記事 人材管理・育成・HRM 上司と部下の「信頼チキンレース」、終わりは来るのか? 上司と部下の「信頼チキンレース」、終わりは来るのか? 2018/06/27 売り上げ、ノルマ、KPI、目標を掲げ、部下がそれらを達成するよう一挙手一投足を見張るマネジメントはもう時代遅れだ。しかし、上司が部下に裁量を与えてよりよい結果を出すための最適解はまだ見つかっていない。そんな状況で発生するのが、上司が先に部下を信頼すべきか、部下が先に上司を信頼すべきなのかを問う「信頼チキンレース」だ。組織がより良い結果を出すために、上司と部下が進むべき現実的な方向を考える。
記事 見える化・意思決定 世界のトップが思わず絶賛したプレゼン技術、「超一言」とは 世界のトップが思わず絶賛したプレゼン技術、「超一言」とは 2018/06/15 「人は、相手の話の80%は聞いていない」。そう指摘するのは、ソフトバンクアカデミアで孫正義氏にプレゼンし続け、国内CEOコース年間1位に輝いた伊藤羊一氏(Yahoo!アカデミア学長)。「そもそもみんな人の話を聞いていない」ことを大前提に置くという伊藤氏は、どのようにして世界のトップに認められたのか。単なる「論理的な話し方」「プレゼンのコツ」だけにとどまらない、“伝える技術”を教えてくれた。
記事 リーダーシップ 「時代遅れ」と酷評されたカシオ創業者が、イノベーションのためにやったこと 「時代遅れ」と酷評されたカシオ創業者が、イノベーションのためにやったこと 2018/06/11 今ではイノベーションが起きにくいといわれる日本ですが、かつてイノベーションによって世界的大企業へと躍進した日本企業は少なくありません。その一つが世界初の小型純電気計算機「カシオ14-A」や世界初のパーソナル電卓「カシオミニ」など多くの「日本初」「世界初」によってさまざまな分野でイノベーションを起こしたカシオ計算機(以下「カシオ」)です。同社を率いたのは有名な「樫尾四兄弟」の長男・樫尾忠雄氏でした。
記事 AI・生成AI なぜグーグルはフェイスブックの次に「信頼されていない」のか なぜグーグルはフェイスブックの次に「信頼されていない」のか 2018/05/30 アルファベットが2018年5月上旬に開催した年次開発者向けイベントの「Google I/O 2018」において発表されたスローガンは、「とにかくグーグルにおまかせ(Just make Google do it)」だった。同社の人工知能(AI)サービスや商品に、ユーザーの思考や会話や行動を全面的に依存させる戦略だ。グーグルは、ユーザーに信頼してもらうことができるか。米IT大手の「信頼」に関する世論調査や論評をもとに探る。
記事 リーダーシップ SOMPO 楢﨑浩一 CDOは「保険業界を自ら破壊する」、ディスラプションへの具体策とは SOMPO 楢﨑浩一 CDOは「保険業界を自ら破壊する」、ディスラプションへの具体策とは 2018/05/29 損保ジャパン日本興亜を中核に置く、巨大保険企業・SOMPOホールディングス。そのデジタル化を一手に担うCDO(最高デジタル責任者)の楢﨑浩一氏は、「SOMPOは“保険が必要ない世界”を目指す」「従業員7万8000名を全員デジタル化する」と息巻く。かつてないディスラプションの波の中で、SOMPOはどのように生き残ろうとしているのだろうか。
記事 人材管理・育成・HRM システム導入失敗を避ける「たった1つの方法」 システム導入失敗を避ける「たった1つの方法」 2018/05/25 一口にクラウドサービスといっても、グループウェアに勤怠管理といった総務系のサービス、CRMやSFA、MAなどの営業・マーケティング系など、さまざまなサービスがある。これからの企業はクラウドだけで社内業務を運用できる、といっても過言ではない。そんな時代に新たな課題が姿を現した。「誰もがみんな、突然システム発注者としての苦労を背負い込むかもしれない状況」だ。専門スキルを身に着けていない人が導入プロジェクトを成功させるためには何が必要か。答えは意外にシンプルだ。
記事 経営戦略 経産省がAI/IoT講座を認定、イノベーション生む「学び」の投資術とは 経産省がAI/IoT講座を認定、イノベーション生む「学び」の投資術とは 2018/05/25 現在の企業にイノベーションが求められていることは言うまでもなく、その源泉となるのは「人材」である。スキルの賞味期限が短くなり、「学び直し」の必要性が叫ばれる中、個人、あるいは企業はどのようにして「学び」に投資するべきなのだろうか。また、個人のイノベーションを推進するような制度はあるのだろうか?経済産業省 経済産業政策局 産業人材政策室 室長補佐で、「不安な個人、立ちすくむ国家」(通称・経産省若手ペーパー)政策のメンバーでもあった藤岡雅美氏に話を伺った。
記事 リーダーシップ 転職30回超えのレンゴー創業者、「段ボール」の名付け親が晩年かみしめた喜びとは 転職30回超えのレンゴー創業者、「段ボール」の名付け親が晩年かみしめた喜びとは 2018/05/23 今日、私たちの周りに当たり前のようにある段ボール。日本で初めて事業化して、「段ボール」と命名したのが、板紙・段ボールの最大手企業レンゴーの創業者・井上貞治郎氏です。成功までにはもちろん多くの苦労がありましたが、その人生はのちにテレビドラマ(『流転』『きんとま一代』)や映画(『流転』)となり「流転ブーム」を巻き起こすほどのユニークなものでした。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 グーグルにすらいる「職場のアホ」からどう逃げ出せばいいのか グーグルにすらいる「職場のアホ」からどう逃げ出せばいいのか 2018/05/19 暴言を吐いたり、仲間をいたぶる、そんなアホが世界中の職場にはびこっている。こうした「アホ」とどう対峙いすればよいのかを研究している「アホ先生」こと、スタンフォード大学のロバート・サットン教授。サットン教授は、アホに出会ったら「断固逃げるべき」と説く。しかし、逃げるにしても逃げ方があるという。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 どうすれば「職場のアホ」と戦わないですむのか? スタンフォード教授が真剣に考えた どうすれば「職場のアホ」と戦わないですむのか? スタンフォード教授が真剣に考えた 2018/05/10 1 暴言を吐く、仲間をいたぶる、ミスを決して許さない、とんでもない制度を導入する。そんな意地悪な人があなたの職場にもいないだろうか? 経営科学・工学、組織行動論を専門とするスタンフォード大学 ロバート・サットン教授のもとには、世界中から毎日のようにそうした悩みのメールが届くという。サットン教授は、そうした害悪をまき散らす人を「アホ」と断言。「職場のアホ」と戦わないですむ方法を伝授してくれた。
記事 人材管理・育成・HRM 「雑務」をちゃんと振れないマネージャーは無能だ 「雑務」をちゃんと振れないマネージャーは無能だ 2018/05/09 雑務をしても評価にも報酬にも反映されない。でもなぜかいつも自分に回ってくる。部下がそう思う一方で、マネージャーは、誰かに雑務をやってもらわないといけない。できれば自分が何も言わないでも部下が忖度してやってくれると楽。こうして、立場の弱い社員が力のある社員の思惑を忖度して行う「忖度雑務」が生まれる。忖度雑務は誰のためにあるのか? 意味はあるのか? 忖度雑務は組織にどんな影響を与えるのか? 忖度雑務の向き合い方を考える。
記事 デジタルマーケティング総論 オプト 金澤大輔社長に聞く、34歳社長がV字回復させた「ミドルアップダウン経営」とは オプト 金澤大輔社長に聞く、34歳社長がV字回復させた「ミドルアップダウン経営」とは 2018/05/08 デジタルマーケティング事業などを手がけるオプトは、2015年4月に持株会社からの分社化という形で、新生オプトとして再スタートを切った。創業者の鉢嶺 登氏から中核企業のオプトの経営のバトンを受け継いだのが、当時34歳で社長に就任した金澤大輔氏である。大学を卒業後、テレビ制作会社を経て、オプトでは アルバイトからたたき上げの金澤氏がこだわったのは「日本一実行力のある会社」。停滞気味だった業績を3年でどのように回復させたのか、社内改革の取り組みと次のビジョンを聞いた。
記事 製造業界 エアコン世界一のダイキン役員が「勝ち組ではなく遅れている」と危機感を語るワケ エアコン世界一のダイキン役員が「勝ち組ではなく遅れている」と危機感を語るワケ 2018/05/07 売上高2兆円超、空調事業では世界一のダイキン工業。しかし、同社の執行役員 米田裕二氏は「われわれは勝ち組になっているわけでもなんでもなくて、むしろ遅れていると思います」と危機感をあらわにする。ダイキンが「遅れている」のはなぜなのか、これからダイキンはどのようなイノベーションを目指すのか。デジタル革命への取り組みを語った。
記事 流通・小売業界 良品計画 金井政明 会長が「家畜化する現代人」に警鐘、人間にとって何が大切か 良品計画 金井政明 会長が「家畜化する現代人」に警鐘、人間にとって何が大切か 2018/04/26 先進国でありながら国民の幸福度が低いとされる日本。国連が2018年3月14日に発表した「世界幸福度ランキング」では156カ国54位と、51位だった前年よりもさらに順位を落としている。良品計画代表取締役会長兼執行役員の金井政明氏は、現代人が「家畜化」していると指摘。デジタル化以前に、「人間にとって何が大切か」を考えるべきだと語った
記事 リーダーシップ YKK創業者の自信を粉々にしたもの、最高品質生む「一貫生産体制」のルーツ YKK創業者の自信を粉々にしたもの、最高品質生む「一貫生産体制」のルーツ 2018/04/11 ファスナー最大手企業YKKの創業者・吉田忠雄氏は、「善の巡環(他人の利益を図らなければ自らも栄えない)」という独自の経営哲学と、「製品生産では原料から工作機械までそのほとんどを自前で調達する」という徹底した一貫生産体制によって、一代でファスナーの世界シェア45%というガリバー企業を育て上げています。何が吉田氏を動かし、今のYKKを作り上げたのでしょうか。そのルーツを探ります。
記事 人材管理・育成・HRM 新社長に吉田憲一郎氏の理由 ソニーは名実ともに「普通の会社」になる 新社長に吉田憲一郎氏の理由 ソニーは名実ともに「普通の会社」になる 2018/04/09 過去最高益の更新が確実視されるソニーのトップが交代した。新しく社長に就任したのは、ある意味ではもっとも「ソニーらしくない」人物である。ソニーは、創造力を武器に成長してきた企業であり、管理部門出身のトップはイメージとは正反対の人事に思える。意外な人事の背景を探った。
記事 ダイバーシティ・インクルージョン 男女平等な職場は「成果の数値化」で実現できるのか? 男女平等な職場は「成果の数値化」で実現できるのか? 2018/03/29 3月8日は国連が制定した「国際女性デー」である。これに関連し、多くの企業が女性の地位向上や連帯、啓発を目的にイベントを開催した。2000年に米アクセンチュアと米マイクロソフトの合弁会社として設立されたアバナードもその1社だ。同社は国際女性デーに先立ち、3月7日に「国際女性デー・イベント」を開催した。当日は「男女平等の現状」「企業を取り巻く課題」「キャリア形成の考え方」などの論点から、アバナードジャパン 代表取締役の安間 裕氏、米アバナード 成長市場担当プレジデント アンナ・シルヴェリオ氏、同 最高マーケティング責任者 ステラ・グーレ氏が議論を重ねた。
記事 ダイバーシティ・インクルージョン Visa 安渕聖司社長に聞く「経営者が最も必要とする人材」とは? Visa 安渕聖司社長に聞く「経営者が最も必要とする人材」とは? 2018/03/28 三菱商事、GEコマーシャル・ファイナンス・アジア、GEキャピタル、日本GEなどの企業で要職を歴任してきたビザ・ワールドワイド・ジャパン代表取締役社長の安渕聖司氏。多様な人材をマネージし、ダイバーシティの理解を広める活動をしながら、ハラスメントフリーな職場づくりに取り組んできた同氏は、キャリアを一段ずつ上げながら、「経営者が最も必要とする人材」に気付いたという。それはどういう人材なのか。安渕氏に聞いた。
記事 ダイバーシティ・インクルージョン BTジャパン吉田晴乃社長が語る、なぜデジタルが女性活躍を強力に後押しするのか BTジャパン吉田晴乃社長が語る、なぜデジタルが女性活躍を強力に後押しするのか 2018/03/26 2015年、女性で初めて経団連の役員に就任した人物がいる。経団連審議会副議長、内閣府規制改革推進会議委員を務めるBTジャパン 代表取締役社長 吉田晴乃氏だ。吉田氏の経歴はどんなものか? 女性初の役員に就任したのはなぜか? 同氏が考える日本経済の問題とは何か? 吉田氏のキャリアステップ1つひとつから掘り下げていく。
記事 新製品開発 挫折から生まれたソーセージ、伊藤ハム創業者が日本の食生活を変えるまで 挫折から生まれたソーセージ、伊藤ハム創業者が日本の食生活を変えるまで 2018/03/22 「子どもの頃におやつ代わりに食べていたウインナーソーセージは?」と関西で生まれ育った人に聞けば「ポールウインナー」という答えが返ってくるはずです。世界初のセロハンウィンナー「ポールウインナー」や、「プレスハム」によって日本人の食生活を変えた伊藤ハムの創業者・伊藤傳三氏。彼の成功は幾度もの失敗にくじけない強さと、「ないないづくし」の中での創意工夫によってもたらされました。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 「ライフシフト」の本質とは何か、日本人のための「人生100年時代」戦略論 「ライフシフト」の本質とは何か、日本人のための「人生100年時代」戦略論 2018/03/19 2016年10月、リンダ・グラットン著『ライフ・シフト』が日本で刊行され、大反響を呼んだ。「人生100年時代」ムーブメントが日本中に起こり、人生戦略を考え直す契機になったことだろう。しかし、「ライフシフトに向けて何をすべきか」あなたは本当に理解し、実践できているだろうか? 本稿では、人生100年時代のキャリア支援を行うライフシフトポータルを運営している徳岡晃一郎氏が、日本の現状に即した形で、より実践的な「ライフシフト」を説き直す。あなたが賞味期限切れの「年だけ重ね社員」になるのを防ぐためには必読と言えよう。
記事 リーダーシップ あなたはどのタイプ? クラウドサービス導入を成功させる「8種類の発注者診断」 あなたはどのタイプ? クラウドサービス導入を成功させる「8種類の発注者診断」 2018/03/16 近年、さまざまな業界や業務に特化したASP、クラウドサービスが提供されている。こうした製品の長所は、導入が容易でランニングコストが安いことである。だが、「誰でも発注できて、誰でも受け入れができる」からこそ、「導入したが使われない」状況が生まれやすい。では、この状況を誰が打破すべきなのか? どうしたら打破できるのか? 答えは8種類の「発注者のタイプ」にある。
記事 人材管理・育成・HRM 「人事にかつてないほど注目」の理由、楽天やリクルート、サイバーらが考えるHRの未来 「人事にかつてないほど注目」の理由、楽天やリクルート、サイバーらが考えるHRの未来 2018/03/08 カオナビが主催した次世代人材マネジメントフォーラムにおいて、サイバーエージェント取締役 曽山哲人氏、リクルートジョブズ執行役員 仲川薫氏、楽天技術研究所代表 森正弥氏、カオナビ代表取締役社長 柳橋仁機氏によるパネルディスカッションが2月中旬に行われた。HR領域の最前線をリードする企業の代表・執行役員が一堂に介したこのセッションについて、発言の要旨をまとめ紹介する。
記事 リーダーシップ ホラクラシー経営で「高成長」と「シェア拡大」を狙うのは間違っている ホラクラシー経営で「高成長」と「シェア拡大」を狙うのは間違っている 2018/02/27 近年注目を集めているキーワード「ホラクラシー」。工学では、自然界の鳥や魚にヒントを得て人工物の発展を目指すというアプローチがあるが、ホラクラシーはその組織論版ともいえる。しかし、本当にそれはうまくいくのだろうか。アリの組織運営や人間の学習の仕組みと照らし合わせ、ホラクラシーの有効性を考察する。
記事 リーダーシップ ホラクラシー型組織とは何か?メリット・デメリットを導入事例から考える ホラクラシー型組織とは何か?メリット・デメリットを導入事例から考える 2018/02/26 「ホラクラシー(Holacracy)」という言葉が注目を集めている。これは、「上司や部下といった関係性を排除したフラットな組織構造」を意味し、階層的な構造である「ヒエラルキー」の対極にある概念だ。日本では面白法人カヤックが事例として知られる。ホラクラシーのメリットには「素早い意思決定が可能」などと紹介されているが、本当にそうなのか。デメリットはないのか。ホラクラシーとはどのような概念で、ヒエラルキー型組織、ティール組織とどう違うのか。どのように生まれたのか。その特徴とよくある誤解を整理して紹介したい。
記事 ダイバーシティ・インクルージョン リクルート大久保幸夫氏「生産性を妨げるのは、マネジャー」 その真意は? リクルート大久保幸夫氏「生産性を妨げるのは、マネジャー」 その真意は? 2018/02/16 リクルートワークス研究所所長にして、各省庁に働き方改革のアドバイザーとして招かれている大久保幸夫氏。マネジメントと働き方改革、2つのスペシャリストである氏は、多くの企業が志向する生産性向上について何を思うのか。ダイバーシティ経営におけるマネジメントを軸に語った。
記事 リーダーシップ 大学中退CEOがピョートルさんと「ありのままで働くこと」を考えてみた 大学中退CEOがピョートルさんと「ありのままで働くこと」を考えてみた 2018/02/09 情熱をもって働き続けたい。そう思うビジネスパーソンは多い。全米フットボールNFLライセンス商品通販サイトで400万人のフォロワーを獲得し、デジタルマーケティングで高い実績をもつAltruology CEO アンソニー・ミンク氏は「ありのままでいることが情熱をもって働くための第一歩」と語る。一方、元グーグル人材開発担当で、プロノイア 代表取締役 モティファイ 取締役 チーフHRサイエンティストのピョートル・フェリークス・グジバチ氏は共産主義国での体験を著書に載せたことが大きな転機になったという。2人が語る「情熱的な働き方」とは。
記事 新規事業開発 国産ミシンの悲願、ブラザー工業を創った「何も持たない若者」の情熱 国産ミシンの悲願、ブラザー工業を創った「何も持たない若者」の情熱 2018/02/06 「舶来品に負けない国産品をいかにつくるか」「作り上げた国産品を輸出することで国のために外貨を稼ぐ」。明治から大正時代にかけて事業を興した起業家たちの多くが、そう思い描いていました。今やプリンター(複合機)やファクスなどでも知られるブラザー工業の歴史は、創業者・安井正義氏の「(舶来品ばかりの)ミシンを国産化したい、輸入産業を輸出産業に変えたい」という若き日の思いから始まっています。
記事 営業戦略 「営業 = プロフィットセンター」の時代は終わった 「営業 = プロフィットセンター」の時代は終わった 2018/01/26 営業といえば、会社の花形。売り上げを持ってきてくれる彼らなしに会社は成り立たない。営業部門こそプロフィットセンターであり、会社を回す軸でもある。しかし、あらゆるビジネスが「モノ売り」から「(顧客の)課題解決売り」に移行しつつあるいま、その役割に大きな変化が訪れつつある。そこで必要になるのが「次世代プロフィットセンター」の考え方だ。
記事 ダイバーシティ・インクルージョン 「女性活躍」は男の「上がってこいよ、がんばれ」でしかない 「女性活躍」は男の「上がってこいよ、がんばれ」でしかない 2018/01/26 「女性活用」という言葉が掲げられ、それがいつの間にやら「女性活躍」という言葉に取って代わられてきている。その一方で、昨年10月から米国で注目されている#metooが日本国内でも注目されるなど、「女性」と「労働」と「女性と一緒に働く人々」の関係性がさまざまな角度から見直され始めている。ノンフィクションライターの中村淳彦氏、著述家の北条かや氏、特定非営利活動法人「BONDプロジェクト」代表 橘ジュン氏、評論家、リプロエージェント代表取締役社長でパリテパートナーズ代表理事 勝部元気氏が、それぞれの立場から日本国内の「女性活躍」の本当の意味を考える。