変化に対応するには「基盤」としてのID/ログ管理ソリューションが不可欠
ID/ログ管理の必要性は認識
ただし、どこから手をつけたらいいかわからない状態
「急激な経済環境の変化に対応するため、企業内の組織改編、人事異動、グループ企業の統合などが起きる一方で、内部統制の重要性はますます高まっています。このため、ITサービスレベルの低下、情報漏えいリスクや管理コストの増大などの問題が発生しやすくなっているのも事実です」(佐藤氏)
人の動きが頻繁になると、どうしても管理者がその動きを押さえきれなくなる。たとえば、派遣従業員の割合が増えると、必然的にID管理にかかる労力が増大する。人の動きに管理が追いつかなくなり、いわゆる「幽霊ID」が残ってしまい、そのIDによって重要な情報が持ち出されるといったセキュリティリスクも高まる。
こうしたトラブルを防ぐ唯一かつ最も効果的な方法は、「IDをしっかり管理し、ログを残しておくこと」だ。ところが、ことはそれほど単純ではない。互いに連携のとれない多数のシステム、情報共有が困難な縦割りの組織、つねに人手の足りない情報システム部門……など、ID/ログ管理ソリューションを導入すれば即座に解決するほど、事態はシンプルではないのである。
このため、多くの企業はID/ログ管理の必要性は認識しているものの、はたしてどこから手を付ければよいのかわからないまま立ち往生している、というのが現実なのである。
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