その対策は“変革”の邪魔? 6項目でみる「DXを阻害しないセキュリティ」とは

グローバルでは50%増、国内では85%増となったサイバー攻撃
近年、国内外でサイバー攻撃が急増している。チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの調査「サイバーセキュリティレポート」によると、2021年後半以降の週平均のサイバー攻撃数は、グローバルに比べて日本の方が多かった。2021年と比較をするとグローバルでは50%増、国内は85%も増加している。DXが推進される中、あらゆる人があらゆる形でシステムに接続している。そこでサイバー攻撃をする側も、さまざまなところから侵入してこようとする。Webサーバやクラウド、身近なところでは従業員の使用するEメールやモバイルデバイスなど、複数の攻撃対象領域が挙げられる。
攻撃をする側は、セキュリティの弱い部分を見つけ出して侵入し、攻撃を仕掛けてくるのだ。以前のようにシステムを管理する人だけがサイバー攻撃に対して備えていればよいという状況ではない。企業も従業員も、いつサイバー攻撃を受けてもおかしくない、もしくは、すでにサイバー攻撃のターゲットになっているかもしれないという意識を持ち、DXの取り組みがうまくいくようセキュリティに注力する必要がある。
DXに取り組みつつ情報セキュリティを向上させるには、どのように取り組めばいいのだろうか? 本稿では6つの項目から「DXを阻害しない情報セキュリティ」について解説する。
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