CTC事例:1万超のアカウントが安定稼働、リモート環境を1カ月で再構築した方法とは?
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、従業員の働き方の多様性を重視し、その一環として、総務省や厚生労働省、東京都が実施した「テレワーク・デイ」にも積極的に参加してきた。そんな同社はオンプレミスのリモートアクセス・システムを自社のデータセンターで運用していたが、同時アクセスの数が2000を超えたあたりからパフォーマンスが大幅に低下したという。そのため、同社は新たな仕組みを検討、わずか1カ月ほどで構築を完了させ、約1万名のアカウントを保持しつつも、パフォーマンスを低下させない環境を実現した。本書は、CTCが短期間でどのように大規模リモートアクセス環境を構築したのか、経緯を解説する。