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- 2025/10/21 掲載
なぜ“大宮”だけ埼玉で別格なのか?JRの路線図からワカル…「巨大都市誕生」の理由
連載:小林拓矢の鉄道トレンド最前線
1979年山梨県甲府市生まれ。早稲田大学教育学部社会科社会科学専修卒。「東洋経済オンライン」「ITmedia」「マイナビニュース」などに執筆。Yahoo!ニュースエキスパート。単著に『京急 最新の凄い話』(KAWADE夢文庫)、『関東の私鉄沿線格差』(KAWADE夢新書)、『JR中央本線 知らなかった凄い話』(KAWADE夢文庫)など。共著に『関西の鉄道 関東の鉄道 勝ちはどっち?』(新田浩之氏との共著、KAWADE夢文庫)、首都圏鉄道路線研究会『沿線格差』『駅格差』(SB新書)などがある。
JR東日本「宇都宮線・高崎線方面」をどう発展させた?
宇都宮線・高崎線方面の路線は地域の発展と路線戦略がうまくかみ合った好事例とも言えるエリアだ。その中心地となる大宮を見ると、商業的発展は留まるところを知らず、鉄道と沿線ビジネス、街の好循環が見られる。これは、通勤輸送を長年にわたって改善し続けたこと、長距離輸送が新幹線に移行したことなどが関係している。
通勤輸送の改善策としては、混雑緩和を目指し、複数路線の体制を整えてきたことが関係している。たとえば現在、大宮で宇都宮線・高崎線に分岐していく「上野東京ライン」などがその役割を担っているが、その他にもいくつかの路線がこのエリアの混雑解消に貢献しているのだ。
宇都宮線・高崎線方面の発展の裏には、これら複数路線の存在に加え、あらゆる取り組みが関係している。そして、その発展の鍵を握る存在として大宮が存在しているのだ。ここからは、JR東日本の「宇都宮線・高崎線方面」の成長に向けた、取り組みを解説していく。
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