その「ファイアウォール」選定は本当に正しい?侵害を招く“盲点”とRFP作成の最適解
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ツールだらけの防御が生む“危ない穴”、今すぐ対処すべき理由
こうした環境下で企業が直面する本質的な問題は、セキュリティツールの“断片化”である。クラウド移行、ハイブリッド勤務、IoTデバイスの急増といった複合的な変化に対し、脅威ごとに個別ツールを導入する対症療法がこれまで繰り返されてきた。その結果、ポリシーが製品間で分断され、管理コストが膨らみ、かえってセキュリティギャップが拡大するという悪循環に陥っている。
では、次世代ファイアウォール(NGFW)の調達において何を問うべきか。従来のポートベース制御では、アプリケーションのポートホッピングやSSL暗号化を利用した回避を防げない。既存環境に蓄積された数千ものレガシールールをそのまま移行すれば、危険なポリシーギャップが温存される恐れもある。さらに、最新マルウェアの85%がDNSを悪用しているにもかかわらず、多くの企業はDNSトラフィックの保護策を十分に講じていない。
機械学習によるインライン防御、ゼロトラストの設計思想、クラウド提供型サービスとの連携──これらを体系的に評価できるRFPがなければ、NGFWへの投資は期待した効果を得にくい。ここからは、NGFW選定で押さえるべきRFPの要件と、ベンダーを見極めるための具体的な道筋を解説する。
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