記事 地方創生・地域経済 「地方型MaaS」挑戦の舞台裏、MaaSによって地方都市が得たものとは何か 2022/10/03 MaaS(マース)とは、テクノロジーを活用して移動をシームレスにつなぐ概念やそれを実現するサービスのことをいう。長野県小諸市では、多くの地方都市が抱える課題である人口減少問題に対処する一環として、2021年度から地元企業がMaaSを導入した。2022年度はしなの鉄道やジェイアールバス関東、都市再生機構など参加企業・団体が増え、モビリティの利用者は倍以上に増えるなど、順調に育ちつつある。地元企業のアドバイザーでもある筆者が、内側からのレポートをお届けしよう。 ★
記事 競争力強化 コロナ禍に開業でも「月商1,300万円達成」、某イタリアンレストランは何を仕掛けた? 2022/08/12 コロナ禍に開業のタイミングが重なり、スタートからつまづいてしまう飲食店は少なくありません。しかし、SNS上の消費者の購買行動を踏まえたマーケティングに取り組み、認知を広げることができれば月商を増やすことも可能です。今回は、コロナ禍の開業後、苦戦していたイタリアンレストランが月商を4倍に増やすことができた秘密に迫ります。 ★
記事 競争力強化 緊急事態宣言後でも「テイクアウトで1カ月2,500万円達成」、某焼肉店は何を仕掛けた? 2022/07/07 コロナ禍以降、大きく減速した飲食店もあれば、コロナ前の売上を超えるほどのV字回復を果たした飲食店もあります。両社の差はどこにあるのでしょうか。今回は、緊急事態宣言直後にも関わらず、コロナ前の売上超えを達成したある焼肉店の事例をもとに、飲食店が取り組むべきマーケティングについて解説します。 ★
記事 競争力強化 【すぐできる】売上不信の飲食店をV字回復させる「LINEアプリ」「Googleフォーム」活用術 2022/05/27 「まん延防止等重点措置」が解除され、少しずつ客足が戻ってきている飲食店ですが、飲食店の経営者が手放しで喜べているかというと、決してそうではありません。現場の実態を見てみると、人材不足やコロナ禍による長期休業の影響により満足な営業ができず、店舗のレベル(料理、接客、清潔感)が低下し、せっかく戻ってきた顧客からがっかりされてしまう、といった飲食店が増えています。本稿では、そんな飲食店が店舗レベルを向上させるためのポイントを解説します。 ★
記事 中堅中小企業 5分でわかる「2022年版中小企業白書」、重要テーマはコロナ倒産・脱炭素・デジタル化 2022/05/19 中小企業庁は2022年4月、中小企業の動向などについて取りまとめた「2022年版 中小企業白書」を公開しました。中小企業白書とは、毎年4月末頃に中小企業庁から発表される、中小企業の動向を調査・分析した報告書です。今年の白書では、新型コロナウイルス感染症の流行に伴うデジタル化の取り組み状況の変化などについても言及されています。本稿では700ページ超に及ぶ「2022年版 中小企業白書」の中から、注目すべきポイントを紹介します。 ★
記事 中国ビジネス 業績回復する「地元の企業」が中国で続出しているワケ、イメージとかけ離れた農村の実態 2022/03/22 コロナ禍により、中国の地方企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいる。これまで地方企業は、お得意さまだけを相手にして、新規顧客が獲得できず、先細りの運命にあった。そういった点では日本と重なる状況であったと言えるだろう。それがコロナ禍をきっかけに息を吹き返し、中にはDXで大きく躍進する企業も登場しているのだ。その背景には何があるのか。 ★
記事 地方創生・地域経済 日本人の生活が苦しいホントの理由、なぜ「減税」は当てにならないのか? 2021/08/03 日本経済の長期低迷が続き、賃金が上昇しない中、税や社会保障などの負担が重くのしかかるようになっている。だが諸外国と比較すると、実は日本の国民負担率はそれほど高くない。では、なぜ日本では税や社会保障の負担について重く感じるのだろうか。背景には、世代間格差の存在とイノベーションの停滞という構造的な要因がある。 ★
記事 地方創生・地域経済 日本にも「リベンジ消費」が必ず来る? そのとき急回復する4業種とは 2021/07/19 日本でも徐々にワクチン接種が進んできたことから、国内経済の回復時期についても関心が高まりつつある。ただ諸外国と比較して接種の遅れが致命的であることや、もともと経済の基礎体力が弱いという現実もあり、米国のように急回復というわけにはいかないだろう。現時点では生活に困窮している人も多く、消費の回復などを話題にする時期ではないかもしれない。ただ、感染症はいつかは終息するものであり、日本にもどこかのタイミングで急激に消費が拡大する、いわゆる「リベンジ消費」がやってくる可能性は高く、事業者にとっては相応の準備が必要となる。 ★
記事 販売管理・原価管理 販売管理システムのシェア順位を左右する最新トレンドとは? 2021/07/07 コロナショックにより、対面による営業が困難になる中、多くの企業が「販路拡大」に向けた取り組みを進めている。たとえば、対面を避けた販売方法としての「宅配」や「通販」を始める企業も増えてきている。このように、宅配や通販を通じて販路拡大を目指す企業にとって重要になるのが「販売管理システム」の役割だ。ここでは、販売管理システムの最新トレンドを解説する。 ★
記事 中堅中小企業 「2021年版中小企業白書」の要点まとめ、調査で見えた中小企業の現実 DXや外部活用は 2021/05/25 中小企業庁は2021年4月、中小企業の動向などについて取りまとめた「2021年版 中小企業白書」を公開しました。中小企業白書は、中小企業基本法に基づく年次報告書であり、これが58版目となります。今回は中小企業者への新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響に加え、それによるデジタル化の動向や課題などについても記されています。本稿では700ページ超に及ぶ「2021年版 中小企業白書」の中から、注目すべきポイントを紹介します。 ★
記事 セキュリティ総論 エンドポイントセキュリティ最新動向、中長期的な方針はWin10対応とベンダ選定 2021/05/14 新型コロナウイルスの感染が再び拡大しつつある中、多くの企業はDX(デジタルトランスフォーメーション)を見据えた取り組みを同時に進めるといった難しい舵取りを迫られている。そこで忘れてはならないのが、従業員が日々利用するPCなどの「エンドポイント」のセキュリティ対策だ。ここでは、企業のエンドポイントセキュリティ対策の傾向を紹介しつつ、今後求められる対策の在り方を考える。 ★
記事 中堅中小企業 国内RPA市場調査、1300社に尋ねた結果が示す「要注意の課題」とは 2021/03/08 昨今、「RPA(Robotic Process Automation)」というキーワードもかなり浸透してきたが、実際に企業のRPAの業務への適用範囲を見てみると、RPAが本来担うべき役割よりも狭い領域で活用されている実情がある。こうした点を踏まえ、ここでは国内中堅・中小企業への聞き取り調査のデータを交えながら、RPAの利点を十分に享受するために留意すべきポイントを解説したい。 ★
記事 中堅中小企業 BI・帳票作成ツール市場調査、変わらずExcel利用も多いが……選定ポイントを解説 2020/11/20 デジタルトランスフォーメーション(DX)の時代には大企業のみならず、中堅・中小企業においてもデータ活用に向けた取り組みが不可欠となる。そのためにはBI・帳票ツールを使いこなすことが大切だ。BI・帳票ツールを導入済みのユーザー企業がどのようなツールを利用し、どのような課題を抱えているかを紐解いてみると、賢いデータ活用を実現するための留意点が見えてくる。 ★
記事 中堅中小企業 CRM市場調査の結果とは?中小企業の導入状況から見えてきた製品選びの注意点 2020/09/10 新型コロナウイルスの影響によって、多くの企業では顧客と対面で向き合う機会が減ってきている。そこで重要となるのが、顧客との関係構築を担うシステムである「CRM(顧客関係管理)」の活用だ。日本の中堅・中小企業のCRMの導入実態を調査したデータとともに、CRM活用における課題とポイントを探る。 ★
記事 生産・製造管理・PLM ビジネスチャットやグループウェア活用における課題とは? 調査結果から見えてきた活用法 2020/07/07 グループウェアが社内の情報共有を担うようになってから、すでに20年以上が経過している。その間、スケジューラ/掲示板/タスク管理など、グループウェアを構成する要素は基本的に変わっていない。だが、昨今ではビジネスチャットなどの新たな要素が加わりつつある。「DX時代に適したグループウェアの活用方法とは何か」を調査データを元に考えていくことにしよう。 ★
