記事 経営戦略 白熱!次世代イノベーター大会議、ユーザー企業はITによる革新が可能か? 白熱!次世代イノベーター大会議、ユーザー企業はITによる革新が可能か? 2013/02/08 「受け身で目的意識のない姿勢では、いつまでたっても真の改革は進まない」。「本当にITでイノベーションを起こしたいのか」。有志による団体、次世代ICT営業会議が主催するワールドカフェ形式の討論会議「会社を変革する、社会を変革する、次世代イノベーター大会議」では、そんな厳しい疑問がITを利用する側の企業(ユーザー企業)の面々に投げかけられた。「IT活用に対する主体性がなく、使いこなせていない」。「新しいことをしようとすると何もしない人が足を引っ張る」。同会議では、ユーザー企業に所属する参加者がこうした思い思いの意見をぶつけ合った。当日の様子をレポートする。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 関西流ベタベタIT商法の挑戦94~下駄屋のビジネスモデルでヒットを連発 関西流ベタベタIT商法の挑戦94~下駄屋のビジネスモデルでヒットを連発 2013/02/01 2013年は環太平洋連携協定(TPP)元年になるとの声が高まる中、農林水産業や伝統産業の関係者は危機感を募らせている。通天閣のお膝元、地下鉄恵美須町駅前に店舗を構える有限会社澤野工房は、大正2年から続く履物店。澤野由明社長(62)で4代目になる大阪最古の老舗である。TPPの影響が懸念されるところだが、澤野工房の業績は下がるどころか右肩上がり。澤野社長は「オイルショック以降、低迷が続き廃業する同業者は後を絶ちません。澤野工房も例外ではなく何度も危機に見舞われましたが、下駄屋のビジネスモデルで何とかしのいできました」と意味深発言。果たして“下駄屋のビジネスモデル”とは一体どういったものなのだろうか。
記事 新製品開発 墨田区の「スミファ」に見る中小製造業の新たな挑戦 墨田区の「スミファ」に見る中小製造業の新たな挑戦 2013/01/28 中小製造業でメーカーから製造委託を獲得するという従来の商流とは異なる動きが出てきている。「FabLab」「パーソナルファブリケーション」と呼ばれるもので、日本に限らず海外でも注目を集めている。また、新しいもの作りの動きに呼応するかのように、資金調達手段としての「クラウドファンディング」にも注目が集まっている。今回は墨田区の工場見学を中心としたイベント「スミファ」への取材を通じ、中小製造業が持つ新たな可能性とそこでITが果たすべき役割を考えていくことにする。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 【ベンチマーキング基礎講座(8)】ベンチマーキング分析と学習 【ベンチマーキング基礎講座(8)】ベンチマーキング分析と学習 2013/01/22 前回は、下記図に示すベンチマーキング方法論の5フェーズの第三番目、「情報収集フェーズ」のステップ7(ベストプラクティスに関わる公開情報の収集)、ステップ8(ベンチマーキングの相手企業の選定)、ステップ9(ベンチマーキング質問書の作成)と、ステップ10(ベンチマーキングの相手企業で情報収集)の4ステップについて詳細に解説した。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 関西流ベタベタIT商法の挑戦93~大阪のおばちゃんトークでシェアを拡大 関西流ベタベタIT商法の挑戦93~大阪のおばちゃんトークでシェアを拡大 2013/01/11 iPhone 5やiPad miniの発売で活況を呈するインターネット市場。一方で価格競争が激化し、苦戦を強いられるネットショップも少なくない。 「うちはアナログとITの両面で営業をしています。それは扱っている商品の値段をサイトに載せられないからにほかありません。仕入れ価格がわかってしまうと先様に申し訳ありませんので。だからサイト(IT)は会社の看板として、実営業はテレアポ(アナログ)で、とそれぞれの利点を生かしているのです」と語るのは大阪市北区に本社を構えるぜん GIFT ENTERPRISEの寺本智恵子社長(52)。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 関西流ベタベタIT商法の挑戦92~まいどマインドで新規ブランドを展開 関西流ベタベタIT商法の挑戦92~まいどマインドで新規ブランドを展開 2012/12/26 バブル景気に乗じて経営の多角化を進めた企業は数知れない。ハイリスクな事業展開はやがて破たんの憂き目にあい、痛手を被ったことを教訓に本業専念がその後の企業経営の定石とされてきた。しかし、一向に上向かない景気が本業をも危うくし、雇用の確保すら難しくなってきている。
