記事 コンプライアンス PwC、デロイト、JPモルガンなど、コンサル・法務・財務・税務でも急拡大する生成AI活用 2023/06/02 GAFAMなどのテック大手で、ジェネレーティブAI(生成AI)の開発と活用が急ピッチで進んでいる。この流れが波及しているのが、コンサルティングや法務・財務・税務などいわゆるプロフェッショナル企業だ。とある外資コンサルに勤める人に取材したところ「ChatGPTが我々の仕事を奪っている。いずれコンサル不要になるかもしれない」と危機感をあらわにする声もある。PwC、デロイト、JPモルガン・チェースの事例を中心に、プロフェッショナル企業での生成AIに関する取り組み動向を見てみよう。 ★
記事 スマートファクトリー・次世代工場 アンドロイド研究の石黒教授が描く「未来の生産工場」、意外すぎるロボットの役割とは 2023/06/02 バブルが弾けてから長い暗闇の「失われた30年」を経て、モノづくり大国と言われた日本のメーカーは未だに低迷し、明るい兆しが見えないままだ。これから日本の製造業はどこへ向かうべきなのか。未来の製造業の姿について、人間そっくりなロボット(アンドロイド)開発の第一人者として知られる、大阪大学大学院 基礎工学研究科 システム創成専攻教授で、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)フェローの石黒浩氏に話を聞いた。 ★
記事 金融開発・保守・運用 熱狂の生成AI、金融業で使える「活用例10選」と念頭に置くべき「2つのシナリオ」 2023/06/02 世界中で生成AIの熱狂的なブームが渦巻いており、金融業界でも我先にとOpenAI社の生成AIサービスであるChatGPTを導入する動きが相次いでいます。 本稿では金融業で使うべき「活用例10選」と金融機関が生成AIについて備えるべき「2つの極端なシナリオ」を紹介。生成AIの現在の状況をふまえつつ、未来を展望します。 ★
記事 設計・開発 元アップル日本法人社長が語る“ワクワクする”製造企業、日本に欠ける「創造力」とは 2023/06/02 製造業の復活が日本経済復活のカギを握ると言われて久しい。技術立国と言われた日本は本当に「今は昔」となってしまったのか。否定的な意見も多く聞かれる中、「日本には海外に真似できない素晴らしい面がある」と語るのは、元アップル日本法人社長の前刀 禎明氏だ。製造業は「ものづくり」から「価値づくり」にシフトしていき、そのためには「創造力」が必要という。前刀氏に、日本の製造業に何が足りないのか、「創造力」とは何かについて聞いた。 ★
記事 政府・官公庁・学校教育IT ChatGPTがもたらす「教育」大変革、禁止か積極活用のどちらがよいのか 2023/06/01 ChatGPTの本国である米国では、初等・中等教育においてAIツールを全面的に禁止する流れができている。一方、大学では学生からの反発もあり、全面禁止には踏み込めない状況だ。むしろ、AIツールの活用方法を模索するところが増えているといわれている。また、シンガポールや英国は、初等・中等レベルの教育現場でのAIツール活用に前向きな方針を発表するなど、教育でのAIツールに対する姿勢は多種多様だ。教育現場におけるジェネレーティブAI(生成AI)活用の現状を探った。 ★
記事 モビリティ プリウスvs自転車? 元F1ドライバー片山右京氏に聞く「未来の最強モビリティ」とは 2023/06/01 近年、世界的な脱炭素の流れもあり、自動車の電動化の流れが加速している。今後、さらに電動化が進めば「クルマの個性であったエンジン」はなくなってしまうかもしれない。ドライビング技術だけでなく、マシンの技術力を競い合う側面もあるモータースポーツの人気も陰りが見え始める中、ガソリン車の未来はどうなるのか。F1という世界最高峰のモータースポーツの最前線を走り続けてきた片山右京氏に、激変する自動車業界はどう映っているのか、話を伺った。 ★
記事 株式・債券市場 決算発表で急落「テスラ株」は買いなのか? 不確実性「超高い」テスラが抱えるリスクとは 2023/06/01 イーロン・マスク氏がCEOを務めるテスラは、4月19日取引終了後に第1四半期決算を発表した。翌20日には株価が約10%急落するなどの動きがあったが、専門家は現在のテスラをどう見ているのだろうか。テスラの収益性と株価について、米モーニングスターの見解を紹介する。 ★
