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  • 2010/03/17 掲載

変化に対応するには「基盤」としてのID/ログ管理ソリューションが不可欠

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「この世を生き延びられるのは、最も強い者でも最も賢い者でもなく、変化に最もよく対応できる者である」という。そして、いま、多くの企業が急激な経済環境の変化に対応しようとしている。ただし、そこにはリスクもつきまとう。その代表がセキュリティとコンプライアンスである。変化への対応をしっかり支えるには、セキュリティ・コンプライアンスを担保する仕組み、とりわけIDやログをしっかりと管理することが不可欠なのである。ID/ログ管理市場の黎明期から協業を続けてきたノベルと日立ソフトウェアエンジニアリングのキーパーソンに、企業におけるID/ログ管理の現状を聞いた。

ID/ログ管理の必要性は認識
ただし、どこから手をつけたらいいかわからない状態

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ノベル
営業本部 SEグループ マネージャー
佐藤紀之氏
 最悪期は脱したという声も、一部では聞こえてきた日本経済だが、まだまだ厳しい状況が続いていることには変わりない。すべての企業が、生き残りをかけて変化への対応を急いでいるのが現在の状況と言えよう。人員の整理、グループ企業の統合、あるいはライバル企業同士の合併といった具体的な事象は、すべてこうした動きの現れと言える。しかし、こうした変化への対応には、大きなリスクも潜んでいると、ノベル 営業本部 SEグループ マネージャー 佐藤紀之氏は指摘する。

「急激な経済環境の変化に対応するため、企業内の組織改編、人事異動、グループ企業の統合などが起きる一方で、内部統制の重要性はますます高まっています。このため、ITサービスレベルの低下、情報漏えいリスクや管理コストの増大などの問題が発生しやすくなっているのも事実です」(佐藤氏)

 人の動きが頻繁になると、どうしても管理者がその動きを押さえきれなくなる。たとえば、派遣従業員の割合が増えると、必然的にID管理にかかる労力が増大する。人の動きに管理が追いつかなくなり、いわゆる「幽霊ID」が残ってしまい、そのIDによって重要な情報が持ち出されるといったセキュリティリスクも高まる。

 こうしたトラブルを防ぐ唯一かつ最も効果的な方法は、「IDをしっかり管理し、ログを残しておくこと」だ。ところが、ことはそれほど単純ではない。互いに連携のとれない多数のシステム、情報共有が困難な縦割りの組織、つねに人手の足りない情報システム部門……など、ID/ログ管理ソリューションを導入すれば即座に解決するほど、事態はシンプルではないのである。

 このため、多くの企業はID/ログ管理の必要性は認識しているものの、はたしてどこから手を付ければよいのかわからないまま立ち往生している、というのが現実なのである。

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