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  • 2018/06/20 掲載

効率化から「取り残された」経理業務、手を付ければ劇的なインパクトがある

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いまや企業内の多くの業務は、ITによって効率化されている。しかし、中には汎用化が難しく、システム開発に手間がかかるなどの理由から、ITによる効率化から取り残されている業務もある。その典型が、「入金消込(けしこみ)」だ。請求書と銀行の通帳を突き合わせ、入金/未入金を照合するこの作業は、いまだに手作業で行われているケースが多い。だからこそ、そこが手軽にIT化できるインパクトは大きい。それは経理部門だけでなく、企業のビジネス全体に大きいプラスのインパクトを与える。ところが、その事実に気づいていない企業も、また多いのである。

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IT化が遅れている業務の中には、手を付ければ劇的なインパクトがあるものがある
(©denisismagilov - Fotolia)

効率化を後回しにされがちな業務がある

 現在、企業における多くの業務にはITが活用されている。さらに最近は、「働き方改革」の追い風もあり、人工知能(AI)やRPA(Robotic Process Automation)を活用してさらなる業務の効率化・自動化を目指す動きも活発化している。

 しかし、企業で行われている業務を丹念に見ていくと、IT化の度合いは、決して一様ではないことがわかる。売上に直結するマーケティングや営業などの「攻め」の領域には、さまざまなソリューションが投入され、ITが積極的に活用されている。

 一方、経理部門をはじめとする「守り」の分野は、IT投資はどうしても後回しになりがちだ。

 「いや、我々はしっかり財務会計システムを導入している」という企業も多いだろう。しかし、経理業務の多くを既存の販売管理や会計管理といったシステムでカバーできていると考えるのは、よくある勘違いだ。

 業種や業態に応じて固有のやり方を取らざるを得ない経理業務は、そもそも汎用化が難しいという側面がある。大幅なアドオン開発か、スクラッチ開発で一から作り上げたシステムでもない限り、意外なほど手作業やムダが残っているのである。

劇的な効果が期待できる「入金消込」の効率化、「IT化が難しい」は誤解

 たとえば経理業務における「入金消込」は、まさにそうした業務の典型だ。入金消込とは、企業が顧客に請求した代金が、約束された期日までに請求額どおりに入金決済されたかどうかを確認する業務である。

 多くの企業は決済手段として銀行振込を利用しているため、経理担当者は、毎月末になると、請求書と銀行通帳の振込情報を突き合わせ、入金されているかどうかを照合する作業に追われる。

 その作業は煩雑をきわめる。1枚の請求書が1件の入金に対応しているとは限らない。複数の請求書の金額がまとめて入金されることもあるし、1枚の請求書が部分入金されることもある。取引先によって入金の時期や方法もバラバラだ。毎月末、経理担当者は、まさに"目を皿のようにして"、この照合作業を行っているのである。実際に、ある調査では、経理担当者の7割が入金消込業務を大変だと回答しているのが現実なのである。

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消込業務は何が大変なのか

 しかし、この「入金消込」が面倒なシステム開発の必要もなくより効率化できるとしたら、どうだろうか。多くの企業経営者もしくは経理担当者が、「入金消込の業務はこんなもの」と思い込んでいるとしたら、それは大きな誤解だ。そして、効率化が遅れている領域だけに、そこに手を入れたときのインパクトは非常に大きいのである。

この記事の続き >>
・20人日かかっていた工数が2人日に! 作業工数1/10など目覚ましい成果
・機械学習で入金消込を自動化・効率化
・すでに200社が導入、なぜ劇的な成果を生み出すのか

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