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  • 2013/06/03 掲載
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いまや、多くのビジネスパーソンが、さまざまなデバイスを使って、Office 365やSalesforce、Google Appsをはじめとする複数のクラウドサービスを使いこなしている。また、企業での仮想デスクトップ(VDI)やVPNを利用したモバイルアクセスも一般化している。このように、複雑化、多様化するサービス、あるいはデバイスに共通している問題がある。それが「認証」の問題だ。そもそもサービスごと、デバイスごとに複数のIDとパスワードを使い分ける煩雑さに加え、同じパスワードを使い回すと、著しいセキュリティの低下を招いてしまう。「認証」において、利便性と安全性を両立する方法を探った。

クラウドの活用とデバイスの多様化で改めて問われる「認証」の重要性

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クラウドサービスやVDIの利用時の課題
 企業のクラウド活用が加速している。Office 365やSalesforce、Google Appsなどのグループウェアやメールはもちろん、仮想デスクトップ、その他の業務系アプリケーションもクラウドで提供されるケースが増え、複数のクラウドサービスを組み合わせて活用することも当たり前になりつつある。

 また、スマートデバイスの普及も目覚ましい。BYODが日本で定着するにはまだ時間がかかると思われるものの、コストの流動性の観点からはクラウドの流れの延長線上に位置するものとして今後も増加が見込まれており、、企業ITにスマートフォンやタブレットが組み込まれ、デバイスがますます多様化する流れは、もはや止めようがない。

 こうしたサービスとデバイスを導入したあとにつまずくのが、利用の煩雑さだ。複数のサービスを使う以上、それぞれのIDとパスワードを覚えたうえで、それを使い分ける必要がある。

 1つのサービスに1つのパスワードを割り振るのが本来適切だが、それをすべて覚えて、きっちりと使い分けることができている人がどれほどいるだろうか。万が一、煩雑なためにクラウドサービスを使わないということになれば、何のために導入したのかわからなくなってしまう。

 これとは逆にパスワードを使い回すケースという問題が起きる可能性もある。この場合はセキュリティの問題に直面する。今や、IDやパスワード漏えいの事件も相次いでおり、漏えいしたIDとパスワードを使って攻撃を行うケースも少なくない。

 システムやデバイスが増大・分散し、複雑になればなるほど、攻撃者にとっての侵入経路は広がる。したがって、企業のIT管理者には、セキュリティをしっかり担保しつつ、クラウド活用とデバイスの多様化というトレンドに対応することが求められている。

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