記事 プロジェクト管理・ワークフロー管理 現場の意思決定力を高める、ワークフロー導入・活用術 現場の意思決定力を高める、ワークフロー導入・活用術 2012/11/28 「企業における意思決定」というと、重要な経営判断など少々大袈裟なものが連想されてくる。だが、現場レベルでも「この顧客に対して特別値引きを適用できるか」「同額の広告費を今月も維持可能か」など多くの意思決定を日々行っている。それを支えるシステムが「ワークフロー」だ。今回はユーザー企業に対するアンケート調査結果を基に、企業がワークフローを活用して現場の意思決定力やパフォーマンス向上を実現する方法を見ていくことにしよう。クラウドやスマートフォン、タブレットとの関係では興味深い調査結果も明らかになった。
記事 Web戦略・EC 今までの常識が非常識に!?インターネットが生み出す新ビジネスフレームワークの吉凶は? 今までの常識が非常識に!?インターネットが生み出す新ビジネスフレームワークの吉凶は? 2012/11/20 SNSなどソーシャルメディアの爆発的普及、スマートフォンやタブレット端末などの劇的な進化により、地理的、時間的な制約が外れた現代、世界中から注目が集まり始めているアジアというビッグマーケットに対し、フロンティアスピリットを持って挑戦する企業が増えています。このアジア市場へのアプローチにおいて、アジアの玄関とも言える地の利を生かした九州の企業が取り組むべき課題について考察します。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 関西流ベタベタIT商法の挑戦91~エーモンを作り続けてブームを巻き起こす 関西流ベタベタIT商法の挑戦91~エーモンを作り続けてブームを巻き起こす 2012/11/13 芸術の秋。コオロギやキリギリスなどの虫たちが心地よいメロディーを奏でてくれる季節になり、耳を澄ませばさながら自然のオーケストラ。この機会に何か楽器を始めてみようという人も多いのでは。この秋、手軽で身近な楽器であるリコーダーに注目が集まっている。
記事 IT戦略・IT投資・DX iPadはノートPCより軽くなっただけ?ユーザー企業がITによる売上増を真剣議論 iPadはノートPCより軽くなっただけ?ユーザー企業がITによる売上増を真剣議論 2012/10/09 ITは、企業の売上の増大という経営課題の解決に役立っているのか。そんな根本的な疑問をITを使いこなす側(ユーザー企業)の担当者が議論する「ユーザーが考える『IT』を使いこなすための会議」が開催された。本会議では、「(ITベンダーへの)期待が大きすぎるのかもしれないが、落胆するケースが多い」「iPadを導入したはいいがノートPCよりも軽くなった程度で、それ以上の活用はできていない」「経営層がわかる言葉で説明する必要がある。提案をはねられるのは、専門用語が並んでいるから」「情報システム部は金食い虫である」など、厳しい意見も数多く見られた。ユーザー企業が、ビジネスに貢献できるITのための議論から得た知見とは何だったのか?当日の様子をレポートする。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 関西流ベタベタIT商法の挑戦90~ピカピカに磨いて繁盛店をサポートします 関西流ベタベタIT商法の挑戦90~ピカピカに磨いて繁盛店をサポートします 2012/10/04 日本選手の活躍でメダルラッシュに湧いたロンドン五輪。選手の胸に輝くピカピカのメダルは多くの観衆を魅了した。「やっぱりピカピカじゃないと金属が可哀そうです。それにくすんだカトラリーではお客さんにも失礼ですから」こう語るのは金属研磨鏡面仕上げを専門に扱うマサンワークスの森允彦(まさひこ)代表(30)。食器や調理器具を磨きなおす達人だ。マサンワークスは設立1年の若い会社。しかし、その実績は相当なもので、他には無い技術とサービスだと評判になり、レストランをはじめ個人や収集家の顧客を多く獲得している。
記事 クラウド 中堅・中小企業にクラウドは不要?本質を見抜き、活用するための3つの施策 中堅・中小企業にクラウドは不要?本質を見抜き、活用するための3つの施策 2012/09/27 真新しいITソリューションが登場した時、まず大きな期待と注目を集め、その後にその反動としてある程度の幻滅期が訪れる。しかし、そうした中でも導入実績は積み重なり、さほど声高に叫ばれなくなったころにようやく定着してくる。おそらく「クラウド」についても、この流れに沿った進化を遂げていくと予想されるが、中堅・中小企業におけるクラウド活用はちょうど幻滅期に入っていると思われる。だが、そうした時にこそ、クラウドの「何が問題なのか?」「今後はどう取り組んでいけば良いのか?」を整理し、今後に備えておくことが大切だ。
記事 IoT・M2M・コネクティブ M2M導入事例:テレマティクスによる車両運行状況の見える化が日本テクノにもたらしたもの M2M導入事例:テレマティクスによる車両運行状況の見える化が日本テクノにもたらしたもの 2012/09/18 1995年4月に設立された日本テクノは、電力エネルギーに関する各種サービスを提供する企業だ。東日本大震災以降、電力問題やスマートグリッドなどが急速に注目を集めているが、同社はその遙か前の2002年から電気の“見える化”に取り組んできた。そんな日本テクノが、営業社員や技術社員が運転する車両に対して、その運行状況を“見える化”するテレマティクスを導入したのは自然なことと言えるかもしれない。テレマティクスの導入によって、日本テクノにはどのような変化が表れたのか。実際の取り組みとその効果について紹介する。
記事 中堅中小企業・ベンチャー メール・グループウェア市場、クラウド分野でシェア首位はサイボウズ 中堅中小企業向け メール・グループウェア市場、クラウド分野でシェア首位はサイボウズ 中堅中小企業向け 2012/09/13 ノークリサーチによると、年商500億円未満の中堅・中小企業に対して、メールやグループウェアといった「コラボレーション」およびSFAやCRMといった「顧客管理」の分野において、導入/利用をしているまたは導入/利用を予定しているクラウドサービスを尋ねた結果、「コラボレーションや顧客管理の分野ではクラウドを活用しない」という回答が66.2%に達した。
記事 デザイン経営・ブランド・PR かつてウォークマンにあった“独自価値”とは : 二代目社長の“値上げ”マーケティング(4) かつてウォークマンにあった“独自価値”とは : 二代目社長の“値上げ”マーケティング(4) 2012/08/31 初代社長である父親から紹介された“値上げコンサルタント”の幸田陽一によると、「値上げコンサルティング」には6つの手法があるという。父親から経営を引き継いだ後、赤字に転落してしまったケーキ店「KARIYA」の二代目社長・刈谷修平はこの日、3回目の指導を受けている。現在はその1つ目「相対価値を高める」を学んだところだ。
記事 経営戦略 過疎と戦うエコカレッジ 尾野 寛明 氏:ユニークなサービスモデルと地域活性化の奮闘 過疎と戦うエコカレッジ 尾野 寛明 氏:ユニークなサービスモデルと地域活性化の奮闘 2012/08/15 先ごろNPO法人ETICの主催により開催された「アメリカン・エキスプレス・サービス・アカデミー」。これは、アメリカン・エキスプレスが同社の理念に基づきETICと独自開発した、社会起業家を対象とするサービス強化を目指した研修プログラムの一環だ。その中で、島根県に開業した有限会社エコカレッジの尾野 寛明 氏による講演が行われた。人口4,000人の過疎地域で一体どのように信頼を勝ち得て、ユニークなインターネット古書店というサービスモデルを構築し、成功したのだろうか?
記事 財務会計・管理会計 事例紹介~請求書を無視した相手、小口の未収金が大量に… :司法書士が解説するIT業界の未収金(4) 事例紹介~請求書を無視した相手、小口の未収金が大量に… :司法書士が解説するIT業界の未収金(4) 2012/08/14 この特集も今回で最終回となります。今回は、今までご紹介した方法を踏まえて、具体的にどのように未収金を回収したのかなどをご紹介します。なお、内容は一般化および掲載用にアレンジしてありますので、ご了承下さい。この事例を通して、自社に発生している未収金はどのように回収できそうかなどを検討していただければと思います。
記事 クラウド 大分の自治体クラウド「豊の国IaaS」の取り組みは地方経済の活性化につながるか 大分の自治体クラウド「豊の国IaaS」の取り組みは地方経済の活性化につながるか 2012/08/10 クラウドによる情報基盤の構築は、民間企業だけでなく、自治体レベルにも進行の兆しを見せ始めている。構築期間の短縮、運用面の工数の削減など、自治体側のメリットは大きいが、クラウドを推進するベンダーなどの負担が大きいことは、現状の大きな課題のひとつにもなっている。今回取り上げるのは、自治体のクラウドでありながら、民間の企業も同じクラウド基盤でサービスが展開できることを志向した大分の自治体クラウド「豊の国IaaS(=とよのくにイアース)」だ。システムインテグレーション企業のオーイーシー(OEC)と、それを支えたネットワンシステムズの取り組みについて紹介しよう。