記事 生産・製造管理・PLM 生産管理システム11製品を比較、製造業の課題から導く選定のポイント 2020/05/14 新型コロナウイルスは世界規模でビジネスに大きな影響を及ぼしている。その中でもすそ野の広い日本の製造業では、人々の往来が復活することで好転が期待できる観光業や飲食業などとは異なり、ビジネスへの影響が遅れて生じてくる可能性もある。こうした状況を乗り切る方法として、「生産管理システム」を効果的に活用して収益性を高める取り組みも大切になるだろう。生産管理システムの導入実態を元に、収益性を高めるための具体的なポイントを探る。 ★
記事 地方創生・地域経済 対コロナで「雇用調整助成金」がまるで機能していないワケ、日本は何を間違えたのか 2020/05/13 社員を休業させた企業に対して賃金の支払いを補助する「雇用調整助成金」の活用が進まない。同制度は、本来であれば雇用を守る最初の防御壁となるはずだったが、その役目を果たすことはできなかった。ドイツやフランスにも似たような制度があり、両国では有効に作用している。なぜ、同じような制度を持ちながら、こうした違いが生じるのだろうか。 ★
記事 RPA・ローコード・ノーコード ワークフローがRPA代わりに?経費申請だけじゃない「新たな役割」とは 2020/03/25 中堅・中小企業におけるワークフローと言うと、「グループウェアなどに付属する経費の申請/承認を行うアプリケーション」というイメージを持たれている方も多いかもしれない。だが、今後のワークフローは「業務の自動化を担う基盤」という新たな役割を担う可能性がある。実際にワークフローを導入している中堅・中小企業を対象とした調査結果を元にワークフローの将来像を探っていこう。 ★
記事 クラウド 会計管理製品シェア調査(中堅・中小企業向け)、freeeやマネフォは本当に“躍進”? 2020/01/16 昨今、中堅・中小企業においてもクラウド活用が増えているとよく言われるようになってきた。だが、ノークリサーチが中堅・中小企業を対象に調査した会計管理の導入社数シェアを見ると、freeeやマネーフォワードのようなクラウド専業ベンダーのASP/SaaS形態の業務システムは上位に含まれていない。本稿では、クラウド製品に関するニュースを読み解く上で必要な視点を明らかにしていく。 ★
記事 VPN・広域イーサ ペーパレスFAXが一部で人気のワケ 700社調査から考える、2020年に向けたインフラ整備 2019/11/13 2020年1月にはWindows 7がサポート終了を迎え、同年4月には中小企業も長時間労働の規制対象となる。すでにPC端末の入れ替えや業務アプリケーションの更新に着手している読者の方々も少なくないだろう。だが、企業のITインフラにおいて忘れてはならない要素がもう1つある。それは社内外のデータ授受を担う「ネットワーク」だ。VPNやリモートアクセスなどのデータ通信、およびペーパレスFAXなどの音声/FAX通信についてデータを基に考察する。 ★
記事 IT投資・インフラ戦略 クラウド・オンプレミス比較だけじゃない、「システム形態」選びの3つの視点 2019/09/24 企業がIT基盤のシステム形態を選択する際、従来は「生産管理などの基幹系システムは自社設備(オンプレミス)が適している」「グループウェアなどの情報系システムはクラウドが適している」と言われることも多かった。ところが、DX時代にはこうした経験則が必ずしも当てはまらなくなってきている。3つの視点を基に、調査を通じて「最適なシステム形態とは何か」考えていく。 ★
記事 中堅中小企業 老舗の倒産が増加中のワケ、「皇室献上品」ブランドも“あぐら”をかけばこうなる 2019/09/12 厳しい競争を生き抜き、ブランドを守り続けてきた「老舗」。しかし今、老舗の倒産が過去最高を記録しているという。老舗はなぜ今、落とし穴にはまるのか──。中小企業30社の倒産劇をまとめた著書『倒産の前兆』、その執筆に携わった帝国データバンク 情報部の二人に話を聞いた。 ★
記事 中堅中小企業 従業員37名、小さな町工場の“工夫のすべて” 新規事業開発秘話も 2019/09/12 高い技術力を用いて積極的に事業の多角化に挑む今野製作所。前編では同社が取り組む油圧機器事業(イーグル爪付ジャッキ)、板金加工事業、エンジニアリング&サービス事業の3つの事業について紹介しました。後編では、このようなものづくりの強みを生かした今野製作所の新たな挑戦だった福祉機器事業の開発秘話や、同社がものづくりの変革を実現できている理由を、今野 浩好社長にお聞きします。 ★
記事 中堅中小企業 今野製作所が考える“町工場の未来像”とは?「攻めのIT経営中小企業百選」の実力 2019/09/10 「力をあわせる力がある」というユニークなコーポレイトメッセージを掲げる今野製作所。同社は油圧機器(イーグル爪付ジャッキ)、板金加工、エンジニアリング&サービス、福祉機器の4つの事業を展開しており、自社ブランド製品を持つなど商品開発力が高い企業です。ものづくりの前工程である3D設計工程から顧客と一緒に検討を進めるなど、顧客視点に立った同社のものづくりの取り組みについて今野 浩好社長に直接お聞きしました。 ★
記事 中堅中小企業 大ヒット商品が首を絞める? 帝国DB“50年超”の取材でわかった「倒産の前兆」 2019/08/05 120年にも及ぶ歴史を持ち、日本最大級の企業情報データベースを持つ信用調査会社として知られる帝国データバンク。その中で、50年以上企業倒産の現場を分析し続け、「成功には決まったパターンが存在しないが、失敗には『公式』がある」と述べる同社の情報部は、導き出した失敗の公式を記した『倒産の前兆』を8月6日に刊行する。今回、本書を執筆した情報部の2人に、書籍に載せられなかった企業なども含め、倒産事例から得られる「企業存続のための教訓」を聞いた。 ★
記事 その他ハードウェア ドローンやウエアラブル、新時代のデバイス9種を「生かし切る」3つのポイント 2019/07/11 センサーや監視カメラといったさまざまな機器から得たデータを活用する「IoT(Internet of Things)」やスマートグラスやスマートウオッチに代表される「ウエアラブル端末」。これらの新しいデバイスによるIT活用への取り組みは企業がデジタル時代を生き抜く上で無視できなくなりつつある。こうした新しいデバイスによるIT活用は業種によって適用場面も大きく異なるが、中堅・中小企業が取り組む際に最も留意すべきポイントとは何か?「業種を意識しつつ、業種に縛られない」をメインテーマに、最新の調査データを踏まえながら探っていくことにする。 ★
記事 中堅中小企業 日本の第4次産業革命のカギは中小企業である理由、その支援の実態は? 2019/07/09 日本の企業においては、中小企業が全企業数の99.7%、全従業者数の70.1%という高い割合を占めています。この数値を見ると、第4次産業革命に向けた日本企業の取り組みの成否は、日本の大多数を占める中小企業にかかっているといえるでしょう。今回は、中小企業診断士であり、IVIのエバンジェリストでもある筆者が、日本の中小企業の第4次産業革命への対応とその支援について述べます。 ★
記事 サーバ サーバ仮想化だけじゃない!「HCI」がクラウドや業務システムを変える理由 2019/05/14 以前に本連載でも触れたように、HCI(ハイパーコンバージドインフラ)は中堅・中小企業においてもサーバ仮想化を実現するシンプルな手段として注目を集めている。しかし、昨今では「伸縮性を持ったクラウドを活用したい」「業務アプリケーションやミドルウェアの管理負担を軽減したい」と考えるユーザ企業にとってもHCIが重要な選択肢となりつつある。なぜ、HCIがクラウドや業務アプリケーション/ミドルウェアと関連してくるのだろうか?最新の調査データを踏まえながら、その理由を明らかにしていこう。 ★
記事 IT市場調査 中堅・中小企業がRPA導入前に知るべきコト、重要なのは「どんな業務に適用するか」 2019/03/12 昨今、「RPA(Robotic Process Automation)(ロボティック・プロセス・オートメーション)」に注目が集まっている。RPAはオフィス業務における非効率な手作業を自動化する技術だが、「言葉は聞いたことがあるが、詳しいところはよく分からない」といった読者の方も多いかもしれない。そこで、最新の調査データを確認しながら、RPA活用の留意点を考えていくことにしよう。 ★
記事 中堅中小企業 悪徳業者横行?「遺品整理ビジネス」の現場で起きていること 2019/02/12 2036年には総人口の3人に1人が高齢者になると推定される日本。これからは、一人暮らしで最期を迎える「孤独死」が増えることが予想される。こうした中、故人の家財やゴミの片付け、相続に関する作業や手続きを代行する「遺品整理」ビジネスが注目を集めている。その需要が伸びる一方で、悪徳業者による高額請求などの被害やトラブルも増えている。遺品整理ビジネスの現場で何が起こっているのか。遺品整理士として約2000件の現場に立ち会った一般社団法人「心結(しんゆう)」の屋宜 明彦 代表理事に話を聞いた。 ★