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  • 2015/05/20 掲載

東大 江崎教授x兼松エレCIO対談:仮想化普及でやっと見えてきた真のITインフラの条件

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サーバ仮想化からデスクトップ仮想化、さらにはストレージの仮想化、ネットワークの仮想化と、企業システムにおける仮想化のトレンドはいまだ継続中だ。それは、仮想化に多くのメリットがあるからに他ならないが、仮想化の進展とともに、さまざまな課題も明らかになってきた。東京大学 大学院 情報理工学系研究科の江崎浩教授と数多くの仮想化システム構築に携わるとともに、兼松グループをはじめ、自社の情報システム部門も手がける兼松エレクトロニクス執行役員の黒澤俊実氏が、仮想化のメリットと課題、それを支えるITインフラについて語り合った。

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仮想化がもたらすメリットと情報システム部門が抱える課題

──江崎先生は、仮想化の効果をスマート化と表現されています。まずは、その意味を教えていただけますか。

江崎氏:仮想化には大きく3つのメリットがあります。第一は時間の制約がなくなることです。特に企業にとっては、ハードウェアを入れ替えても即座に乗り換えられるので、ダウンタイムがなくなるメリットが大きいですね。

 第二はネットワークコンフィギュレーションが作りやすくなることです。たとえば、事業の構成が変わったとしても、それに合わせてネットワーク構成を容易に変えることが可能です。昔はVLANでやっていたことを、いまはホストレベルでできるようになったのです。

 第三は空間的な制約から解放されることです。コンピュータ上に必要な数だけ仮想マシンを置けますので、物理的な制約がなくなり、必要なところに必要な機能を配置できます。以上の仮想化によるメリットをスマート化と表現しています。

黒澤氏:情報システム部門も見ている立場に立つと、先生が指摘されたことに加えて、サーバが減って電気代が節約できるといったファシリティ面のメリットも大きいですよね。

──仮想化は、ここ5~6年で企業に広がりましたが、メリットの一方でさまざまな課題も指摘されています。情報システム部門の立場から見た仮想化の課題について、お聞かせください。

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兼松エレクトロニクス
執行役員
ビジネス開発本部長
兼 情報システム室長
黒澤 俊実 氏
黒澤氏:自戒も込めて申し上げると、情報システム部門の担当者が使い切れていないという課題があります。担当者の技術力をいかにして上げていくかが重要です。また、ソフトウェアライセンスも問題です。先生は空間の制約がなくなると指摘されましたが、ライセンスによっては、仮想マシンを移動するとライセンスが高くなる場合があります。

 バックアップも課題です。たとえば、仮想マシンそのもののバックアップは簡単でも、その上で動くアプリケーションまでは担保されないといった問題があります。さらに、仮想化ではリソースをプールして管理しますが、その際に仮想マシンのパフォーマンスをプロアクティブに見ていくことが難しいという問題もあります。

江崎氏:仮想化におけるマネージメントプレーンの弱さは、私も感じています。プロが扱ううえではかなりよくなったと思いますが、一般企業の情報システム部門にとっては、まだまだ難しいでしょう。

セキュリティとBCPから注目されるVDIでますます複雑に

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