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イオン銀行対談:データ分析で、どのように「圧倒的ビジネス成果」を出したのか
異なる業種から銀行業・金融業に参入する企業が増えたことで、業界の勢力図は大きく様変わりしようとしている。いまやデータをいかに分析し、新たな商品・サービスの開発やビジネスモデルの改善に役立てるかが、各行の成長戦略の柱の1つにもなっている。早くからデータ分析に取り組み、具体的な成果を出してきたイオン銀行での取り組みについて、執行役員 チャネル統括部長 山本 洋一郎氏に、日本IBM クラウド事業本部 アナリティクス・テクニカルセールス 西牧 洋一郎氏が話を聞いた。お客さまの声から誕生したイオン銀行
西牧氏:そもそもイオン銀行はどういった経緯で誕生したのでしょうか。山本氏:私たちイオン銀行はイオングループの一員として、お客さまの生活がより豊かになれるものを提供していく中で生まれたものです。銀行を立ち上げる際にさまざまなアンケートを取ったところ、「土日はやってない」「窓口は15時で閉まる」「相談したいときに相談できない」という声が多くありました。そこで「土日も営業している銀行があれば嬉しい」というお客さまの声からイオン銀行は誕生しました。
西牧氏:イオン銀行では2017年10月に「アナリティクスセンター」という部署を立ち上げられ、山本さんはその部署を率いていらっしゃいます。そもそも立ち上げた背景や現行の体制についても教えていただけますか?
山本氏:私が現在所属しているチャネル統括部では、中期経営計画の下位戦略としてチャネル戦略を立案しています。その中で「データドリブンな組織に変革する」という戦略を立て、その戦略に沿った組織がアナリティクスセンターです。現在は私を含めて8名が所属しています。
イオン銀行では、これまでこういった分析者を一つの部署に集めて行うということはありませんでした。各部に分析者が散らばっていて、知見やスキルが銀行内で分散してしまっていたのです。それを一つの部署に集めて業務を効率化していこうという狙いがあります。
イオン銀行はアナリティクスの人材をどう調達したのか
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