記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ ジャニーズ性虐待問題、なぜ「見て見ぬふり」されたのか、凶悪犯罪の隠れ蓑だったもの 2023/09/22 芸能界を揺るがす「ジャニーズ性虐待問題」、メディアやイベントでのタレント起用の見合わせやスポンサー離れなど多方面に影響が広がっている。今でこそ問題として取り上げられているが、未成年男児への虐待はメディアでは報じられない傾向があり、その実態が明るみに出てこないことも少なくないという。今後の報道機関はどうあるべきなのであろうか。
記事 医療IT キャッシュレス社会に“取り残された”医療機関、他業界より圧倒的に普及率が低いワケ 2023/09/13 最近、キャッシュレス決済を導入する医療機関も増えていますが、いまだに少ないのが現状です。飲食店やスーパー、コンビニなどでは当たり前にキャッシュレス決済が導入されていますが、医療機関は対応していません。この現状に対して「なぜ?」と不思議に感じたことはないでしょうか。今回は医療機関が他業界よりキャッシュレス対応が遅れている理由について、医療DXのコンサルティング事業を手がけるMICTコンサルティング 代表取締役 大西大輔氏が解説してくれました。
記事 流通・小売業IT 西武百貨店の崩壊は「豊かな日本の終焉」? ショッピングすらできない貧困国の悲惨な未来 2023/09/11 百貨店としては61年ぶりとなるストライキが行われる中、そごう・西武の投資ファンドへの売却が決まった。西武百貨店はかつてセゾングループの中核となっていた企業であり、戦後日本の消費社会に大きな影響を与えてきた。今回の売却劇は、戦後の日本社会が、いよいよ大きな転換点に差し掛かっていることを示している。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 地方局の行末を決めるのは「この要素」、再編・統廃合が困難なワケ 2023/09/05 地域メディアとしての存在意義が問われているローカル局(地方局)。テレビ業界全体として広告収入が落ち込む中、前回・前々回の記事ではローカル局制作の番組がTVerではなかなか見られないこと、放送外収入確保の難しさなどが浮き彫りになった。一方で、ローカル局にしかできない報道や地域で確立された信頼性、ブランディングは大きな強みでもある。全3回の最終回である今回は、ローカル局に求められている役割や統廃合の現実感について、関係者へのヒアリングをもとに考える。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 収益力は『ONE PIECE』以上?今でも『ドラゴンボール』に集英社が熱を入れる納得の理由 2023/09/04 バンダイナムコHDのIP別売上(3月期決算)によると、昨年公開された映画『ONE PIECE FILM RED』の大ヒットを背景に『ONE PIECE』は関連消費を伸ばし、2023年度売上は863億円という数字となった。しかし、それすら凌駕し1,445億円の売上を叩き出しているのが『DRAGON BALL(ドラゴンボール)』である。『週間少年ジャンプ』の連載終了から約28年が経過するドラゴンボールは、なぜ今なお強いのか。その秘密は、関連消費を支える“ファンの属性”も関係しているようだ。ドラゴンボールの売上をひも解きながら、その凄さを解説したい。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ ローカル局は「自分たちの魅力」をわかっていない? 超具体的な生き残り策とは 2023/08/31 ローカル局(地方局)が苦境に立たされている。TVerによってキー局制作番組が全国で見られるようになった中、地域メディアとしての存在意義はどこにあるのか。テレビ業界全体として広告収入が低迷する中、打開策はあるのか。関係者へのヒアリングをもとに現状をリポートする。ローカル局ならでは強みの話や知られざる魅力とは何か?
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 地方局は「オワコン」か? “TVerにない価値”を作るための課題整理 2023/08/25 ローカル局(地方局)が苦境に立たされている。テレビ業界全体としての広告収入落ち込みに加え、「地域メディアとしての存在意義」が問われているからだ。彼らの間でいま何が課題になっているのか。生き残るためにどのような策を講じているのか。実名・匿名を混じえた関係者ヒアリングから明らかにしたい。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス ビジネスジェットの普及が日本で進まないワケ、世界と差がついた日本の飛躍握るカギ 2023/08/23 コロナ禍において、ビジネスジェットの需要が急増した。日本のビジネスジェットの普及率は低く、世界に大差をつけられている。普及のための規制緩和が進むも、課題は残る。ビジネスジェットがさらなる飛躍を遂げるためにどのようなことが必要だろうか。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ チェンソーマン・エルピス・オールナイトニッポン…なぜヒット?制作で最重視すること 2023/08/21 近年の技術進化によって誰もが手軽にクリエイターとして活動できる環境が整い、個人のコンテンツを広く発信・販売するクリエイターエコノミーが躍進している。無数のコンテンツがあふれる中、人々の心を揺さぶる作品やイベントを生み出し続けるクリエイターたちは、いったいどのような視点を持っているのだろうか。ドラマプロデューサーの佐野亜裕美氏、漫画編集者の林士平氏、ニッポン放送 プロデューサー/ディレクターの石井玄氏が、ヒットコンテンツの作り方とメディアの未来について語り合った。
記事 流通・小売業IT 日本は和食文化すら失う? 外食産業の“ある大問題”で「ミシュラン評価」が下がる理由 2023/08/15 ユネスコ無形文化遺産にも登録されている日本の「和食」文化。コロナ禍を過ぎ、訪日外国人旅行者が急増する中で、「和食」を目当てに日本を訪れる旅行者も少なくない。実際に、日本の食文化に対する評価は高く、グルメ誌「ミシュラン・ガイド」でも最も星の多い都市トップ5に日本の都市が3つランクインするなど、日本はグルメ大国として君臨してきた。しかし、そんな世界に誇る食文化が今、崩壊の危機を迎えようとしている。それは、外食産業を支えてきた卸売業が抱える”ある問題”が深く関係している。
記事 政府・官公庁・学校教育IT 令和5年版情報通信白書とは? 総務省が最新版で推す「データの価値と使い方」 2023/08/14 総務省は2023年7月4日、「新時代に求められる強靱・健全なデータ流通社会の実現に向けて」を特集テーマとした令和5年「情報通信に関する現状報告」(令和5年版情報通信白書)を公表した。本白書では、日本の通信インフラの進化に伴うデータの流通の進歩を整理し、データの流通と利用の現状と課題、動向などを分析している。さらに、データを活用したさまざまなサービスの恩恵をすべての人が享受できるデータ流通社会の実現に向けた取り組みを展望している。本記事では、新時代に求められる強靱・健全なデータ流通社会を中心に、本白書の全体像とデータ流通社会の実現に向けた取り組みやICT政策の動向などのポイントを解説する。
記事 流通・小売業IT 苦戦する「無印良品」と何が違う? ダイソー・3COINSが生活雑貨で絶好調の理由 2023/08/08 生活雑貨業界は戦国時代に突入している。ここ数年、業界トップを走る無印良品(良品計画)を脅かす存在として、インテリア雑貨のニトリ、低価格帯のダイソー、セリア、3COINSが同じ生活雑貨の市場で台頭してきている。特に、無印良品にとって脅威になりそうなのが、ダイソーを運営する大創産業、3COINSを運営するパルだ。勝敗は何で決まるのか。今、生活雑貨業界で起きつつある変化を解説する。
記事 建設・不動産 ほんとうの不況はこれから? アフターコロナの不動産市場を待つ「バブル崩壊」 2023/08/04 私たちの生活に大きな影響を与えてきたコロナ禍。感染拡大から約3年を経てようやく「アフターコロナ」が見えてきた現在だが、コロナの爪痕が残る不動産市場は、決して明るい未来が待ち受けているとは言えない。 アフターコロナを迎えつつある日本で、不動産の未来はどうなるのかを解説する。
記事 運輸業・郵便業 【2023年版】ボーイングVSエアバス受注競争、貢献した印インディゴCEOが語る 2023/08/01 毎年の航空ショーで、世界の2大民間航空機メーカーのエアバス対ボーイングは激しい受注競争を繰り広げる。コロナ前はショーの会期後に合計受注数を披露したものだが、コロナ禍で疲弊した航空会社は持続可能な経営にかじを切ることとなり、メーカーもことさら数を追い求めることはしなくなった。その方針を評価しつつ、本稿では2大メーカーの動きとともに、今年過去最大級の発注をしたインドの航空会社「インディゴ」を追った。