記事 生産・製造管理 工場2000拠点を視察して実感、藤本 隆宏教授が「製造業衰退は大間違い」と断言のワケ 2023/06/01 近年、日本のものづくりや製造業の競争力が低下しているという声を耳にすることが多い。こうした声に対し、「現実のデータを見れば、日本の製造業が衰退しているというのは間違っているとわかる」と語るのは、ものづくり研究の第1人者で、元東京大学 ものづくり経営研究センター長、現 早稲田大学大学院 経営管理研究科 ビジネス・ファイナンス研究センター研究員・研究院教授の藤本 隆宏氏だ。むしろ一方的衰退ではなく、近年は日本の製造業が戦いやすい環境になっており、条件と努力によっては勝てる状況になっているという。なぜそう言えるのか。藤本氏に製造業の現状や展望について話を聞いた。 ★
記事 その他 Seizo Trend 創刊記念インタビュー 2023/06/01 日本の製造業が置かれる競争環境は厳しさを増す中、今後、どのような取り組みがあれば日本のものづくりはさらなる飛躍を遂げることができるでしょうか。生産性向上の必要性が語られる中で、デジタル化以前の課題を多く抱える日本企業は、何から取り組めば良いのでしょうか。新メディア「Seizo Trend」の創刊を記念し、モノづくりにゆかりのある有識者にインタビュー取材を実施しました。 ★
記事 政策・金利 なぜ金融機関は「広域インフラ整備」に注力すべき? 複数自治体への支援が効果的なワケ 2023/05/31 自治体ごとに取り巻く課題が異なる地域部を営業基盤とする地域金融機関に対しては、地元自治体や顧客からの地域活性化支援への期待が益々高まっている。少子高齢化を念頭に、これまで自治体ごとに整備してきたインフラを、複数自治体連携による広域で整備に切り替えることで、自治体間での重複投資が排除されるだけでなく、投資コストの按分化を通じて各自治体の運用コスト低減も可能となる。そこで本稿では、域内事情に精通した地域金融機関だからこそ可能となる地域貢献のあるべき姿を取り上げてみたい。 ★
記事 デジタルツイン デジタルツイン市場、自動車とあの業界が先行で急拡大、最新事例やテクノロジーまとめ 2023/05/31 数年前から注目されていたデジタルツインの取り組みだが、ここにきて本格的な拡大・普及期に突入してきた。日用品大手のユニリーバの取り組みが取り上げられたのは2019年頃、直近では仏自動車大手ルノーは2022年に生産ラインをすべてつなげて「リアルタイム・デジタルツイン」を構築した。同市場規模は自動車産業などを中心に普及し、2027年には735億ドル(約10.3兆円)に達すると見込まれている。 ★
記事 流通・小売業IT 楽天やドコモらの「共通ポイント」、加盟企業にこれから起きる「最悪な末路」とは 2023/05/31 楽天ポイントやTポイントなどが代表例に挙げられる共通ポイントプログラム。売上アップを期待して、こうしたプログラムに加盟している企業も多いのではないだろうか。しかしある調査によると、加盟企業同士の相乗効果ではなく、ある2つの事象が起きることが明らかとなっている。これを防ぐためには、横断的に加盟企業で消費してもらうクロス購買の促進が必要となるが、日本の多くのプログラムではそれができていない。このままでは、最悪な末路を招いてしまいかねない。本稿では共通ポイントの効果を紹介しつつ、クロス購買を促進する具体策について解説する。 ★
記事 医療IT 味の素「核酸医薬」事業の大逆転劇、責任者の「ポジティブ思考」の源泉とは? 2023/05/30 近年「第3の医薬品」として注目を浴びている「核酸医薬」。新型コロナ禍で一躍話題となった「mRNAワクチン」も核酸医薬の1つだ。そんな核酸医薬に用いるオリゴ核酸の受託製造事業を、日本を代表する食品メーカーである味の素が行っているのをご存じだろうか。事業の立ち上げに携わった同社 執行理事 アミノサイエンス事業本部 バイオファーマサービス部長の大竹 康之氏に、立ち上げの苦労などを聞いた。 ★
記事 海外動向 金融機関に必要な「気候変動リスク分析」、自己資本・流動性を評価する方法は? 2023/05/30 企業において非財務情報の活用などにより、ESG(環境・社会・ガバナンス)要素の達成を志向する、ESG投資やサステナブルファイナンスが広がっています。同時に金融機関でも気候変動が財務パフォーマンスや財務実績に与える影響、脱炭素への移行計画に関する具体的な説明を提示する必要が出てきました。ここでは金融機関の「気候変動リスク分析」により、金融機関の自己資本・流動性を評価する方法について解説します。 ★
