネスを守ることはできない。

 では、この溝をどう埋めるのか。鍵を握るのは、AIを防御の中核に据え、事後対応とプロアクティブ防御を1つに融合させる発想だ。これはもはや理想論ではない。すでに現実のSOCで、検出から解決までの時間が「数日」から「数分」へと塗り替えられ、侵害そのものを起こる前に食い止められる世界が始まっている。ここからは、新時代のSOCの構築方法について、具体的な道筋を解説していく。

この続きは
会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。

すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます

関連コンテンツ


処理に失敗しました

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

基本情報公開時のサンプル画像

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます

基本情報公開時のサンプル画像