記事 流通・小売業IT コンプラ「ガン無視」のビッグモーター不祥事、その陰で見過ごせない「3つ」の大問題 2023/07/29 中古車販売大手のビッグモーターによる保険金水増し請求が発覚して、大問題化しています。コンプライアンス遵守のカケラもないこの件について、同社の兼重宏行社長が25日に会見し引責辞任を表明しましたが、騒動はまだまだ収まりそうな気配はありません。同社のコンプライアンス面不全、ガバナンス不全が全面的に問題視されている本不祥事ですが、同社がそこに至った陰には発覚に至るまでの報道の少なさや損保業界との馴れ合い的な関係など、決して見過ごせない別の大問題も潜んでいるのです。それらの視点から、騒動の根深さを解説します。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ いよいよマイナス成長に陥ったYouTube、どう「テコ入れ」をしていくのか? 2023/07/26 世界各地で人気を博する動画プラットフォームYouTubeだが、広告収益の成長鈍化が顕著となっている。2023年第1四半期には、アナリスト予想を若干上回る結果となったものの、66億9,300万ドルと前年同期比で2.6%減を記録。前年同期の比較では、3四半期連続でのマイナス成長となった。これを受けて最近、YouTubeではAI活用など収益改善に向けた取り組みが急ピッチで進められている。
記事 政府・官公庁・学校教育IT GX(グリーントランスフォーメーション)とは何か? 「GXリーグ」「排出量取引」の正体 2023/07/25 日本政府は2020年10月、「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」という、カーボンニュートラルを目指すことを宣言した。この達成目標を成長の機会ととらえ、産業競争力を高めていくことも狙いの1つである。そうした中、経済産業省は2022年2月1日、経済社会システム全体の変革(GX:グリーントランスフォーメーション)を牽引する「GXリーグ基本構想」を公表した。2022年7月には「GX実行会議」を設置し、12月に「GX基本方針」をとりまとめ、2023年2月には「GX基本方針」と「GX推進法案」を閣議決定し、2023年5月12日、法定された。そして、2023年度からから本格な活動を開始する計画だ。GXとは何か、GXリーグ基本構想ではどのような取り組みが実施されるのかを解説する。
記事 運輸業・郵便業 日本の「空飛ぶクルマ」が世界的に評価される理由、スカイドライブCEOに聞く展望 2023/07/25 2025年大阪・関西万博の開催を機に運用される、空飛ぶクルマと称する移動体の開発が急ピッチで進む。日本ではどのような企業が運用予定なのだろうか。また、世界的に評価される理由はどこにあるのだろうか。日本で唯一空飛ぶクルマの開発製造を行う「スカイドライブ」CEOへの取材・世界のライバル企業の動きを交えながら、パリ航空ショー会場で考察する。
記事 農業・漁業・林業 ポケモンや遊戯王など“異常な熱狂ぶり”のトレカ市場、自治体も続々制作の納得理由 2023/07/19 ポケットモンスターや遊戯王をはじめ、トレーディングカードゲーム(TCG)市場が急成長している。4月14日の「ポケモンカードゲーム」新カードパックの発売日には、前日の夜中から大行列ができ、その熱狂ぶりがニュースでも取り上げられた。その一方で近年は、理解促進や地域活性化などの目的で産業界や地方自治体が個性的なカードを制作し、各地で配布するようになってきている。なぜ産業界や地方自治体はトレーディングカード(トレカ)に着目したのか。多彩な側面を持つトレカを解説する。
記事 運輸業・郵便業 米・ブーム(BOOM)の「超音速旅客機」の野望、マッハ1.7で飛ぶ 航空業界に新たな風 2023/07/19 2003年、チャーター便での事故をきっかけにその役目を終えた「超音速旅客機」。ここにきて米国の主導で改めて実現しようという動きが進んでいる。そのプロジェクトをけん引するのが、BOOM TECHNOLOGY(以下、呼称のブーム・スーパーソニック)。同社には、どのような計画と成功方程式があるのだろうか。
記事 運輸業・郵便業 日本がとん挫した「航空機製造」で中国が存在感、ボーイング・エアバスの対抗馬になりうるか? 2023/07/14 日本ではリージョナルジェットMSJ事業がとん挫する中、中国の航空機産業は完成機事業を成功させている。中国商用飛機(COMAC)がリージョナルジェットとなるARJ21に続き、ボーイング737、エアバスA320と競合するナローボディ機(単通路機)C919の定期商用飛行を開始したのだ。この先、世界の航空機メーカーの中で中国の存在感は高まるのだろうか。
