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  • 2009/09/28 掲載

【インタビュー】ID/ログ管理には全社的な意識づくりとシステム連携を可能にするツールが欠かせない

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内部統制の重要性が叫ばれる一方で、不正アクセスやデータ漏えいなどの不祥事が後を絶たない現在、ID/ログ管理は企業におけるコンプライアンス上の最優先課題と言っても過言ではない。この分野に世界でもいちはやく取り組み、「Identity and Securityソリューション」を提供しているノベルに、ID/ログ管理の重要性と具体的な取り組みへのヒント、そして実際のツール製品などについて伺った。

ID/ログ管理の必要性はわかっても具体的な実践に踏み切れない企業が多い

【内部統制】

ノベル
パートナー&アライアンス営業統括部
アイデンティティ&セキュリティソリューション
テクノロジースペシャリスト
山田昌透氏


 企業におけるデータセキュリティの中でも、ここ数年で急速にクローズアップされてきたのが、「ID管理/ログ管理」だ。このテーマに関する国内企業の取り組みの現況について、ノベル パートナー&アライアンス営業統括部 アイデンティティ&セキュリティソリューション テクノロジースペシャリスト 山田昌透氏に説明していただこう。

「率直に言って、具体的な取り組みとしては、まだまだこれからといったところです。当社のお客様でも、もっとも多いのは『ID/ログ管理が必要なのはわかるが、実際にどうしていいのかわからない』という悩みです。必要性は認識しているが、実行に踏み出せない企業が少なくありません」(山田氏)。

 山田氏は、こうした背景にはID/ログ管理という業務だけが持つ、実践面での難しさがあると説明する。

「その部署内の単一のプロジェクトとして完結させられる通常の業務と違って、ID/ログ管理は、組織横断的に行わなければ意味がありません。とはいうものの、IT運用の現場からボトムアップで広めようとしても、コンセンサスを取り付けるまでの社内調整が大変で、担当者が途方に暮れてしまうケースがほとんどです」(山田氏)。

 さらに、ノベル アカウント営業統括部 アイデンティティ&セキュリティソリューション 部長 工藤哲也氏は、「組織の壁に加えて、人の壁というのもあります。今の企業には正社員以外にも派遣社員やグループ企業、海外スタッフなど多種多様のメンバーがいます。いかに彼らに均質かつ一定水準のセキュリティ意識を浸透させるかも、ID/ログ管理導入を難しくさせる大きな要因となっています」と指摘する。

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