“海外市場で売れる”商品づくりのための4つのポイント ~グローバル展開の中で、いかにコスト競争力を創出していくか?
「エンタープライズ PLM セミナーシリーズ:企業価値向上を実現するものづくり経営」レポート
今後重視すべきは、新興国市場の消費者ニーズを吸い上げること

ものづくり経営研究センター特任准教授
早稲田大学高等研究所准教授
朴 英元氏
「この現状を認識できれば、従来市場だけに頼っていては、21世紀の日本のものづくりは非常に厳しいといえます」(朴氏)。
そこで重要となるのが、“新興国市場の消費者をいかに捉えることができるか”ということだ。世界全体を1つのマーケットと考えれば、新興国市場は中間所得者層(年間所得3000ドル~2万ドル)に相当する。いわゆるMOP(=Middle Of Pyramid)だ。14億人の市場規模を持つ。これに対してTOP(=Top Of Pyramid)に相当する先進国市場は、年間所得2万ドル以上/1.75億人の規模で、MOPの8分の1に過ぎない。そこで多くの日本企業は、海外での生産比率を高めており、海外売上高比率も伸びてきている。
「さらには現地開発拠点もどんどん増えているのが現状」(朴氏)で、中国やASEANなどの新興国市場への拠点展開が増加してきている。
こうした状況の中、海外市場で売れる商品づくりを実現するためには、何が求められるのか。
・設計情報の統合化を支援するPLM
・「製品ポートフォリオマネジメント」と「構想企画BOM」
・市場ニーズを商品に転写する時の製品アーキテクチャと製品ポジショニング戦略
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