記事 運輸業・郵便業 2023年世界航空会社ランキング 世界3位・部門3冠のANA 強さの理由 2023/07/10 パリ航空ショー会場、ル・ブルジェ空港内の航空宇宙博物館にて、英国の航空サービス調査機関SKYTRAXが主催する「ワールドエアラインアワード」の発表と表彰式が開催された。世界のエアラインが栄誉とする発表の舞台。ANAやJALが上位入賞を果たしたが、何が評価されたのだろうか。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス 1兆ドル市場へ「全力投球」の米国宇宙開発、どんなスタートアップに投資しているのか 2023/07/07 多数の市場予測が発表されている宇宙産業だが、2040年までに収益ベースで年間1兆ドル(約144兆円)規模に達するというのが大方の予想となっている。これに伴い、各国では民間・政府による宇宙スタートアップ支援が活発化している。宇宙開発大国である米国では、どのような支援やスタートアップが登場しているのか、その最新動向を探ってみたい。
記事 運輸業・郵便業 【独自】三菱重工 MHIRJ 山本CEOを直撃、再起なるか?「未来の航空事業像」 2023/07/04 コロナ禍前となる2018年、筆者の目の前でMRJ(三菱リージョナルジェット、その後三菱スペースジェットに改名)はファーンボロの空を華麗に飛行した。あれから5年、三菱重工を取り巻く環境は大きく変わった。順調に進めばローンチカスタマーのANAに引き渡されているはずだった機体は、試験飛行を行うアメリカで解体されてしまった。この先、三菱重工が手掛ける航空機事業の再起はあるのだろうか。パリ航空ショー会場で、三菱重工グループのMHI RJ AVIATION ULC.(以下MHIRJ)の 山本 博章CEOに直接話を聞いた。
記事 流通・小売業IT 進撃のアマゾン“破壊のDNA”復活か? 噂の「超格安 携帯」「生鮮500店買収案」の真相 2023/07/03 収益環境の悪化から、1万8000人の大規模レイオフを断行するなど、思い切った経費の削減と不採算事業の縮小を続けてきたアマゾン。ところが、ここに来て「業界ディスラプター」としてのDNA復活を思わせる計画が浮上している。それが(1)大手スーパー同士の合併で手放される500店ほどの実店舗を買収し、悲願の生鮮食品事業の一挙拡大を図る可能性と、(2)米プライム会員向けの無料ないしは格安の携帯電話サービスだ。これらの計画はアマゾンの戦略にフィットするのだろうか。
記事 製造業IT 「2023年版 ものづくり白書」要点まとめ、製造業を脅かす“事業リスク”を10分完全網羅 2023/06/27 (株)エスアンドエフ ターンキープロジェクツ 垣内鎮夫 日本の製造業は効率の悪い従来の生産方式を変えようとせず、初期投資額の高低にのみを投資基準と考え、Total Costと一人当たり生産性の比較を投資基準としていない。その結果効率が格段と高い新しい生産プロセスへの転換をせず伝統的なプロセスから抜けられない。
記事 運輸業・郵便業 【パリ航空ショー現地レポ】空飛ぶクルマ、脱酸素、エアバス最新機…注目動向と独自取材 2023/06/23 2023年6月19日に開幕した世界最大規模の航空見本市、パリ航空ショー。筆者は開会前日に入り、準備段階から取材を開始した。ショーでは「脱炭素」が重視され、開発競争激化する空飛ぶクルマやエアバスの新機材など、さまざまな最新技術を見ることができた。現地よりレポートをお届けする。
記事 運輸業・郵便業 旅行需要“爆増”の航空業界、国際線が前年比3倍でも「まだ安心できない」納得理由 2023/06/23 コロナ禍から回復して旺盛な旅行需要が戻りつつある航空業界。その半面、出張といったビジネス利用による売上は、コロナ前に比べて25%ほど落ち込んだままだ。実は航空会社にとってビジネス客は、「利益の70%を生み出す貴重な存在」であることから、この落ち込みは大きな痛手となっている。ビジネス客による需要が戻るかどうかが、今後の航空業界を左右しそうだ。
記事 製造業IT アリババ「事業6分割」に見る中国テック企業の限界、中国共産党の影響力とは…? 2023/06/22 中国のネット通販最大手のアリババ集団(アリババ・グループ)が、6社分割を決定し、大規模なリストラを進めている。米国ではGAFA(米グーグル、米アップル、米フェイスブック〈メタ〉、米アマゾン・ドット・コム)と呼ばれる巨大プラットフォーム企業が相次いでリストラを余儀なくされており、同じ流れにも見えるが、中国の場合、別の要因が加わっている。それは中国共産党とのギリギリの駆け引きである。
記事 運輸業・郵便業 【パリ航空ショー】スペースジェット撤退 三菱重工、川重、IHI…注目の航空大手の動きは? 2023/06/16 2019年以来、およそ4年ぶりとなる「パリ・エアショー2023」がフランスで開催される。世界最大規模の航空ショーで日本はどのような出展を行うのだろうか。また、注目されるスペースジェット計画中止後の「三菱重工」、や大手「川崎重工」、「SUBARU」、「IHI」の動きとは?