株式会社クロス・コミュニケーション 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2017/10/24 掲載

デジタル・マーケティングのPDCAを高速化する「課題を掘り起こす仕組み」構築法

記事をお気に入りリストに登録することができます。
いまやデジタル抜きでマーケティング活動を行うことは難しい。特に、「データ活用」の課題は重大だ。この取り組みは企業によって大きく異なり、成果にも差がある。デジタル・マーケティングを成功に導くデータ活用のポイントは何か。課題と対策、社内データとサードパーティデータの使い方を整理し、具体的な方策を紹介する。

photo
「データ活用」の課題を解決できれば、PDCAは高速で回るばかりだ
(© Andrey Popov – Fotolia)


デジタル・マーケティングがうまくいかない2つの理由

 デジタル技術の進歩によって、企業はさまざまなデータの活用が可能になった。販売データや顧客データ、自社サイトへのアクセスログや、SNSの口コミデータ、気象情報などの外部データを組み合わせ、そこから新しい価値を生み出そうとする試みは、いまやあらゆる企業が競って取り組んでいる。特に、マーケティング分野での動きが活発だ。

 ただし、着実に成果を出している企業はまだ少ない。課題の1つは、マーケティング活動が部門で分断されがちなことだ。

 たとえば小売業の場合、マーケティング部門はデータを中長期の戦略立案に活用しようとする。一方、営業部門は「いまどうやって売るか」を考えるためにデータを使いたい。結果として、企業としてのマーケティング活動の一貫性が失われ、十分な成果が得られなくなる。

 この問題を解決するには、マーケティング活動を全社の取り組みとして位置づけ、組織・体制も含め、それを支えるシステムを整備することが必要になる。

 もう1つの課題は、マーケティングにおける「ナゼ」を発見し、その回答を調査・分析する仕組みが不十分なことだ。

 たとえば、ある顧客がタバコの銘柄をAからBに変えたとしよう。現在の仕組み、たとえばID-POSを利用すれば、特定の顧客が「銘柄を変えた」という事実はわかる。しかし、「ナゼ変えたか」まではわからない。こうした1つひとつの「ナゼ」を集め、原因を探る仕組みがなければ、マーケティングのPDCAサイクルは回らない。

 ただし、多くの企業にとって、こうした仕組みを自前で持つことは、コスト的にも技術的にもハードルが高い。だからこそ、仕組みそのものがサービスとして利用できるなら、その利用価値は非常に高いはずだ。

この記事の続き >>
・国内400万人、グローバル2000万人のアンケートで分析が可能に
・マーケティングの「ナゼ=課題」を掘り起こし、解決する仕組み
・マーケティング活動のPDCAサイクルを高速化するサービスとは

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!ビジネスやITに役立つメリット満載!

  • ここでしか見られない

    1万本超のオリジナル記事が無料で閲覧可能

  • 多角的にニュース理解

    各界の専門家がコメンテーターとして活躍中!

  • スグ役立つ会員特典

    資料、デモ動画などを無料で閲覧可能!セミナーにご招待

  • レコメンド機能

    ​あなたに合わせた記事表示!メールマガジンで新着通知

関連タグ



処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます