記事 イノベーション 岩下直行氏の2030年予測:人口減には「キャッシュレス」で備えよ 2018/10/04 初代日銀FinTechセンター長を務め、現在は京都大学公共政策大学院でFinTechの研究と後進の育成を行っている岩下直行氏は、社会課題が山積する未来に向けてどんなビジョンを持っているのか。ビットコインの取引に伴うエネルギー消費量に注目しているという岩下氏に、SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)が目標にしている2030年をどう見ているかを聞いた。
記事 開発ツール・開発言語 APIのセキュリティ対策をガートナーが解説、具体的に押さえるべき3つのポイントとは 2018/07/25 企業にとってAPIは、開発者、モバイル・ユーザー、B2Bパートナーなどと連携するためのカギだ。ただし、APIの使用に当たっては、その価値ある情報を保護するセキュリティ対策が不可欠となる。ガートナー リサーチのバイス プレジデント、パオロ・マリンベルノ氏がAPIセキュリティ対策を検討する際のポイント、戦略・アーキテクチャの選び方、具体的にどの部分にどのような対策を講じるべきかを解説する。
記事 製造業IT OPC UAとは何か?なぜ「製造業とITの橋渡し役」として最適なのか 2017/02/13 最近、IIoT(産業用IoT)やインダストリー4.0などのトピックスとともに、産業界で「OPC UA」(OPC Unified Architecture)というキーワードがよく聞かれるようになった。OPC UAとは、マルチベンダー製品間や、異なるOSにまたがってデータ交換を可能にする高信頼の産業通信用のデータ交換標準のこと。インダストリー4.0のRAMIモデルに採用されて一躍脚光を浴び、今後さまざまな機器の自動化やスマートファクトリーの実現を支える標準になりうる規格として期待されている。ここではOPC UAとはいったいどのようなもので、どこがどう優れているのかを解説する。(監修:日本OPC協議会)
記事 製造業IT IoT/インダストリー4.0と設計開発プロセス革新を成功に導くモジュラーデザイン 2017/01/10 前回は、モジュール数の具体的な適用の方法と設計の自動化と開発の自動化を実現する方法を紹介しました。今回は最終回として、IoT/インダストリー4.0と設計開発プロセス革新を成功に導き、利益率10%の壁を超克するモジュラーデザインを論じます。
記事 製造業IT 日の丸家電敗北の理由「部品の種類1.5倍」を防ぐモジュラーデザインシステムの作り方 2016/12/06 前回は、製品仕様にモジュール数を適用してモジュール化するとともに「(モジュール部品を)探すより(新図を)描くほうが早い」問題を解決するための設計の自動化を実現して設計を大幅に効率化した事例をいくつか紹介しました。今回は、モジュール数の具体的な適用方法と設計の自動化・開発の自動化を実現する方法を紹介します。日本企業は海外の先進企業に比べて設計開発プロセスの効率化が非常に遅れています。ぜひ皆さんも挑戦してください。
記事 製造業IT デンソー、日立らの事例に学ぶモジュラーデザインの実践 2016/11/01 前回はモジュラーデザインの基礎について解説しました。今回は実際に取り組んで大きな成果を出した4つの事例を紹介します。さらに、この4つの事例に共通している事項から、成功につなげる3つの要因を導き出してみたいと思います。
記事 製造業IT モジュラーデザイン(MD)の基本を解説、IoT/インダストリー4.0時代の製造革新 2016/10/05 日本の製造業が大きな転換点を迎えつつあります。消費者の嗜好は常に変化を続け、商品ライフサイクルも短期化。新興国からは新しいプレイヤーも台頭し、市場のグローバル化はさらに進展しています。現代のものづくりには「高機能化や柔軟性」と「コスト削減」という相反する要件の両立が求められているのです。こうした時代の要請に対応するものづくりの考え方が「モジュラーデザイン(以下、MD)」です。トヨタやマツダ、日産らもこぞって取り組んだMDは今、IoTやインダストリー4.0の時代にさらに重要さを増しています。そもそもMDとは何なのか、MDの第一人者、日野三十四氏に解説してもらいます。
記事 組み込み・産業機械 STAMPとは何か? IPA/SEC 松本隆明 所長に聞くCPS/IoT時代の安全性開発モデル 2016/03/17 現実社会(フィジカル空間)にある、あらゆるデータを収集してサイバー空間で分析し、その知見を実世界で活用する――。今、現実社会とサイバー空間が緊密に結びついた「サイバーフィジカルシステム(CPS)」が注目されている。しかし、CPS社会の実現には、セキュリティ対策や相互接続を前提としたシステム設計など、克服すべき課題も多い。本稿では、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)技術本部 ソフトウェア高信頼化センター(SEC)の松本隆明所長に、CPS社会に向けた取り組みとその課題、今後の展望について話を聞いた。