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 関西流ベタベタIT商法の挑戦89~ゼニをかけずに会社を明るくします 関西流ベタベタIT商法の挑戦89~ゼニをかけずに会社を明るくします 2012/08/07 消費税増税に電気料金の値上げと明るい材料が見当たらない中、大阪を中心に「明るい運動」で活気のある職場を実現する中小企業が続出している。太鼓をたたいて「行ってきます、ただいま」と景気よく社員が営業に出る情報システム会社や“40分ダルマ”と銘打った懇談会で経営者と全社員が本音をぶつけ合う町工場、うれしい、おもしろい、たのしい職場を目指して“ギャルママ商品開発部”を設置した企画販売会社など。このうねりの中心にあるのがNPO明るいシステム倶楽部だ。代表の芦田雅弘氏(71)は「明るい職場は自然に生まれません。社員の活力を引き出し、明るい社風を定着させる仕組みや工夫が必要になります。私たちはそのお手伝いをするためにAKS0041認証事業を行っています」と話す。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 「ひとり情シス」がまず取り組むべきことは?IT兼任者が無視してはいけない「拠点の結合」 「ひとり情シス」がまず取り組むべきことは?IT兼任者が無視してはいけない「拠点の結合」 2012/08/02 「中小企業ではITの管理/運用を担う人材が少ない」というのは、あらためて述べるまでもない周知の事実である。また、こうした人材不足が新たなIT活用の障壁となっていることも少なくない。しかし、だからといってITの管理/運用を担う人材を採用/育成するだけの余力があるわけでもない。こうした状況を打破するためには「何が課題であり、どのような対策を最も優先すべきか?」を考えることが大切だ。そこで今回は中小企業におけるIT管理/運用の人材に関する実態と課題を明らかにし、その対策について取り上げる。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 値上げを実現する6つの方法 : 二代目社長の“値上げ”マーケティング(3) 値上げを実現する6つの方法 : 二代目社長の“値上げ”マーケティング(3) 2012/07/31 「安易な値下げではなく、買い手が感じる価値を高めることが大切」と、父親から紹介された“値上げコンサルタント”の幸田陽一は言う。今日は3回目の指導。父親から経営を引き継いだ後、赤字に転落してしまったケーキ店「KARIYA」を立て直すため、二代目社長 刈谷修平の奮闘は続く。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 関西流ベタベタIT商法の挑戦88~つまようじ、手作りITで世界市場を拡大 関西流ベタベタIT商法の挑戦88~つまようじ、手作りITで世界市場を拡大 2012/07/11 年間40兆円に膨らむ国民の医療費だが、全体の4割強は70歳以上の高齢者が占めている。しかも、高齢化が進み健康保険の原資は切迫している。もはや四面楚歌ともいえるこの状態に待ったをかけるべく立ち上がったのが、大阪府河内長野市に本社を構える広栄社の稲葉修会長(70)だ。河内長野といえば明治時代から爪楊枝の産地として知られ、国内生産の大半を占めてきた。広栄社も大正末期からこの地で爪楊枝の生産を開始し、日本で初めて白樺による機械大量生産を始めた老舗メーカーである。はたして、爪楊枝と膨れ上がる医療費問題の解決とは一体どのような関係があるのだろうか。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 日本の製造業にとって海外への展開は喫緊の課題――戦略は本当に機能するのか、どんな製品が売れるのか 日本の製造業にとって海外への展開は喫緊の課題――戦略は本当に機能するのか、どんな製品が売れるのか 2012/06/28 マーケットワン・ジャパンは、増加傾向にある海外マーケット調査事例について紹介する「海外マーケット開拓成功事例セミナー」を開催した。いま特に注目が集まっている東南アジアをはじめ、中国、北米、ヨーロッパなどの国やプロジェクトごとに、海外の販路拡大を図るためにはどうすればよいのか?その戦略プロセスの一部始終について、同社と日本電気との協業モデルなどを中心に、事例を交えて解説がなされた。これから海外展開を図りたいと考える企業にとって参考になるだろう。
