株式会社LegalOn Technologies 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2021/08/25 掲載

その契約書、本当に大丈夫? 法務の3割がテレワークで生産性低下、レビューへの影響は

記事をお気に入りリストに登録することができます。
あらゆるビジネス取引で必須とも言える契約書。締結前の契約書の作成や審査、締結後の管理までの契約業務を担う法務部門は、業務の多様化や人材・スキル不足などでキャパシティの危機を迎えている。さらに、緊急事態宣言後のテレワークの普及で、業務生産性や業務品質の低下が課題となっている。ビジネスに絶大な影響を与える「契約リスクの管理」から、その実態を分析していこう。

photo
契約書業務の「品質」と「効率」が低下してはいないか
(Photo/Getty Images)

法務の3割が「生産性低下」、契約業務の課題とは

 契約業務、訴訟対応・危機管理、コンプライアンスや株主総会運営といった、企業の抱えるリスクの回避や統制を任され多忙を極める法務部問。昨今その業務範囲は拡大傾向にあるが、「業務の生産性の低下」という課題が発生しているという。

 その要因の1つとして、全国的に広がったテレワークが挙げられる。大企業を中心とした法務部門の担当者 300人を対象に実施した「宣言発令後の法務部門の状況」調査では、回答者の3割が「テレワーク下での生産性の低下を実感している」という。

 また法務の課題はそれだけではない。ここで、法務業務の根幹である契約業務に焦点を当ててみよう。契約業務は、契約リスクを適切に制御・管理するため、繊細かつ入念な確認を伴い多くの時間を要する業務である。

画像
契約におけるライフサイクル

 たとえば、契約締結前に実施される「契約書レビュー」は、事前に自社にとってリスクとなり得る条項をチェックし洗い出す。しかし、限られた時間で実施するため、そもそもリスクの完全除去が難しい。また、審査を急いでしまうと、品質が下がり自社に不利な条項を見落としてしまうリスクがある。見落としをなくそうとすると時間がかかるといったように、品質とスピードの両立は困難な構造となっているのだ。

 さらに、契約締結前の契約リスク制御としては「契約書レビューを構成する“リスク検出”と“交渉や意思決定”の2段階のプロセスを経て、漏れのないレビューを実施すること」が理想だ。しかし、リスク検出プロセスでは「見落とし」、交渉・意思決定プロセスでは「個々人の経験への依存・属人化」といった課題がある。

この記事の続き >>
・実はできていない?契約締結後の適切な契約書管理
・契約業務の生産性と品質の向上を両立できるLegalTechの活用方法
・「契約前」「契約後」のリスク制御、“流れるように”“放り込むだけ”

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!ビジネスやITに役立つメリット満載!

  • ここでしか見られない

    1万本超のオリジナル記事が無料で閲覧可能

  • 多角的にニュース理解

    各界の専門家がコメンテーターとして活躍中!

  • スグ役立つ会員特典

    資料、デモ動画などを無料で閲覧可能!セミナーにご招待

  • レコメンド機能

    ​あなたに合わせた記事表示!メールマガジンで新着通知

関連タグ



処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます