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  • 2010/06/11 掲載

VMwareかCitrixか?「デスクトップ仮想化」のメリットとその導入効果を高める最適解

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日本においてもすでに普及期に入ったと言われるサーバ仮想化に続き、現在多くの企業から注目を集めているのが「デスクトップ仮想化」だ。仮想化技術によってデスクトップ環境をサーバ側に集約し、クライアント端末に配信するソリューションのことだが、IDC Japanの調査によれば、大手金融機関などすでに導入済みの企業をはじめ、導入予定・導入検討中の企業を合わせると14.8%に上るという。幅広く仮想化ソリューションを手がけるピーエスシーの坂江敦基氏と坂本将幸氏に、デスクトップ仮想化のメリットや、最も導入効果が高い構成、また導入に当たっての留意点などを聞いた。

ユーザー環境によって異なる導入効果を個別にシミュレーション

photo
ピーエスシー
ソリューションサービス事業部
事業部長
坂江敦基氏
 「デスクトップ仮想化」が、昨今大きな注目を集めている。IDC Japanが2010年1月に調査し、同年5月27日に発表したレポートによると、デスクトップ仮想化の「導入率」(本格導入+試験導入)は6.3%で、「導入予定」「導入検討中」まで含めると14.8%にも達しており、多くの企業がデスクトップ仮想化に取り組みつつあることがうかがえる。

 実際、2007年に仮想化ソリューションを立ち上げ、さまざまな顧客のサーバ仮想化を手がけてきたピーエスシー(以下、PSC)でも、「昨年あたりから、デスクトップ仮想化の導入を検討されるお客様が増えてきた」と、ソリューションサービス事業部 事業部長 坂江敦基氏は語る。

「『導入した場合にどれだけコスト削減できるのか』、『どれだけ運用を効率化できるのか』といったデータを求められるお客様も多いので、ご要望によっては既存環境についてヒアリングし、社内稟議などにご利用いただけるように導入後の運用コスト試算レポートなども作成しています」(坂江氏)

 このようなアセスメント(査定)サービスを受けることができる意義は非常に大きい。理由は大きく分けて2つある。1つは、デスクトップ仮想化製品ベンダーが声高に提唱する「導入効果」が、自社の環境にはそのまま当てはまらないことも多いためだ。当然だが、製品ベンダーが公表する試算データなどは、「ある特定の条件のもと」に得られたベストに近い数値。個々のユーザー環境とはどうしても乖離が発生する。よりリアルなデータを得るためには、やはりPSCのような実際の運用現場に精通したパートナーにアセスメントを依頼するのが得策だろう。

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