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  • 2018/01/29 掲載

ファイルサーバはもう限界、しかしクラウドストレージにも不安が…どうする?

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近年、AIやIoTの活用に伴い、ますます企業データの重要性が高まり、ファイル容量は増大する一方、加えてデータの長期保管のニーズも増えている。その結果、従来のファイルサーバやNASでは、計画されていたデータ量以上に実際はデータが増えるため慢性的な容量不足に陥ったり、増大するデータ量にバックアップが追いつかないなどの運用負荷に課題を感じている企業が増えている。ファイルサーバのHDD増設を気にせず、利用した分だけ課金を行うクラウドストレージを利用する方法もあるが、レスポンス・使い勝手の面で二の足を踏むという声も聞く。データ爆発の時代に適したファイル共有システムはどのように構築すべきだろうか?

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企業で扱うデータ量が増えるにつれ、従来のファイルサーバやクラウドストレージでは限界が訪れている
(©vladimircaribb - Fotolia)

急増する重要データ、ファイルサーバの運用管理はもう限界に

 近年、企業におけるデータの重要性がますます高まっている。非構造化含めさまざまなデータが容易に取得できるようになり、AIの技術やビッグデータの分析技術も活用フェーズに入っている。

 当然ながら、自社のエンドユーザーが扱うファイル容量も増大の一途をたどっている。さらに、データの保存期間も伸びている。さまざまなデータを蓄積し分析するために、とにかく長期保存したいというニーズも高まってきているためだ。こうしてデータが急激に増え続けると、従来のようにファイルサーバやNASを導入しても、すぐに容量が限界に達してしまい、新しいハードディスクドライブ(HDD)を導入しなければ追いつかない。HDD増設を回避するために「不要なファイルを削除してください」といったアナウンスなどを社内に行い現行のファイルサーバを維持しなければならない。ファイルサーバは「お守り」も大変だ。

 容量不足だけではない。重要なデータの単純なバックアップからBCP(Business Continuity Plan)やDR(ディザスタリカバリ)の「事業計画・復旧計画」対応を施しつつ、セキュリティ対策にも目を向けなければならない。こうした運用管理の負荷は、おおよそデータ容量に比例して辛くなる。将来的に大容量化するファイルサーバの運用管理は、一企業では手に負えなくなることは明らかだ。

クラウドストレージも万能ではない

 こうしたオンプレミスのファイルサーバ/NASの課題に対し、クラウドストレージを利用する方法もある。柔軟なデータ容量の拡張性、バックアップ対応といったクラウドの利点がある一方で、パフォーマンスには難があった。データセンターまでの距離により、CIFS/NFSの回線遅延が発生するため、社内のファイルサーバやNASと比較するとどうしてもアクセス速度に不満が残ってしまう。特に大容量ファイルなどでは、使い勝手の悪さを感じることも多かっただろう。

 そこで、こうした課題を解決する方法の1つとして注目を集めているのが、クラウドストレージを、従来のオンプレミス型ファイルサーバのように利用するための「クラウドストレージゲートウェイ」だ。

この記事の続き >>
・AWSやAzureがファイルサーバに? ファイルサーバとクラウドの「いいとこ取り」
・自動バックアップ、ファイル世代管理、一石三鳥以上の効果
・2つの事例にみるメリットと、長期スパンでの戦略的な展望

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