記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 日本の食文化を探る澁川祐子氏に聞く、「ググればわかる」で思考停止しない情報収集術 日本の食文化を探る澁川祐子氏に聞く、「ググればわかる」で思考停止しない情報収集術 2017/03/15 『オムライスの秘密 メロンパンの謎』(新潮文庫)は、2013年に刊行された『ニッポン定番メニュー事始め』(彩流社)を改題・加筆修正して文庫化したものだ。二つの書名が示す通り、外来の食べ物がいかにして日本の食卓の「定番」となっていったのか、その歴史を幕末や明治時代の文献から辿り、埋もれた真実に迫った労作である。本書から見えてくる、定番化の条件とは? そして日本人の食への探究心はどこから来るのか? 著者に話を聞いた。
記事 システム開発ツール・開発言語 メルカリ、SmartHRに続け――日本は本当に「起業大国」になれるか メルカリ、SmartHRに続け――日本は本当に「起業大国」になれるか 2017/03/10 日本は米国に比べて起業を支援する社会的な基盤が整っていないと言われてきたが、実は日本における起業の機は熟しつつあり、これは数々の事実やデータが裏付けている。大手企業の先行きが不安視される一方、日本政府が各種の起業支援策を打ち出し、さらには日本国内外の投資家によるスタートアップ企業への投資熱が高まり、日本では爆発的な起業ブームを起こせる準備が整ってきた。実際、メルカリやSmartHRなど、いち早くこの波に乗り爆発的な成長を遂げている企業も登場している。米ハブスポット CEO 兼 共同創業者ブライアン・ハリガン氏に寄稿いただいた。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 日本将棋連盟という組織が陥った「デッドロック」の病理 日本将棋連盟という組織が陥った「デッドロック」の病理 2017/03/06 IT業界におけるシステム用語に、「デッドロック」という言葉がある。2つ以上の処理が互いの処理終了を待ち、結果としてどの処理も先に進めなくなってしまう現象である。どうも、いま日本将棋連盟にて起きている状況とは、まさしくこのデッドロックという言葉がしっくりくるのではないか。竜王戦直前に起こった三浦弘行九段の「えん罪事件」の発生からすでに半年の時間が経とうとしているが、その問題の解決の糸口すらつかめないような状況が継続している。企業社会における人間としては、この状況からいかなる教訓を得ることができるのか。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ IoTで「笑った分だけ課金される」スペインのお笑い劇場に行ってみた IoTで「笑った分だけ課金される」スペインのお笑い劇場に行ってみた 2017/03/03 1 2013年、減収に悩まされていたスペイン・バルセロナのお笑い劇場「Teatreneu」は、業績回復の手段として「入場無料、笑った分だけ料金を払う」という従量課金制の公演を立ち上げた。センサー、モバイル、クラウドといった技術を駆使したIoTを活用することで、座席の前に備え付けられたタブレット端末で観客の笑顔を認識し、1笑いごとに30セントが計上されるという仕組みだ。24ユーロの上限が決まっているため、観客は思う存分に公演を楽しめるという。IoTで「Pay-Per-View(PPV)」ならぬ「Pay-Per-Laugh」という不思議な課金モデルを実現したこの劇場の先進的な取り組みは、本当に成功したのだろうか。実際にTeatreneuに行って観劇してきた。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ メディア業界の世界ランキング:1位はグーグル 2位はディズニー 巨大化・総合化が進展 メディア業界の世界ランキング:1位はグーグル 2位はディズニー 巨大化・総合化が進展 2017/02/28 世界のメディア業界を長らく支配してきたのは、先進国の新聞・テレビであった。ところが最近、グーグルを傘下に持つアルファベットやフェイスブックといったネットサービス企業が上位で幅を利かせるようになってきた。アマゾンのジェフ・ベゾスCEOが、米老舗日刊紙「ワシントン・ポスト」を買収したことはあまりにも有名な話だろう。一方、優良コンテンツの確保などを狙い、大手メディア企業もM&A(企業合併・買収)をテコに、新聞、テレビ、ネットメディアといった複数の媒体を抱え、総合化・巨大化する傾向もグローバルレベルで顕著になっている。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ クリエイターはフリーペーパーからパリ進出すればいい クリエイターはフリーペーパーからパリ進出すればいい 2017/02/28 画家やイラストレーターの売り込みは個人営業がほとんど。自分の作品を広く知ってもらうためには途方もない時間やエネルギーが必要だ。グライド・ワンが運営するフリーペーパー「MegRu(めぐる)」は、そんなクリエイターのニーズをくみ取り、アートショップや美術館、ギャラリーなどと提携して、クリエイターの売り込みから海外進出のサポートまで行っている。MegRu 編集長 伊藤千裕さんにその取り組みを聞いた。
記事 人材管理・育成・HRM 元フジテレビ福井謙二アナウンサーに学ぶ「言葉の語源や意味より伝えるべきこと」 元フジテレビ福井謙二アナウンサーに学ぶ「言葉の語源や意味より伝えるべきこと」 2017/02/23 会議でアイデアが出ず、行き詰まっている状況の中で「煮詰まってきましたね」とついつい言ったとする。しかし本来の「煮詰まる」の使い方は「議論が出尽くして論点が限定され、解決が近づく」といったシチュエーションで使われるものだ。これでは失笑を買ってしまいかねない。しかし、実はこの「失笑」という言葉も「相手のことをバカにして笑う」ことではなく、「笑いをこらえることが出来ずに吹き出してしまうこと」が本来の意味なのだ。このように誤用することなく言葉の意味として使うにはどうすれば良いのか。フジテレビの「プロ野球ニュース」や「料理の鉄人」で人気を博した福井謙二アナウンサーに話を聞いた。
記事 システム開発ツール・開発言語 電子チケットサービスビジネスの基本 転売防止からインバウンドまでLive Stylesが解説 電子チケットサービスビジネスの基本 転売防止からインバウンドまでLive Stylesが解説 2017/02/22 年々、成長を続けているライブ・エンタメ市場。2015年の市場規模は、前年比20.2%増の5,119億円だった(『2016ライブ・エンタテインメント白書』による)。その活況に伴い、チケット転売ビジネスも拡大している。この問題の解決手段として注目を集めているのが「電子チケットサービス」だ。電子チケットにはどんな種類があり、どういった企業・サービスがしのぎを削っているのか。また、インバウンド需要に関わる電子チケットサービスビジネスの可能性について、電子チケット発券サービス「tixeebox」を展開しているLive Styles 取締役 営業統括 部長の飯塚優希氏に話を聞いた。
記事 AI・生成AI AIの翻訳は「ギャル語訳」を超えられるのか AIの翻訳は「ギャル語訳」を超えられるのか 2017/02/20 「第三次AIブーム」の呼び声のもと、情報処理技術の高度化に対して注目が集まっている。機械学習の技術を組み込んだ「Google 翻訳」は、まるでプロの翻訳家が仕事をしたかのように「英語から日本語」や「日本語から英語」の翻訳文を作れるようになりつつある。AIはこのまま「日本語から日本語」というハイコンテクストな翻訳まで実現してしまうのだろうか。
記事 ソーシャルメディア ルイ・ヴィトンやグッチ、GUの仕掛け人が語る「SNS戦略に悩む時点で周回遅れ」 ルイ・ヴィトンやグッチ、GUの仕掛け人が語る「SNS戦略に悩む時点で周回遅れ」 2017/02/06 TwitterやInstagram(インスタグラム)などのSNSをいかにマーケティングに活用していけば良いのか、頭を悩ませている企業も多い。インスタグラムと最も相性が良いと言われるファッション業界で、いち早くTwitterやインスタグラムを活用したマーケティングコミュニケーションを手掛け、成果を出し続けているのが、株式会社ドレスイング Scenario Planning/CEOのナカヤマン。氏である。今や当たり前のツールの1つとなったSNSをどうマーケティングに活用していくのか。ナカヤマン。氏に話を聞いた。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 出版異変! 西野亮廣『えんとつ町のプペル』現象に書籍販売は何を学ぶべきか 出版異変! 西野亮廣『えんとつ町のプペル』現象に書籍販売は何を学ぶべきか 2017/01/27 2017年1月19日、お笑い芸人のキングコング西野亮廣(絵本作家にしのあきひろ)氏の25万部を突破するベストセラー絵本『えんとつ町のプペル』が突然、無料で公開された。ベストセラー本の無料化は、出版業界からすると既存のマネタイズ方法の「死」を意味する。しかし、無料で公開してからも、Amazonや楽天ブックスでさらに売れ続け、ランキングでは1位をキープすることとなった。この現象、あるいは騒動から、歴史的な文化装置とも言える「書籍販売」は何を学び、スマホ時代はどのような文化装置・プラットフォームが勝者となるのだろうか?
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ “現代の魔法使い”落合陽一氏が語る、コンピューターがもたらす「来るべき未来」の姿 “現代の魔法使い”落合陽一氏が語る、コンピューターがもたらす「来るべき未来」の姿 2017/01/25 筑波大学助教という研究者の肩書きを持ちながらも、自らを「メディアアーティスト」と語り、“現代の魔法使い”とも称される落合 陽一氏。落合氏の作品に繰り返し登場するモチーフの裏側にある、落合氏のモチベーションとは? また20世紀を「映像の世紀」、今世紀を「魔法の世紀」と定義する落合氏の考えるコンピューターの「来るべき未来」とは?
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ スポーツ用品メーカーの世界ランキング:アシックス代理店だったナイキが世界一のワケ スポーツ用品メーカーの世界ランキング:アシックス代理店だったナイキが世界一のワケ 2017/01/23 2020年の東京オリンピック開催で、スポーツウェアをはじめとするスポーツ用品業界も注目度が高まっている。ナイキやアディダスなどの世界の大手スポーツ用品メーカーは、スポーツの世界的な普及に足並みを合わせて、ブランドの浸透やタウンユースの拡大を図り、事業を伸ばしてきた。しかし、先進国を拠点とする各社は自国市場の頭打ちに伴い、「アスレジャー」と呼ばれるようなファッション性の追求、新しい顧客層の開拓、新興国への進出、M&Aによる事業拡大など、成長戦略の練り直しを迫られている。
記事 AI・生成AI AIに奪われる仕事と奪われない仕事の「見極め方」 AIに奪われる仕事と奪われない仕事の「見極め方」 2017/01/16 機械学習やディープラーニングをはじめとする大規模な統計処理の急速な発展によって、今後の経済、政治、文化全般に大きな影響をもたらすことが日々指摘されている。そこには決して間違いはないが、大切なのは、その変化をいかに正しく理解し、受け入れて行動していくかを考えることだ。自動車の運転手とプロ棋士という、一見して異質な二つの職業(仕事)を比較することで、「AIと仕事」の未来について考察してみたい。
記事 タブレット・電子書籍端末 アオシマ書店・八田モンキー氏と米光一成氏に聞く、電子書籍の売り方と未来 アオシマ書店・八田モンキー氏と米光一成氏に聞く、電子書籍の売り方と未来 2017/01/13 書店の倒産や雑誌売上の大幅減など、厳しいニュースの続く出版業界。一方で、電子書籍市場はすでに1,500億円以上の規模を誇り、電車の中でタブレットやスマートフォンで読書する人の姿も珍しいものではなくなっている。そんななか2016年2月に開設されたのが、電子書籍専門の販売情報サイト「アオシマ書店」。アオシマ書店を運営する株式会社studio NAS(スタジオナス)の八田モンキーさんとアドバイザーの米光一成さんに、サイトのなりたちや、先日始まった「電書告知サービス」、そして今後の電子書籍業界の展望を聞いた。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 日本将棋連盟と新聞社は、将棋界の泥沼から抜け出せるか 日本将棋連盟と新聞社は、将棋界の泥沼から抜け出せるか 2017/01/13 2016年12月26日、将棋プロ棋士 三浦弘行 九段の竜王戦出場停止処分について、注目の的であった第三者委員会による調査結果が公表された。翌27日、この発表を受けて日本将棋連盟、三浦九段の両サイドがそれぞれ別の場所で記者会見を行った。今後の融和にむけての道筋がこれでつくのではないか、と思いきや、三浦九段サイドの記者会見では日本将棋連盟側に対する驚くべき内情暴露もあり、依然として泥沼の状態が続いている。
記事 メタバース・VR・AR・MR・SR・xR 中国電脳街で「VR製品」が毎月3000万台も売れている理由 中国電脳街で「VR製品」が毎月3000万台も売れている理由 2017/01/10 2016年は日本でVR元年と言われたが、中国ではすでに巨大な市場が胎動している。日本ではほとんど知られていないが、2020年には中国のVR市場規模は、世界のVRユーザーの3分の1に達するという予測もあるほか、深センの電脳街・華僑北路では、VR製品の出荷量が毎月3000万台を超えているという。VR市場は今後どうなっていくのか。中国が果たす役割とは何か。中国のVR関連製品のキープレイヤー4名が一堂に介して語り合った。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 逃げ恥、校閲ガール、カインとアベル…「仕事モノ」ドラマ比較から見える価値観の変化 逃げ恥、校閲ガール、カインとアベル…「仕事モノ」ドラマ比較から見える価値観の変化 2016/12/29 2016年10月期のテレビドラマは、「働く」をテーマにしたドラマが目立った。TBSは「逃げるは恥だが役に立つ」、フジテレビは「カインとアベル」、日本テレビは「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」と、各社各様の切り口でそれぞれが日本社会の今を切り取って描くという構図となった。今回は、2016年の世相を映し出す鏡として民放3局のドラマを比較してみたい。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 TBS「逃げ恥」ヒットから学ぶ、専業主婦(夫)の「正当な対価」は計算できるか TBS「逃げ恥」ヒットから学ぶ、専業主婦(夫)の「正当な対価」は計算できるか 2016/12/27 TBS系列で放送されたテレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ(以下、逃げ恥)』が、12月20日に最終話の放送を終えて、視聴率は堂々たる20.8%を記録した。本作はなぜここまでのヒットしたのか。さまざまな要素があるが、ひとつに挙げられるのが社会的テーマ設定の鋭さである。同作は「結婚生活において専業主婦/夫は労働に従事しており、正当な対価をもって報われるべきだ」という感覚をテーマとすることで、今日の社会生活における困難を描き出すことに成功している。
記事 医療業界 「ヘルステック支援」には、高い専門性とモラルが必要だ 「ヘルステック支援」には、高い専門性とモラルが必要だ 2016/12/22 健康・医療の分野に新しい情報技術を活用するヘルステックに注目が集まり、才能ある起業家や資金を持つ投資家が困難な課題の解決に取り組んでいます。高い品質を保ち、規制当局からの承認が必要になる医療分野では、医師や弁護士、起業経験者といった専門家からの助言が重要になるため、起業家支援プログラム「アクセラレーター」の存在が欠かせません。現在、米国や欧州ではベンチャーキャピタルや大学、製薬会社がアクセラレーターを設立し、人々の健康的な暮らしを大きく変える製品・サービス作りを支援しています。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 再編必至!地方テレビ局が高収益だった「カラクリ」が崩壊か 再編必至!地方テレビ局が高収益だった「カラクリ」が崩壊か 2016/12/16 テレビ業界は、久々に明るい話題で持ち切りとなっている。日本テレビのドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」は、全話10%代の視聴率をキープして最終回を終了。TBSの「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」は最高視聴率を更新中だ。だが、地上波テレビが抱えている構造的な問題が、これらの人気番組で抜本的に解決されるというわけではない。視聴者のテレビ離れはゆっくりではあるが着実に進んでおり、経営環境は厳しくなる一方である。今後、視聴率の低下がさらに進んだ場合、その影響が最初に顕在化するのは、おそらく地方のテレビ局だろう。キー局を頂点とする系列ネットワークには、キー局から収益を分配する独特の仕組みがあり、これが地方局の高収益を支えてきた。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 仕事のデキる人は「職場のルール」をどうやって上手く使うのか 仕事のデキる人は「職場のルール」をどうやって上手く使うのか 2016/12/15 ビジネスにおける活動拠点となるのは「職場」と呼ばれる空間である。これを「場」とはよくいったもので、たしかに職場には、目には見えないが確実に物体に影響をおよぼす「電磁波」のような、人の心に働きかける力の作用する「場」が存在する。その「場」とは一体何かというと、「そこだけに通用する、ローカルなルールやマナー」のことである。職場に配属されたばかりの新人はなぜこれらのルールに戸惑うのか。そして、仕事のデキる人はどうやってこれらのルール理解し、上手く使っているのだろうか。
記事 Web戦略・EC 転職は「都会だけ」でいいのか? 『移住ナビ』は人材事業者ならではの視点が面白い 転職は「都会だけ」でいいのか? 『移住ナビ』は人材事業者ならではの視点が面白い 2016/12/14 SBヒューマンキャピタルは、全国1700の市町村を網羅した移住情報サイト「移住ナビ」をオープンした。ソフトバンクグループの、それも人材事業を主軸とするSBヒューマンキャピタルと地方移住とを結ぶ線はどこにあるのか。どのような経緯で地方移住ビジネスに参入し、今後はどのような展開を考えているのか、SBヒューマンキャピタルの経営企画部 企画担当部長 三倉 信人氏に話を伺った。
記事 システム開発ツール・開発言語 クラウドワークスは、なぜ今「投資育成事業」へ乗り出すのか クラウドワークスは、なぜ今「投資育成事業」へ乗り出すのか 2016/12/12 2016年11月、クラウドソーシング事業を提供するクラウドワークスは100%子会社「クラウドワークスベンチャーズ」を設立し、投資育成事業に参入することを発表した。代表には、ソフトバンクでIRチームマネージャーを務め、国内外の機関投資家などへのサポート業務をしてきた表一剛 氏が就任した。表氏に、クラウドワークスが投資育成事業に参入した経緯や活動の状況、投資先を見る際のポイントなどについて話を聞いた。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ フィットネス業界の世界ランキング:コナミスポーツやライザップはトップ10に入るのか フィットネス業界の世界ランキング:コナミスポーツやライザップはトップ10に入るのか 2016/12/09 健康志向の高まりを背景に、今やフィットネス産業はサービス業としての確固たる地位を築いた。日本でも民間のスポーツクラブやフィットネスジムは毎年200か所以上も増加。テレビCMで一世を風靡した「RIZAP(ライザップ)」の躍進は多くの人が知るところだろう。世界規模でみても、フィットネスクラブ市場のトップ10には日本でもおなじみの企業が複数ランクインしている。今後フィットネスクラブは、成長期から成熟期に入り、合従連衡によるチェーン拡大の動きも活発化していくだろう。
記事 ロボティクス アディダスの全自動工場「スピードファクトリー」は何がスゴいのか アディダスの全自動工場「スピードファクトリー」は何がスゴいのか 2016/12/08 スポーツ用品メーカーのグローバル企業であるアディダスがドイツ本社近くに建設した「スピードファクトリー」では、全ての製造工程をロボットが担当しています。ロボットの導入によって人件費が高いドイツでも製造が可能になり、アジア地域で製造した商品を船便で輸送する必要がなくなりました。そのため、1年半かかっていた製造プロセスが数週間にまで短縮されています。低コストな大量生産の仕組みを維持しながら、ユーザーの要望に応じた個別生産を組み合わせる生産方式は、デジタル情報をやり取りして製造プロセスを高度化する「インダストリー4.0」の事例として注目が集まっています。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 ドラマ「校閲ガール」ヒットの理由は、意識高い系でも社畜でもない「仕事観」の共感だ ドラマ「校閲ガール」ヒットの理由は、意識高い系でも社畜でもない「仕事観」の共感だ 2016/12/07 石原さとみが主人公を演じる、出版社の校閲部を舞台にしたテレビドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」が好調である。その話のあらすじは、大手出版社の職場において、明るく元気な女性主人公が、様々な困難に直面し、問題を解決していく。そしてその過程で、問題を抱える周囲の人も感化していくというものだ。一見、凡庸とも思えるこのドラマはなぜヒットしたのか。その理由は、意識高い系でも社畜でもない「ナナメウエ」な仕事観への共感にある。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ ソニー、グーグル、Oculus、HTCが語る「VR」戦略、2020年までに何が変わるのか ソニー、グーグル、Oculus、HTCが語る「VR」戦略、2020年までに何が変わるのか 2016/11/29 2016年は「VR元年」と言われるほど、業界も世間も大いに盛り上がった。「150万ドルで作っていたものが1500ドル程度で手に入れられるようになった」(HTCのJoel Breton氏)ことはその理由の1つだろう。日本では、ソニーが10月に発売したPlayStation VRが話題をさらったほか、「すべてのメーカーからVR製品が出そろった」(OculusのJason Holman氏)ことも元年というにふさわしい。さらに事業としても「収益化の道が見えてきた」(グーグルのNoah Falstein氏)という。それでは今後、VR市場はどうなっていくのか。グーグル、フェイスブック傘下のOculus、ソニー・インタラクティブエンタテインメント、HTCら、VR業界をけん引するキーパーソンが一堂に会して語り合った。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 将棋三浦九段の竜王戦騒動、ファンが「ガッカリ」した2つの理由 将棋三浦九段の竜王戦騒動、ファンが「ガッカリ」した2つの理由 2016/11/28 『聖の青春』や『3月のライオン』など、将棋をテーマにした映画が制作されて話題を集めているが、そこに水を差してしまった形になったのが三浦九段の竜王戦出場停止処分についての一連の騒動である。将棋ファンの不満と不信は依然として拭われていない。しかし竜王戦騒動を振り返ってみると、ファンによる棋士への過剰な思い入れや憧れが原因であったようにも思われる。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 鵜飼秀徳氏に聞く、変わる都会の葬儀のかたち――巨大納骨堂、遺骨アクセサリー 鵜飼秀徳氏に聞く、変わる都会の葬儀のかたち――巨大納骨堂、遺骨アクセサリー 2016/11/28 2015年に刊行された『寺院消滅――失われる「地方」と「宗教」』(日経BP社)は、檀家離れや住職の高齢化により、地方の寺院が失われていく様子を描き話題を呼んだ。著者の鵜飼 秀徳氏が新刊『無葬社会――彷徨う遺体 変わる仏教』(日経BP社)で取り上げるのは、都会を中心にした葬送の変化である。前作につづき、センシティブな現場で綿密な取材を重ねており、僧侶の資格をもちながら記者でもある鵜飼氏だからこそ書けるルポルタージュだ。葬儀は無宗教、お墓も必要ない、散骨でいい……寺院の存在が遠ざかっている都会の葬儀の現場で何が起こっているのだろうか?