記事 新規事業開発 関西私鉄の雄、阪急電鉄が「本気で」ベンチャー支援のワケ 2015/06/10 「私鉄王国」関西を代表する電鉄会社で、タカラヅカを擁して「高級ブランド」ともみられているのが阪急だ。その阪急電鉄が意外にも最近、関西発のベンチャービジネスの育成にかなり意欲的な姿勢をみせている。鉄道や不動産のような本体の事業への見返りはあまり望めそうにない起業家支援、ベンチャーの育成に、なぜ本気になって取り組むのか?
記事 経営戦略 女性の感性が生み出す“和”のヒット商品:女性が活躍するITビジネスのすすめ 2015/05/28 五月晴れの中、新緑を楽しみたいこの季節。屋内でも新緑が楽しめると評判の「彩り障子(いろどりしょうじ)」の製造販売を手掛ける種村建具木工所(大阪市平野区)は半世紀にわたり、木製建具や造作家具の製造を行ってきた。昨年、マンションや洋間でも気軽に床の間が楽しめる「imadoco(イマドコ)」を発売したところ、国内最大級の家具・インテリアのポータルサイトTABROOM(タブルーム)に紹介され、問い合わせが相次いでいる。次々とヒット商品を生み出す秘訣について、新規事業担当役員である種村貞子さんに聞いてみた。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 エイチ・アイ・エス澤田氏とニトリ社長が断言「アジアの成長なくして日本の成長なし」 2015/05/26 アジア12の国や地域から、企業経営者や起業家が集う「アジア経営者ビジネスサミット2015」(主催/アジア経営者連合会)が3月17日、東京都内で開催された。同サミットは、日本とアジアの中堅小規模・ベンチャー企業の経営者が、新たなビジネスチャンスとアジア人脈を構築することを目的としている。2回目となる今回は、約2,000人が参加した。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 子供と妊婦に安全・安心な米を届ける ホワイトフードの新たな食の挑戦 2015/05/18 近年、国民の間で食の安全に関する意識が高まっている。そのような状況で、子供と妊婦の安全を考えた「ホワイトライス」などの食品を提供しているベンチャーがある。北海道に拠点を構え、自前の検出器で道内の米や野菜、牛乳などを検査して提供するホワイトフードという企業だ。IT業界から転身し、同社を設立した森 啓太郎氏に、会社設立のきっかけから、同社のポリシー、食の安全・安心を取り巻く問題などについて話をうかがった。
記事 新規事業開発 任天堂、黒字転換でも復活には不十分 それでも今後に期待できる「4つの好材料」 2015/05/16 任天堂の2015年3月期決算は4期ぶりの営業黒字で最終利益も黒字に転換した。しかし、業績の中身をみると「復活」と呼ぶにはまだまだ不十分だった。今期は提携先のDeNAとの共同開発でスマホゲームに参入し、それを起爆剤に既存のハード・ソフトの販売をテコ入れしようと目論んでいる。DeNAとの提携発表時、岩田社長は「スマホ市場参入が遅いか、それとも適切な時期だったかは数年後に振り返ってからわかること」と強気の姿勢を見せたが、ハード・ソフト一体型のビジネスの成否は今後にかかっている。
記事 新規事業開発 ファッション・コスメサイト「ipsy」や「Polyvore」は、なぜ女性のニーズを満たせるのか 2015/05/12 生活用品や雑貨、食品といった消費財の購入決定権を握っているのは女性であり、多くの企業は「女性のニーズ」を捉えようと努力している。しかし「女性にビジネスの意思決定を任せる」ことに積極的な企業は少ない。そうしたなかで「女性の、女性による、女性ユーザーのためのファッション・コミュニティサイト」を運営し、大成功を収めている女性たちがいる。Polyvoreの共同創業者兼CEOであるジェス・リー氏と、ipsyの共同創設者であるミシェル・ファン氏だ。女性が市場に与えるインパクトについて、彼女たちはどのように考えているのだろうか。
記事 製造業界 絶好調「スバル大変身」の原点は、トヨタからの“愛のムチ”だった 2015/05/12 「スバル」の富士重工業の2015年3月期決算は、前期に比べ勢いは落ち着いたものの2ケタの増収増益だった。国内販売台数は10.4%減の16.3万台でも海外販売台数は16.2%増の74.8万台で、「北米、SUV」への選択と集中が効いて最高益を更新。今期も勢いが続き、増収増益を見込む。売上高営業利益率は、トヨタの10.1%を大きく上回る14.7%で業界のトップを走るまでになった。
記事 製造業界 日本電産、売上1兆円突破の原動力は“社運をかけて”取り組んだ新事業 2015/05/01 電子部品メーカー、日本電産の2015年3月期決算は大幅な増収増益で、売上高は初めて1兆円を突破した。日本電産といえば、ハードディスクドライブ(HDD)など電子機器に使われる精密小型モーターで世界のトップシェアを占め、グローバルな電子機器産業の生産の浮沈にその業績が影響されてきた。アジアのHDD生産拠点のタイが大洪水の被害を受けた2013年3月期は、最終当期純利益が前期の約5分の1の79億円まで落ち込んだ。しかし、翌2014年3月期は562億円までV字回復し過去最高益を更新。今年4月23日に発表された2015年3月期決算ではさらに762億円まで上積みし、2期連続過去最高益となった。その原動力は何だったのか。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 マネタイズで先行するiOS、急伸するAndroid――東南アジアのモバイルゲーム市場 2015/04/28 App Annie(以下、アップアニー)が行った東南アジアのモバイルゲーム市場調査では、インドネシア・タイ・フィリピン・マレーシア・ベトナムの5カ国が特に著しい成長を遂げていることがわかった。経済発展が遅れている国もあり、市場環境は国ごとに変化するが、5カ国では低価格帯であるAndroidのOEMが好まれる傾向が強く、iOSをリードしているが、収益面では未だiOS App Storeには及ばない。しかしGoogle Playの収益も2013年から2014年にかけて急伸しており、東南アジアのモバイルゲーム市場には大きな影響を与えている。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 東南アジアのゲーム市場に注目 特殊な市場環境下でマネタイズモデルを確立できるか? 2015/04/22 世界規模でスマートフォンアプリの市場分析を手がけるApp Annie(以下、アップアニー)は、東南アジア11カ国、中でも新興国の5カ国(インドネシア・タイ・フィリピン・マレーシア・ベトナム)を中心にスマートフォン向けゲームアプリの市場調査を行った。この調査によると、2014年12月には東南アジア5カ国合計で、韓国のモバイルゲーム市場の3倍ものダウンロード数を記録。一方で収益は韓国の25%と初期段階を表し、今後の成長が期待できる結果となった。
記事 経営戦略 ユーグレナ、コイニー、クラウドワークスに学ぶ 社会を変えるイノベーションの作り方 2015/04/21 経済産業省は、起業を志す人々を積極的に応援するための表彰制度「日本ベンチャー大賞」を新設し、2015年1月22日に受賞企業を発表した。新経済サミット2015では、受賞企業の代表者としてユーグレナの出雲 充氏、コイニーの佐俣 奈緒子氏、クラウドワークスの吉田 浩一郎氏が登壇。社会に大きなインパクトを与えるベンチャーが目指す未来について、経済産業省の松永 明氏、サイバーエージェントの藤田 晋氏とともに議論を交わした。
記事 新規事業開発 受験サプリ、日本交通、コクヨらに学ぶ、新ビジネスを創造するモバイルアプリ成功術 2015/04/17 企業はいま「デジタルビジネス」への取り組みが求められている。デジタルビジネスとは「(人、モノ、ビジネスに関わる)デジタルの世界と物理的な世界の境界を曖昧にすることにより、新しいビジネスデザインを創造すること」である。そしてスマートフォン時代には、モバイルアプリを開発することが、デジタルビジネスの準備をすることに他ならない。本稿では、「受験サプリ」を手がけるリクルートマーケティングパートナーズ、「日本交通タクシー配車」を手がける日本交通、「CamiApp S」を手がけるコクヨS&Tらの事例をもとに、成功の秘訣をひもといてみたい。
記事 新規事業開発 ウォンテッドリー仲 暁子氏「LinkedInは高度成長期に合うモデルで、我々とは違う」 2015/04/16 月間60万人が利用する、日本最大級のビジネスSNS「Wantedly」。前編では、会社設立の経緯、企業理念、事業の狙いや特徴などについてご紹介いただいた。引き続き、ウォンテッドリーの仲 暁子氏に、快進撃を続ける同社の社内環境作りや組織論、ビジネス特化型SNSとして先行するLinkedIn(リンクトイン)との違い、ITツールの活用法などについて話をうかがった。
記事 新規事業開発 仲 暁子氏が明かす、なぜFacebookを辞めてウォンテッドリー起業へ踏み出したのか 2015/04/15 月間60万人が使う国内最大級のビジネスSNS「Wantedly」を運営し、優れた人材と企業のマッチングを中心に事業を展開するウォンテッドリーの仲 暁子氏。仲氏は、ゴールドマン・サックス証券、Facebook Japanを経て、2012年にWantedly.comを公式リリースしたというユニークな経歴を持つ。人と人がつながることで、個人の可能性を最大限に広げる新サービスを生み出した注目の人物に、会社設立の経緯から、企業理念、事業の狙い、強みや特徴などについて話をうかがった。
記事 リーダーシップ シリコンバレーで起業家を育成する堀江 愛利氏 「起業家精神は竹のようにあるべき」 2015/04/15 米国は日本と比べて、はるかに女性の社会進出が進んでいる国だ。しかしイノベーションの中心であるシリコンバレーのIT業界は、今でも男性中心であるという。こうしたなかビジネスの世界で『女性』に注目すべき」と訴求する女性がいる。日本出身ながらシリコンバレーに拠点を持ち、女性起業家を育成する「Women’s Startup Lab」の創業者、堀江 愛利氏だ。「起業家としてのアイデンティティは、自らが選択するべき」と語る堀江氏はなぜ、女性起業家の育成に注力するのだろうか。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 早くからモバイルを戦場にしてきた会社が語る「雑色系」である理由 2015/04/15 2000年の創立当初から、ソフトバンクグループとしてモバイル関連ソリューションの開発・販売を一貫して手掛けてきたリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ(以下、リアライズ・モバイル)。同社は、モビリティ・シェアリングとO2O、タクシー配車システム、電子書籍関連など、数多くのユニークなサービスを提供している。今後、需要が見込まれるM2M・IOTのシステム開発に強みを持つ同社の檀上 周介氏に、今後の方向性やIT戦略などについて話をうかがった。
記事 新規事業開発 日本進出の「Houzz」とは何か? CEO アディ・タタルコ氏が語る住宅リフォームの変革 2015/04/13 2015年4月9日、世界最大の住宅リフォームコミュニティサイトが、日本でサービスを開始した。2009年に米国で誕生した「Houzz」である。すでに世界中から2,000万人以上のユーザーと、約70万の住宅リフォーム専門業者が登録している。2015年4月7日に開催された新経済サミット2015では、HouzzのCEO 兼 共同創業者、アディ・タタルコ氏が講演。Houzzのサービスを紹介するとともに、起業の背景などを語った。
記事 Web開発 世界中のエンジニアリソースを共有したい――セカイラボが目指す開発プラットフォーム 2015/04/09 「セカイラボ」は、IT人材が不足する企業と、優秀で単価の安い世界各地のエンジニアチームをマッチングさせ、オフショア開発を進めていくためのプラットフォームだ。安価で優秀な開発リソースを求める企業から、毎月100件以上の問合せを受けているという同社の大熊 一慶氏は、こうしたマッチングサービスが普及すると「5年、10年後には世界のエンジニア単価が平準化される日が来てもおかしくない」と予測する。インタビュー後編では、今後エンジニアに求められるスキルや、マッチングサービスとしてセカイラボが目指す姿について話を聞いた。
記事 BPO・シェアードサービス 新規事業でもオフショア開発は使えるか? セカイラボ 代表取締役 大熊 一慶氏に聞く 2015/04/03 新規サービスのアイディアはあるのに「社内外にエンジニアがいない」あるいは「予算が足りない」という理由で新規事業開発を断念してしまった。そんな経験はないだろうか。「セカイラボ」は、IT人材が不足する企業と、優秀で単価の安い世界各地のエンジニアチームをマッチングさせ、オフショア開発を進めていくためのプラットフォームだ。だが、本当にオフショア開発で新規サービスを実現できるのか。セカイラボ 代表取締役COO 大熊 一慶氏にインタビューを実施し、セカイラボ誕生の経緯からオフショアで新規サービス開発を成功させるためのポイントについて話を聞いた。
記事 新規事業開発 多くの可能性を秘めた情報資産「名刺」を、企業が戦略的に活用するためには 2015/04/02 ビジネスパーソンにとって、名刺管理は頭痛のタネである。ファイリングはどんどんカサを増し、Excelなどでのデータ化は手間がかかる。名刺管理ソフトはいろいろ出ているが、認識率が今一つ。結局、個人レベルで交換した名刺というのは、輪ゴムで束ねて箱に入れるのが関の山ではないか。そうした中、キングソフトが名刺管理のキラーソリューションとして「CAMCARD BUSINESS」を打ち出している。代表取締役社長 翁 永飆氏とビジネスパートナーであるソフトバンクモバイル 新規事業営業本部 本部長 赤堀 洋氏に話を聞いた。
記事 新規事業開発 ピッチイベントから政策提言まで、新経済サミットでイノベーションの現場を体感する 2015/04/01 楽天、サイバーエージェント、GMOインターネットといったベンチャー企業が名を連ねる経済団体「新経済連盟」。同団体が2013年から毎年開催しているグローバルカンファレンスが「新経済サミット」だ。第3回目となる新経済サミット2015は4月7日、8日の2日間で開催され、京都大学iPS細胞研究所の山中 伸弥氏、Dropbox共同設立者兼CEOのドリュー・ヒューストン氏など、幅広い分野のイノベーターが登壇する。さらに、招聘したイノベーターたちを審査員に迎えたスタートアップのピッチイベントという、新たな取り組みも行われる。
記事 M&A・出資・協業・事業承継 「取締役会」「監査役」に「使用人」──会社の機関設計や役職 2015/03/23 「会社」は、法律による様々な規律が張り巡らされた、複雑な、そして極めて人工的な存在だ。この連載では、飲食業やサービス業、ITベンチャーなどの起業者から、同族会社などの経営者まで、いわゆる「大企業」とは少し違う、小さいけど小回りが利く、そんな会社の経営を考えている人や、現に経営を行っている人向けに、「会社」を巡る様々な法律問題を、小説形式で解説する。第10回は、取締役・取締役会…といった会社法上の機関や、「社長」「平社員」といった一般的な役職、それらの構造や関係について解説する。
記事 新規事業開発 老舗のお米屋がなぜギフト業界へ? 八代目儀兵衛 橋本隆志氏に聞くビジネス転換の背景 2015/03/09 お米を風呂敷で包んだ上品なパッケージのギフト商品を開発し、オンラインで販売する八代目儀兵衛。近年では京都、東京に飲食店も出店するなどそのビジネスを広げ続けている。代々続くお米屋さんから、全国に販路を広げるビジネス転換の背景にはどのようなストーリーがあったのか。代表取締役社長を務める橋本 隆志氏に話をうかがった。
記事 Web戦略・EC 「VIVIA.com.gh」共同創始者 大山 知春氏が語る、ガーナでECサイトを立ち上げた理由 2015/03/06 ガーナ初のファッション・ライフスタイルグッズ特化型ECサイト「VIVIA.com.gh」の共同創始者 大山 知春氏。金融のスペシャリストだった彼女が、なぜ、まったくの異業種へ転身し、縁もゆかりもなかったガーナという国でECサイトを立ち上げたのか。大山氏にガーナのビジネス事情や起業に至った経緯について詳しく聞いた。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 地方で働いて感じたデザイナーに求められる役割 「地域特有」を活かしてデザインする 2015/02/26 東京や福岡でグラフィックデザイナーとして活躍した後、夫が農業生活をするため共に種子島へ移住した小野寺 いずみ氏。デザインの「需要」も「概念」も都会とはまったく異なる離島で、どのように仕事をし、地域の人やものなどと関わっていったのか。そして日々の生活や仕事環境はどのようなものなのか。地方に移住してからのワークスタイルの変化や、地方でデザイナーとして働くことの意義について小野寺氏に話を聞いた。
記事 M&A・出資・協業・事業承継 「投資を受ける」ときにお互いが得するためには? 株式・資本金・時価総額の関係 2015/02/24 「会社」は、法律による様々な規律が張り巡らされた、複雑な、そして極めて人工的な存在だ。この連載では、飲食業やサービス業、ITベンチャーなどの起業者から、同族会社などの経営者まで、いわゆる「大企業」とは少し違う、小さいけど小回りが利く、そんな会社の経営を考えている人や、現に経営を行っている人向けに、「会社」を巡る様々な法律問題を、小説形式で解説する『法律がわかる起業物語』。第9回は、投資を受けるとはどういうことなのか、株式や資本金、いわゆる「時価総額」の関係について解説する。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 スタートアップと有名投資家を繋ぐaniwo代表が語る、イスラエルのビジネス事情 2015/02/20 新卒で入った大手教育会社で、WEBマーケティング・新規事業立ち上げという実績を積み上げてきたaniwo Co., Ltd.代表 寺田 彼日氏。その後、子供の頃からの思いを叶えるため、イスラエルでの海外起業を決意し、わずか半年足らずで始動させた。「世界中のユーザーを繋いで、イノベーションを世界にもたらす」という理念を持ち、挑んだイスラエルとは、どんな国なのか。寺田氏の経歴からイスラエルでのビジネス事情まで、フリーランスとしての可能性を聴いた。
記事 営業戦略 営業代行は自社営業マンの代わりになるのか?5つのカテゴリ別にみた成功例・失敗例 2015/02/20 新規顧客の獲得や既存顧客との継続的な関係構築は、企業の成長にとって必要不可欠だ。そこで重要な鍵を握るのが、効果的、効率的な営業活動である。現在ではその営業活動を代行してくれるサービスがいくつか存在しているが、具体的にはどのようなサービス形態が提供されているのだろうか。また、その利用メリットや課題は何なのか。営業代行サービスを提供する企業や、実際に利用した企業が成功例や失敗例などを語るパネルディスカッションが行われた。
記事 新規事業開発 長谷工の事業開発にみる、大企業の新規事業を成功に導く6つのポイント 2015/02/17 マンション建設では、40年以上にわたって業界首位の座に君臨する長谷工コーポレーション。現在、同事業に次ぐ第二の基幹事業を育てるべく、住宅関連サービスの新規事業開発に積極的に取り組んでいる。その一翼を担っているのが長谷工アネシスだ。大企業では新規事業とはいえ、100億単位の市場規模が求められる。そのような新規事業をどう開発していけばよいのか。長谷工アネシス 常務執行役員の松﨑篤氏が同社での取り組みを基に、新規事業開発のツボを明かした。
記事 新規事業開発 ベンチャー起業家はNo.1になるために「ONE PIECE的ムード」を作る(前編) 2015/01/27 仲間を募り、テクノロジーと情熱でその世界でのNo.1を目指す、という行動様式は、ベンチャー企業あるいはスタートアップと呼ばれる界隈の若手起業家たちにとって当たり前になりつつある。彼らのなかには、新規事業を成功させる過程を冒険行為になぞらえ、人気冒険漫画「ONE PIECE」を組織作りの参考にしている者もいる。起業家たちはなぜONE PIECEに共感し、どのような成功へのヒントを得ようとしているのだろうか。