ローコード/ノーコード開発「得意・不得意領域」を解説、メリットを最大化する活用法

国内企業のDXが進まない理由とは
日本におけるDXの進捗現状は、海外の先進国と比較すると、遅れていると言わざるを得ない。スイスの国際経営開発研究所(IMD)が、2022年9月28日に発表した「世界デジタル競争力ランキング(知識、技術、未来への対応という3つの観点から総合順位を決める)」によると、日本は前年の28位から29位に低下している。この順位の低さが、日本におけるDXの現状を表している。このように、社内のDXが進まない日本企業は、ビジネス環境や顧客ニーズが急速に多様化・複雑化・高度化する中で、そうした顧客のニーズの変化に対応できずにいる。なぜ、日本企業のDXは進まないのだろうか。
たとえば、DXレポートでは既存の老朽化・複雑化・ブラックボックス化したシステムが、DXの妨げになっていると指摘されている。また、あらゆる課題の中でも特に深刻なのはIT人材不足の問題だ。国内企業の多くがIT人材不足に陥っていることから、獲得競争も厳しく、人材流出のリスクも高い。
そのため、インハウスの部隊の補充は難しいことから、特別なスキルがなくてもプログラミングができるローコード/ノーコードの活用などが進んできたのだ。しかし、これらも使い方次第で成果が出る企業と出ない企業に分かれる。それは、ローコード/ノーコードは“活用の在り方”が重要になるからだ。ここからは、どのような場面で、どのような使い方が適しているのかを解説する。
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!ビジネスやITに役立つメリット満載!
-
ここでしか見られない
1万本超のオリジナル記事が無料で閲覧可能
-
多角的にニュース理解
各界の専門家がコメンテーターとして活躍中!
-
スグ役立つ会員特典
資料、デモ動画などを無料で閲覧可能!セミナーにご招待
-
レコメンド機能
あなたに合わせた記事表示!メールマガジンで新着通知
関連タグ