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  • 2015/08/17 掲載
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事業継続性の確保や運用負荷の軽減などを求めて、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなどのパブリッククラウド上にシステムとデータをバックアップすることを検討する企業が増えている。しかし、自社にあるデータをそのままクラウドに持っていこうとすると、データ量も大きくなりがちで、WANの帯域を圧迫することにもなりかねない。とはいえ、うまく使いこなせば、高いコストパフォーマンスも発揮できる。ここではクラウドバックアップを有効活用する3つのポイントを紹介しよう。


なぜクラウド上にバックアップするのか?

 東日本大震災後、多くの企業が事業継続計画(BCP)を策定した。しかし、ある調査の結果によると「サーバの災害対策をしているか?」という問いに対して、「災害対策はしていない」という回答が41.8%にのぼった(調査期間は2015年2月から5月)。

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「サーバの災害対策をしていますか?」の回答

 災害が発生した場合、実に4割超の企業で、自社の貴重なデータが失われる危険に直面しているというわけだ。また、たとえデータのバックアップをとっていても、近隣に保管している場合は、同時被災してしまえば、すべてのデータが失われることになる。こうして一度失われたデータを、あとで復旧するのは至難の業だ。とはいえ、あらゆる企業が多拠点にまたがったBCP体制を構築できるかというと、運用負荷やコストの問題から難しい面もあるだろう。

 こうした問題を解決するために、今「クラウドバックアップ」が注目を集めている。これは、バックアップ先としてクラウドを選択し、データをクラウド上に乗せてしまうという考え方のこと。自社で保管するよりも、各クラウド事業者のデータセンターのほうが構築が簡易、かつ安全性が高く、たとえば重要性の高いデータだけを、クラウド上にある遠隔地に保管するといったことも可能になる。

 あるいは、データ容量に応じて課金されるクラウドサービスを利用すれば、コストを適正化できることにもなる。さらに言えば、バックアップ用の物理ストレージを保有する必要がなくなり、サービスの利用料として支払うことができるため、初期費用を抑えたアセットライトな財務体質を実現できる。

 このように、さまざまなメリットがある「クラウドバックアップ」だが、導入を考えるには優先度をつける必要があり、その視点で忘れてはならない3つのポイントがある。

クラウドバックアップを成功させる3つのポイント

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