出張で予約できるホテルがない!?出張コストを削減しながら従業員満足度を上げるには
BTM(ビジネス・トラベル・マネジメント)による効率化の余地

(BTMA Japan)
プリンシパルアドバイザー
森 栄蔵 氏
BTMとは、90年代後半に米国で誕生したビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)サービスの1つで、出張・旅行業務全般の最適化を図る管理サービスのこと。欧米を中心にBTMを導入する企業は多く、すでに数多くの成果を出して、効用は実証されてきた。
森氏は、BTMには大きく分けて5つの目的があるという。
1つ目は、出張コストの削減だ。現在、日本企業では一律の定額支給がおよそ半数を占める。これを実費支給に切り替えたり、最適な交通機関を利用させることで、コスト削減効果が期待できるという。
2つ目は、経営情報・報告内容の統一だ。企業の中で、わざわざ出張に関するベストプラクティスを確立している企業は少ない。しかし、BTMであれば海外法人にも適用でき、経営指標としても活用できる。
3つ目は、出張者の安全管理だ。「9.11を境に米国企業はDuty of Care、即ち社員の安全危機管理の義務に、ことさら注意を払うようになった」(森氏)。いまや海外のテロ事件や事故に日本人が巻き込まれるケースは少なくない。BTMであれば、BTM上で把握している情報を元に現地を理解したプロに任せることも可能になる。
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