記事 ビッグデータ データドリブンな意思決定は「本当に正しい」のか? ガートナーが語る4つの手法と意義 2023/05/30 ビジネス環境がますます変化する中で、データドリブンによる意思決定の動きがさらに加速している。当たり前のことだが、よく考えると生じる疑問の1つが、データドリブンにより「どれだけ判断精度を向上できるのか?」ということだろう。ガートナー バイス プレジデント,アナリストのガレス・ハーシェル氏が、意思決定における「合理的」「原理的」「協働的」「直感的」の4つ手法を解説するとともに、あるべき推進法を提言する。 ★
記事 医療IT 医療参入のアマゾンが「デジタル→対面」に大転換、超劣勢でも欲しがる“うまみ”とは 2023/05/29 医療サービスを提供するOne Medicalを2022年に買収するなど、アマゾンが近年、対面医療の強化に注力している。一方、対面医療は、ドラッグストアや小売大手、100円ショップなど、多分野からの参入も目立つ領域だ。中でも、ドラッグストア最大手は、低価格医療をドラッグストア店舗で提供する「ミニ診療所」の開設を加速させており、業界の中では抜きん出た存在だ。競争が激化する医療業界において、アマゾンに勝ち目はあるのか。 ★
記事 金融開発・保守・運用 実はG7の重要トピック「暗号資産と北朝鮮」「CBDC」、“踏み込んだ”内容になったワケ 2023/05/29 G7財務大臣・中央銀行総裁会議の財務トラックの重要トピックは、金融システム安定化とインフレ抑制、ロシア・中国への対抗でした。議論を受けて5月13日に取りまとまとめた共同声明では、日本の支援を受けて国際通貨基金(IMF)が作成中の「CBDCハンドブック」の作業加速、暗号資産のマネー・ロンダリングおよびテロ資金供与対策(AML/CFT)強化に関する記載が盛り込まれました。それぞれどのような狙いがあるのか、現地取材を踏まえて解説します。 ★
記事 O2O・オムニチャネル 「新宿東口の猫」の広告効果も計れる? 広がる「裸眼3D広告」が変えた、屋外広告の常識 2023/05/26 2021年、新宿に現れた巨大なネコで日本でも広く知られるようになった裸眼3Dディスプレイ。裸眼でも映像が飛び出して見える屋外広告は多くの人の目を引いた。現時点の日本では設置場所がまだ限られているが、中国では政策の後押しもあり、すでに140カ所以上で活用されている。中国ではテレビやラジオ、紙媒体の広告市場が縮小する中、この3D広告がけん引し、屋外広告はオフライン広告で唯一成長、2021年で約1.4兆円まで市場が拡大している。従来の屋外広告の最大の難点であった効果測定を可能にしつつあるなど、演出の派手さだけじゃない、裸眼3D屋外広告の本当の効果と活用実態とは。 ★
記事 収入/給与 「退職金大増税」時代の到来か、制度概要と待ち受ける過酷シナリオ 2023/05/26 政府は賃上げや成長分野への労働移動などを目指した労働市場改革を検討しているが、その中に、退職金の課税優遇見直しが含まれている。勤続21年以上の課税優遇にメスが入るのか、6月の指針発表に注目が集まる。退職後のシニアワーカーの実態に詳しい筆者が、制度概要や予測される影響について解説する。 ★
記事 物流管理・在庫管理・SCM アップルやテスラに見る、崩壊寸前のサプライチェーンで見つめなおすべき「意思決定」 2023/05/26 近年、「パーパス経営」という言葉をよく耳にするようになり、みなさんの会社でもパーパスを掲げるようになったのではないでしょうか。会社全体のこととして認識されていますが、専門職や専門チームなど小さな組織においても有効です。中でも急速なグローバル化や深刻化する物流問題などで変革期にあるサプライチェーンでは、何かの意思決定をする際にパーパスが大きな役割を発揮します。本稿では、アップルやテスラを例に出しつつ、サプライチェーン領域におけるパーパスと意思決定について解説します。 ★
記事 AI・人工知能・機械学習 AutoGPTとは何か? ChatGPTを「さらに自動化」するツールの基本と具体的な使用方法 2023/05/26 メール作成、翻訳など、ChatGPTとそのAPIを使うことでさまざまなタスクを自動化することが可能となった。一方、ChatGPTのさらなる自動化を目指すツールが登場し、注目されている。その代表格ともいえるのが「AutoGPT」だ。ユーザーは目標を入力するのみ。AutoGPTはChatGPTと連動し、その目標を達成するための行動を自ら考え、それらを実行していく。AutoGPTとはどのようなツールなのか、またそのインストール方法や使用方法を解説したい。 ★
