工場現場の業務を止めない、既存の概念を超えた現場用コンピューターとは
製造や物流、社会インフラ系などの業務の現場では、コンピューターが設備や機器の監視・制御、出荷管理・伝票出力などの重要な役割を担っている。しかし、日本の多くの現場で使用されているコンピューターは長年にわたって使い続けられていることも珍しくはない。そのため、老朽化による故障リスクや業務ストップの恐れとは常に隣りあわせの状態だ。また、産業用IoTやAIなどの新たなテクノロジーの台頭もあり、現場用コンピューターにはより高性能な処理能力が求められている。本書では、従来の現場用コンピューターから、IoTエッジコンピューターなどに対応したシステムをどう構築するべきかについて解説する。