記事 Web戦略・EC ソーシャルマガジン「Flipboard」に隠された次のビッグビジネス ソーシャルマガジン「Flipboard」に隠された次のビッグビジネス 2012/06/21 ソーシャルマガジンをご存じだろうか? ツイッターやフェイスブックなどのSNSに掲載されている情報や、インターネット上のニュース情報などを、自動で収集して、まとめて閲覧できるスマートフォンアプリである。まとめて閲覧するサービスというと、何を今さらと思われるかもしれないが、ソーシャルマガジン最大手のFlipboardは全世界で800万ダウンロードされるなど、いまだに快進撃を続けている。何がユーザーの魅力となっているのだろうか。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 商品価値を高めるための「0・1・2・3」 : 二代目社長の“値上げ”マーケティング(2) 商品価値を高めるための「0・1・2・3」 : 二代目社長の“値上げ”マーケティング(2) 2012/05/31 社長の刈谷修平は2年前に父親からケーキ店の経営を引き継いだ。ところが赤字に転落してしまったため、父親から紹介されたコンサルタント・幸田陽一の「値上げコンサルティング」の助けを借りることになった。前回は「値下げ」の問題点を学び、今日は2回目の指導である。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 関西流ベタベタIT商法の挑戦87~IT化のスキマを埋めて店舗の売り上げを伸ばす 関西流ベタベタIT商法の挑戦87~IT化のスキマを埋めて店舗の売り上げを伸ばす 2012/05/30 4月に開通した新東名高速道路はグルメスポットで注目を集めている。ゴールデンウイークには家族連れでにぎわい、SAのレストランでは長蛇の列ができ、メニューケースの食品サンプルを見比べながら名物を吟味する光景も多く見受けられた。大阪市東住吉区で食品サンプルの製造販売を行ういわさきは、創業80年の老舗で日本初の商業サンプルメーカーである。岩崎雅明社長(61)は「私たちの調査では食品サンプルを並べ替えるだけで70%以上の店で売り上げがアップしました。そういう意味で食品サンプルは店をアピールする最も効果的な看板なのです」と語る。
記事 タブレット・電子書籍端末 中堅・中小企業にもMDM(モバイルデバイス管理)は必要か? 中堅・中小企業にもMDM(モバイルデバイス管理)は必要か? 2012/05/25 スマートフォンやタブレット(以下、スマートデバイス)は一般消費者向け市場で急速に普及しつつある。それを受けて、中堅・中小企業においても「スマートデバイスを自社の業務に活かせるのではないか?」という期待が高まってきている。しかし、スマートデバイスはiOSやAndroidといった「OS」を備え、その上で動作するアプリケーションを自由にインストールすることができる。その点では携帯電話というよりもむしろPCに近い。さらにスマートデバイスは手軽に持ち運ぶことができる。逆に言えば盗難/紛失のリスクはノートPCなどに比べて高いといえるだろう。そのため、企業が利用する場合には端末管理やセキュリティ対策においてスマートデバイスならではの配慮が必要となる。今回はこの点について考えていくことにする。
記事 財務会計・管理会計 未収金の事後対策 :司法書士が解説するIT業界の未収金(3) 未収金の事後対策 :司法書士が解説するIT業界の未収金(3) 2012/05/15 前回の特集では、未収金を発生させないための、事前対策について書かせていただきました。事前対策をきっちり行えば未収金の発生を抑えることができますが、それでも未収金が発生してしまった場合、どのように対応すればいいのかを、裁判所を利用するまでの手続と、裁判所を利用する手続に分けて、今回ご紹介させていただきます。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 なぜ山形県の米沢工場がマザー工場なのか、グローバル化の大波が寄せる現場で見たもの なぜ山形県の米沢工場がマザー工場なのか、グローバル化の大波が寄せる現場で見たもの 2012/05/11 NECが中国のレノボとパソコン事業の業務提携を発表したのが2011年1月。パソコンシェアで国内最大手のNECの決断は、多くの関係者に衝撃を与えた。中でも、企業向けパソコンの生産を一手に担うNECパーソナルコンピュータ(旧名:NECパーソナルプロダクツ)の米沢工場の動向には注目が集まった。“世界の工場”と呼ばれる中国のレノボは、はたして日本でパソコンを生産するのか。グローバル化の大波が寄せている生産の現場、山形県にある米沢工場を訪れた。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 「値上げすれば、儲かる」 : 二代目社長の“値上げ”マーケティング(1) 「値上げすれば、儲かる」 : 二代目社長の“値上げ”マーケティング(1) 2012/04/27 刈谷修平は悩んでいた。ケーキ店の経営を父親から継いで2年後、赤字に転落してしまったからだ。悩む修平に父親が紹介したコンサルタントは「値上げ」の重要性を教える「値上げコンサルタント」だった。