記事 情報漏えい対策 2016年のセキュリティ問題を大予測! IoT、ドローン、ハクティビズムには要注意 2015/12/18 年末になると、多くのセキュリティベンダーが1年の総括と来年以降の脅威予測を発表するのが恒例だ。いまのところ各社に共通する見方は、IoTに関連したPC、スマートフォン、サーバー以外のさまざまなデバイスに対する脅威が新しいフェーズを迎えるだろうというものだ。果たして2016年には、どのようなセキュリティの問題が発生するのだろうか? 5つの予測をしてみたい。
記事 IoT・M2M フォルクスワーゲンの排ガス不正問題にみる、自動運転技術実用化への課題 2015/11/13 ここ数年における自動車業界のトピックは、なんといっても自動運転技術だ。日本政府は、オリンピックイヤーの2020年までには都内で自動運転車を走らせるとして、一般道での試験走行も行われた。自動車メーカーも自動運転技術実用化に向けて開発に余念がない。そうした中で、欧州自動車メーカーのフォルクスワーゲンによる排気ガス規制の不正問題によって業界に激震が走った。この2つのトピックは、自動車のセキュリティ対策に新たな視点を提起しているように見える。
記事 BPO・シェアードサービス 日本のR&D部門に足りないのは、スキルではなくスケールだ 2015/10/29 IoT(Internet of Things)の進展とともに、製造業と新しいテクノロジーの融合に注目が集まっている。「スマートファクトリー」を中核とした製造業の革新「インダストリー4.0」や、製造業に限らず産業全般へのIoTの積極的な活用「インダストリアル・インターネット」などが提唱される中、モノづくりの現場はどのように変革していくのか。日本で20年にわたって製品開発やエンタープライズITのアウトソーシングサービスを提供するHCLテクノロジーズ上級副社長のG.H.ラオ氏に聞いた。
記事 その他ハードウェア メガネ型ウェラブルデバイス「JINS MEME」、開発キットの無償提供を開始 2015/04/07 ジェイアイエヌは7日、メガネ型ウェラブルデバイス「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」対応アプリケーションを開発するためのソフトウェア開発キット(SDK)を無償提供すると発表した。
記事 スマートフォン・携帯電話 Firefox OSスマートフォン「Fx0」のソースコードが公開 2015/01/16 KDDIは16日、au Firefox OSに関する技術情報サイトをオープンすると発表した。
記事 組み込み・産業機械 制御システム攻撃の動機とは?サイバー防衛では技術力より法・ルール整備が最大の障害に 2014/08/08 前回は、産業・制御システムを狙うサイバー攻撃の現状や制御システム特有の問題などを紹介した。今回は攻撃者の動機、すなわちなぜ産業・制御システムを狙うのかについてさまざまな見解を紹介したい。
記事 ロボティクス・ドローン V-Sido OSとは何か?アスラテック 吉崎 航氏が目指すロボット開発の完全分業体制 2014/07/31 かつてロボット開発といえば、ハードウェアからソフトウェア、コンテンツまですべてを手がけることを意味していた。しかし、ITのメジャープレーヤーたちが本格参入している現在、勝ち残るにはそのスピードを何倍にも加速させる必要がある。ソフトバンクグループ アスラテックが提唱するのはロボット開発の完全分業体制の推進だ。知能と機械をつなぐOSの役割を果たす「V-Sido」が、それを強力に牽引できると断言する。
記事 組み込み・産業機械 産業・工場の制御システムへターゲットを移してきたサイバー攻撃の現状と対策 2014/07/25 本連載では、「ナショナル・レジリエンス(国土強靱化)」や「サイバーリスク対策」の潮流、今後の方向性について取り上げ、解説している。前回、サイバー攻撃はナショナル・レジリエンスのリスク対象として現在、最も関心を集めるテーマながら、有事における法制度の面、サイバー防衛の戦略の面などで立ち遅れが目立っていることを紹介した。今回も、ナショナル・レジリエンス/国土強靱化計画におけるサイバー防衛・サイバー戦/サイバーリスクの最新動向などを取り上げたい。
記事 組み込み・産業機械 東京電力、「XPを5年間継続 4万8000台」の報道にコメント 計画前倒しで更新 2014/07/07 東京電力は6日、7月6日付の読売新聞の朝刊1面に「東電「XP」5年間継続 48000台 国は3度更新要請」、39面に「東電、XPネット接続も 専門家不安視 サイバー攻撃の恐れ」の記事が掲載されていることについて、コメントを発表した。
記事 ロボティクス・ドローン ソフトバンクのロボット戦略を担うか?ロボット制御ソフト「V-Sido OS」発表会を中継 2014/06/11 ソフトバンクグループのアスラテックは11日、さまざまな形態のロボットを動かすことが可能なロボット制御ソフトウエア「V-Sido OS(ブシドー・オーエス)」の提供、およびロボット開発支援を開始。ロボット・ソフトウェア事業に本格的に参入することを発表した。
記事 IoT・M2M 【特集】ロボットと創る未来 2014/06/01 M2M、モノのインターネット(IoT)といったキーワードが注目される中、AmazonがロボットメーカーKiva Systemsを、GoogleがSHAFTを買収するなど、世界規模でロボットの開発競争が激化している。国内でもソフトバンクグループが、ロボット事業への本格参入し、感情認識パーソナルロボットPepper(ペッパー)、ロボット制御ソフトウェア「V-Sido OS(ブシドー・オーエス)」を相次いで発表するなどその動きが活発になってきた。急激に進むロボット開発競争の波は人間の未来に何をもたらすのか?各社の動きとその技術を、レポートする。