記事 OS WindowsにチャットAIを融合「Windows Copilot」発表、“PDFの要約”も一瞬 2023/05/25 マイクロソフトは日本時間5月24日未明から開催する開発者向けイベント「Microsoft Build 2023」で、Windows 11にAIチャット機能を組み込んだ「Windows Copilot for Windows 11」(以下、Windows Copilot)を発表しました。6月にプレビュー版が提供される予定です。 ★
記事 株式・債券市場 日経平均3万円突破も要注意? 見かけだけの「株価上昇」に踊らされるとヤバい理由 2023/05/25 日経平均が3万円を突破するなど、日本の株価が急上昇している。コロナ危機からの景気回復期待や円安が理由とされるが、一方で実態を伴わない株価上昇と懸念する声もある。株価の上昇は継続するのだろうか。 ★
記事 新規事業 【独自】マッキンゼーに聞く「DXの成功レシピ」とは? 日本企業が取り組むべき4つの重点領域 2023/05/25 マッキンゼー・アンド・カンパニーが発表したレポート「日本企業の再成長に向けたDXの提言」では、日本企業が取り組んでいるDXの現在位置と課題について、日米の違いも交えて詳細に報告されている。このまま日本企業がDXを進めると、その行き着く先には何が待っているのか。マッキンゼー・アンド・カンパニー パートナー/マッキンゼー デジタル日本統括リーダーの一人、 黒川 通彦 氏が、レポートのデータを使いながらわかりやすく解説した。 ★
記事 その他 幻に終わったLINEバンク、みずほの「悪しき体質」との知られざる関係とは 2023/05/25 LINEとみずほフィナンシャルグループ(以下みずほ)が、共同で開業を目指していた新銀行「LINEバンク」が中止となりました。2018年の計画発表から4年超の歳月の中で、コロナ禍という未曽有の環境変化もあり、ネット銀行やスマホ決済を巡る競争環境も激変した矢先の出来事です。LINEバンクは、流れに乗り切れぬまま今回の中止発表に至った感が強く、この半端な終わり方には両社の絶対的な力不足を感じざるを得ません。今回は、計画頓挫がみずほ、LINE双方に及ぼす影響を探ります。 ★
記事 環境対応・カーボンニュートラル 「2023年版中小企業白書」の要点まとめ、製造業は増加傾向も…残念すぎる「IT投資」の実態 2023/05/25 中小企業庁は2023年4月、中小企業の動向などについて取りまとめた「2023年版 中小企業白書」を公開しました。中小企業白書とは中小企業基本法に基づく年次報告書です。今年の白書では、新型コロナの影響が薄れる中、マクロ経済環境が激変する時代を乗り越えるために中小企業にも成長に向けた価値創出やデジタル化といった対応が急務であることが述べられています。本記事では、700ページ超におよぶ「2023年版 中小企業白書」の中から、注目すべきポイントを紹介します。 ★
記事 人材育成・人材獲得 【リーダー診断】あなたはどのタイプ? 6タイプ別に解説、あなたの成長に必要なもの 2023/05/25 何事も改善するためには分析が必要です。あなたがリーダーとして飛躍するためには、まずは自分がどのようなリーダーであるかを知る必要があります。ここでは、これまで全国3000社以上の組織コンサルティングを手掛けてきた識学の知見をもとに「リーダー診断」を作成しました。まずは「Yes/No」形式の診断にトライしてみてください。診断結果から、あなたのリーダーとしての成長に必要なものが見えてくるはずです。 ★
記事 AI・人工知能・機械学習 「超高収入」なあの職業が奪われる?生成AIブームで“消える職業と残る職業” 2023/05/24 ChatGPTの登場を皮切りに、さまざまなジェネレーティブAI(生成AI)が登場している。これに伴い雇用への影響を懸念する声も日に日に高まっているが、現在はこの問題に関して専門家の間でも断定的な意見は出されていない。生成AIが人間の雇用を奪うのか、それとも補完する存在となるのか。最新の調査レポートをもとに、現状と今後の展望を探ってみたい。 ★