基幹系や大規模DBでも活用されることが増えたSQL Serverの課題とは?
大規模データベースでも活用されることが増えたSQL Serverが抱える課題とは
そのため、データを超高速に処理するデータベースへのニーズが、急速に高まっている。その点は、マイクロソフトのデータベース製品であるSQL Serverも例外ではない。SCSKの遠藤秀喜氏は、SQL Serverの最新動向について、次のように説明する。
「SQL Serverは世代を重ねるごとに機能拡張を続け、安定性も高まっています。このため、基幹系システムで導入したり、大規模なデータベース構築に利用したりする企業が増えています。同時に、ビッグデータに代表されるように、膨大なデータを処理するニーズも高まっています」(遠藤氏)
ただ、運用の局面では課題もあると、NECの鈴木健一氏は次のように指摘する。
「システム構築時にデータベースをチューニングしても、運用に入ってからデータ量が増えたり、機能要件が変更されたりすることは少なくありません。その場合、再びデータベースのチューニングが必要ですが、高いスキルを持つエンジニアを確保することが難しく、十分なチューニングができなかったり、運用に予想外のコストがかかってしまったりするケースがあります」(鈴木氏)
もちろん、こうした状況をマイクロソフトも指をくわえて眺めているわけではない。
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