記事 スマートフォン・携帯電話 マイクロソフト、Windowsを一部無償化 Siri対抗技術「Cortana(コルタナ)」も発表 2014/04/03 マイクロソフトは2日、開発者向け会議「Build 2014」において、同社OSのWindowsを一部無償で提供すると発表した。
記事 流通・小売業IT 凸版印刷、HDMI端子活用のコンテンツ配信管理サービス テレビモニターがサイネージに 2014/03/05 凸版印刷は5日、テレビモニターのHDMI端子に差し込むスティック端末を活用したデジタルサイネージ向けコンテンツ配信管理サービスを、3月下旬より販売開始すると発表した。
記事 情報漏えい対策 大日本印刷、M2M機器向けセキュアアプリケーションを開発 データ保護と改ざん防止に 2014/02/10 大日本印刷(以下、DNP)は10日、ネットワークに接続された機器同士がデータを送受信するM2M向けセキュアアプリケーションを開発したことを発表した。
記事 OS サポート終了が迫るWindows XP 街中の自動販売機が直面するセキュリティ危機とは? 2014/01/27 いまさら語るまでもないことかもしれないが、Windows XPのサポート終了に関する問題を取り上げる。今回筆者は、現在各所に存在するパーソナルデータを保有した組み込み系のWindows XPマシンに注目し、問題になりかねない箇所についてベンダーに直接問合せを行った。危険度としてはそれほど高くないかもしれない事案だが、多くの人が見落としがちな例なので、起こり得るシナリオを考察していきたい。
記事 イノベーション NEC、クラウド連携ロボット「PaPeRo petit」事業のパートナー募集開始 2013/11/11 NECは11日、各種センサーを搭載した家庭向け小型ロボット「PaPeRo petit(パペロ プティ)」を活用するための「PaPeRo パートナープログラム」を公開、「ビジネスパートナー」、「アプリケーションパートナー」の募集開始を発表した。
記事 製造業IT 日本電産サンキョー、三菱マテリアルシーエムアイを買収 車載分野を強化 2013/09/26 日本電産の100%子会社である日本電産サンキョーは26日、三菱マテリアルから三菱マテリアルシーエムアイの全株式を取得することで合意したと発表した。買収金額は非公開。日本電産サンキョーと三菱マテリアルシーエムアイは製品面での競合がほとんどないため、製品ラインナップの拡充を見込むことができるという。
記事 製造業IT クラウドカー実現へ車載ネットワーク技術を開発、ルネサス・村田製作所・ユビキタス 2013/09/25 ルネサス エレクトロニクスと村田製作所、ユビキタスの3社は、今後数年でIT化、ネットワーク化が進み、クラウドとの連携の加速が予測されるIVI(In-Vehicle Infotainment:車載インフォテインメント - 車載情報機器)分野での市場拡大を想定し、各社が持つ車載分野での技術、ノウハウを活かした共同技術開発を開始したと発表した。
記事 組み込み・産業機械 制御システム(ICS/SCADA)へのサイバー攻撃、日本の「おとり」にも深刻度高 2013/08/28 トレンドマイクロは27日、「産業制御システムへのサイバー攻撃 実態調査レポート第2弾~産業制御システムを狙っているのは誰か?」を公開した。本レポートは、2013年4月24日に同社が公開した「産業制御システムへのサイバー攻撃 実態調査レポート」と題したリサーチペーパーの第2弾。今回は攻撃者についての傾向をまとめた。
記事 組み込み・産業機械 オージス総研とチェンジビジョン、製造業向けにSysMLなどシステムエンジニアリング普及で協業 2013/08/07 オージス総研とチェンジビジョンは7日、日本の製造業向けシステムエンジニアリングの普及を目指し、オージス総研が持つSysML導入ノウハウと、チェンジビジョンが提供するSysML対応のモデリングツール「astah* SysML」を連携したサービスメニューの提供で協業すると発表した。
記事 組み込み・産業機械 ゼットエムピー、車とネットつなぎスマホアプリ開発できる「カー友」プラットフォーム 2013/05/21 ゼットエムピーは21日、クルマとインターネットをつなぎ、ソフトウェアエンジニアが車載データを活用したスマートフォンアプリケーションを開発できる「カー友」プラットフォームの受注を開始したと発表した。
記事 組み込み・産業機械 制御システムのセキュリティ対策、情報システムの教訓を生かせるか 2013/02/05 発電所や交通機関など社会インフラに直結していることから、テロの標的となったり、セキュリティインシデントによって大惨事につながりかねない──いま、多くの国で制御システムセキュリティへの関心が高まっている。しかし、制御システム業界では、その対応や対策について取り組み方に二極化の傾向が現れているようだ。誰もがサイバーテロなどの脅威がグローバルで現実のものとなっている認識はあるものの、専門家やIT業界からの呼びかけに対して、「うちは顧客も限られている」「システムが特殊なもので攻撃の可能性は低い」という認識に陥っている企業も少なくない。