40%以上の企業が抱える「シニア人材」への課題、活躍を促す2つのカギ
従業員が70歳まで働けるよう企業に努力義務を課す法改正が施行された。それにより現在、さまざまな企業がシニア人材の活躍・躍進できる環境の整備や体制づくりなどに取り組んでいる。だが、40%以上の企業ではシニア人材について「モチベーションの低さ」と「パフォーマンスの低さ」といった「日本型マネジメント」による課題を抱えている状況だ。そこで本書は、シニア人材を取り巻く環境や日本型雇用システムについて見つめなおし、克服すべき課題について明らかにする。その上でシニア人材の活躍を促す2つのカギについて解説する。