フォスター電機事例:たった4カ月でSAP ERPのクラウド間移行を実現できたワケ
スピーカーや音響機器、電子機器の製造・販売事業をグローバルに展開する音響機器メーカーであるフォスター電機。業務プロセスの最適化を目的として2008年に「SAP ERP」を導入し、オンプレミス環境で運用してきた。2011年に発生した東日本大震災の影響などから自社運用のリスクを痛感して、2015年5月にクラウドサービスに移行。さらなる運用工数とコスト削減を目指し、2019年に別のクラウド環境への移行を決断した。その結果、わずか4カ月という短期間でのスムーズな移行によって、業務アプリのレスポンスが最大82%向上するなどの効果を得た。同社のクラウド間(C to C)移行はどのように実現できたのか。担当者の声を交えて、移行プロジェクトの詳細を紹介する。