なぜ東京精密は「SAP S/4HANA」への刷新を断行し、少数精鋭の運用を実現できたのか
高い技術力を強みに、全世界中のものづくり企業に半導体製造装置と精密計測機器を提供する東京精密。その事業の支えとなる基幹システムは、構築から約17年の長い年数を経たことでさまざまな課題が生じていた。それらを解決すべく、同社は基幹システムの「SAP S/4HANA」への刷新を決断。システム運用管理の負担軽減やDR強化などの理由から、運用環境にはクラウド基盤からSAPのBASIS運用までがパッケージングされたマネージド・サービスを採用した。本書は、システム刷新成功の経緯、業務改革により得られた効果など、詳細に説明する。