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  • 2011/09/13 掲載

スマートフォンの企業導入における課題と解決法、キッティングからMDM(モバイルデバイス管理)まで

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スマートフォンやタブレットPCの企業導入がいよいよ本格化してきた。対応する企業向けアプリケーションの数も増え、魅力的な使い方提案も出てきているため、導入に前向きな企業も少なくないだろう。ただ、注意しなければならないのは、従来の携帯電話よりもスマートフォンは自由度が高いということ。セキュリティの確保や管理体制が求められるが、そのためには導入時にPC並みの「キッティング」や管理システム(MDM)が必要になる。特にキッティング分野で、PCからスマートフォンまで実績と強みを持つのがピーエスシーだ。同社 執行役員 福島孝之氏によれば、PCとスマートフォンの出荷に顕著な傾向があらわれているという。

今年に入ってから、スマートフォンのキッティングが急増

photo
ピーエスシー
営業本部
東京セールスDiv.
執行役員
福島孝之 氏
 スマートフォンやタブレットPCを導入する企業は、確実に増えているようだ。スマートフォンの導入事例が、各種メディアで数多く掲載されるようになったことも「増えている」という印象を強くしている一因だろう。しかし、福島氏の次の言葉は、これが単なる印象論ではないことを裏付けている。

「ピーエスシーは、長年、企業がパソコンを導入される際のキッティングサービスを提供してきましたが、最近はスマートフォン関連のキッティングが急増しています。従来は10:1でPCのキッティングが圧倒的でしたが、今年に入ってからはこれが逆転し、スマートフォンが4:6あるいは3:7くらいにまで増えています」(福島氏)

 「キッティング」とは、企業がパソコンなどのIT機器を導入する際、OSのセットアップやアプリケーションのインストールなどを行い、企業に搬送したときには電源を入れるだけですぐに使える状態にすること。スマートフォンは従来の携帯電話と異なり、利用者側の自由度が飛躍的に向上しているが、その分セキュリティや管理も求められるため、各種設定をあらかじめ行っておく必要がある。

 ピーエスシーはキッティング専門の施設を持ち、航空、製造、保険・金融などの大手企業へのWindowsパソコン大規模導入を手がけてきた実績のある企業だ。それだけに、「4:6あるいは3:7でスマートデバイスの方が多い」という情報は裏付けもさることながら、従来PCが主役だった企業におけるIT活用が大きく変わる時代になったことを示していると言える。

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なぜキッティングが必要か?導入をスムーズに進めるコツ

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