記事 業務効率化 頭が切れる&すぐキレるモンスター社員には「ずるい」対応を 頭が切れる&すぐキレるモンスター社員には「ずるい」対応を 2015/06/17 ビジネス現場においてオートメーション化、IT化が進み続けても、結局は「人」が物事を左右することに変わりはない。そんな現代だからこそより一層、人材マネジメントが重要とも言える。中でもひときわ悩ましいのが、部下との関係だろう。どうにも扱いにくい部下がいる、しかし、上司としての責任がある…。避けて通れない以上、上手な付き合い方を工夫したい。数多くの実績を持つ人材コンサルタント 井上 和幸 氏が、部下にはどう向き合うべきか、その傾向と対策を伝授してくれる。
記事 BPO・シェアードサービス 派遣法改正のキホンを図解、IT業界に与える2つのビッグインパクトとは 派遣法改正のキホンを図解、IT業界に与える2つのビッグインパクトとは 2015/06/16 労働者派遣法が「3度目の正直」で、いよいよ改正される見通しとなった。今回の派遣法改正案のうち、特にIT関連企業の多くが採用している「特定労働者派遣事業の廃止」は、派遣事業を行っている企業はもちろん、派遣社員を受け入れている企業にも多大な影響を及ぼす。また、本国会で成立すれば、施行は9月1日からと準備の期間も短い。そこで本稿では、今回の派遣法改正の基本と概要を図解し、今どう対応するべきなのか、そのポイントを紹介する。
記事 政府・官公庁・学校教育 今さら聞けない「マイナンバー制度」のキホン なぜ必要?なにが変わる? 今さら聞けない「マイナンバー制度」のキホン なぜ必要?なにが変わる? 2015/05/28 最近、2016年1月から開始される「マイナンバー制度」について見聞きする機会が増えました。雑誌に特集が組まれ、イベントが頻繁に開催されています。しかも、5月21日にはマイナンバー制度の改正案が衆議院を通過し、6月に参議院を通れば、新しい変更も加わります。こうした報道を見ていると、そもそもマイナンバーとは何か、自社ではどんな対応が必要になるのかと気になっている読者もいるのではないでしょうか。マイナンバー制度を理解するには、誕生の背景を理解することが一番の近道です。本連載では、マイナンバーに「ちょっと乗り遅れた」人のために、制度の基本から丁寧に解説します。
記事 業務効率化 忙しい夜型人間よ、サーカディアンリズム対策を忘るなかれ 忙しい夜型人間よ、サーカディアンリズム対策を忘るなかれ 2015/04/22 体内時計という言い方がある。それに似た言葉として、「サーカディアンリズム」という単語を知っている方もいるだろう。両者の意味は少し違う。サーカディアンリズムとは、日本語にすれば「概日周期」。おおむね、一日で、生理現象の周期がめぐる、という意味の生物学用語である。おおむね。そこが肝心だ。ぴったり24時間ではなく、そもそも自然に生きているだけでズレが生じているのだ。毎日毎日仕事が忙しく、夜遅くまでの残業続き…。体内時計が夜型になる。そうなると、体内時計とサーカディアンリズムとの食い違いが、ますます深刻化する。困ったことになる。東京医科歯科大学名誉教授による解説を聞いてみよう。
記事 災害対策(DR)・事業継続(BCP) 大事な会議で休めない…ついやってしまいがちな薬の危ない飲み方3か条 大事な会議で休めない…ついやってしまいがちな薬の危ない飲み方3か条 2015/04/09 大事な会議、商談、アポイントメント…薬の力を借りてでも、どうしても休めない日がある。ところで、あなたの薬の飲み方は本当に正しいだろうか? もしもあなたの今の薬の飲み方が、助けになるどころか、有害だとしたら? 忙しいビジネスパーソンとして知っておきたい、正しい薬との付き合い方について、現役の薬剤師からアドバイスしてもらう。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 多角化がわずか1ヶ月で破綻!とある雑貨卸のひとり情シスによる経営改革実録 多角化がわずか1ヶ月で破綻!とある雑貨卸のひとり情シスによる経営改革実録 2015/04/03 筆者は、数年前に大手ユーザー系SIerから中小のとある卸売業会社に転職し、誰もエンジニアがいない環境で一から会社の営業活動を支えるシステムの構築などに取り組んでいます。いわゆる「ひとり情シス」として、システムを組み上げてから約3年の間、システムを運用改善していく中で、ようやく会社全体を俯瞰できるようになり、エンジニアならではの視点で、会社の経営改革を促すことができました。ここでは、この実体験をもとに、どのようにしてエンジニアが経営を変えていくことができたのかについてご紹介します。
記事 業務効率化 中小企業の管理職、課題は事務処理負担 クラウドソーシング普及で生産性向上を 中小企業の管理職、課題は事務処理負担 クラウドソーシング普及で生産性向上を 2015/03/11 クラウドソーシングサービス「シュフティ」を運営するうるるは、中小企業に勤める管理職以上の役職に就くビジネスパーソン600名を対象に「中小企業のクラウドソーシング利用に関する意識調査」を実施した結果を発表した。発表によると、中小企業に勤める管理職の約9割が「事務処理や雑務が生産性の向上に悪影響を与えている」と感じていることが明らかとなった。
記事 クラウド 西武ライオンズ、観客数過去最高・黒字転換への道のり 営業を支えたクラウド活用とは 西武ライオンズ、観客数過去最高・黒字転換への道のり 営業を支えたクラウド活用とは 2014/12/10 プロ野球のパシフィック・リーグでリーグ優勝21回、日本一13回を誇る西武ライオンズ。いずれもパ・リーグでは最多の記録だが、プロ野球全体の観客動員数がほぼ右肩上がりで増加し続ける中、一時は観客動員数が過去最低の数字にまで落ち込み、球団も経営赤字に苦しんでいた。そこでライオンズは試合の勝ち負けに左右されないプロ野球事業の確立を目指し、球団改革に乗り出すことになる。しかし、営業を行うような会社ではなかったので顧客管理もExcelで行っており、限界に来ていたと西武ライオンズ 経営企画部長の光岡宏明氏は振り返る。
記事 流通・小売業界 三越伊勢丹HD 大西洋 社長が語る百貨店変革、優秀な販売スタッフには役員以上の給料を 三越伊勢丹HD 大西洋 社長が語る百貨店変革、優秀な販売スタッフには役員以上の給料を 2014/12/04 高齢化や外国人観光客の増加、Eコマースの急激な伸長、消費増税など、小売業を取り巻く環境は大きく変化している。その中で、かつて9~10兆円規模の売上があった百貨店市場は、この20年間、売上の落ち込みが続き、2013年度の実績は6.4兆円となった。国内百貨店で首位を走る三越伊勢丹ホールディングス 代表取締役社長執行役員の大西洋氏は「モノ、コトに潜む価値やストーリーなくして消費は活性化しない」として、変革に向けた同社の取り組みについて明かした。
記事 人材管理・育成・HRM 理屈をこねる人間はたくさんいるが、実行できる人間はなかなかいない 理屈をこねる人間はたくさんいるが、実行できる人間はなかなかいない 2014/11/12 トヨタ式に関する本は山ほど出ている。それだけにトヨタ式についてよく知る人は多いが、ではトヨタ式をトヨタほどに実行できる企業がどれほどあるかというとその数は案外少ないのではないだろうか。知ることと実行することの間には大きな壁がある。トヨタ式を導入して効果を上げるためには、何よりも「まずやってみる」という姿勢を持ち続けることが大切なのだ。トヨタの元会長の奥田碩氏も「理屈をこねる人間はたくさんいますが、実行できる人間はなかなかいません」と語っている。
記事 業務効率化 JR東日本が語る、鉄道の安全性や正確性をITがいかに支えているのか(後編) JR東日本が語る、鉄道の安全性や正確性をITがいかに支えているのか(後編) 2014/10/20 鉄道は乗客を安全に運ぶという点で信号や列車の制御システムに非常に高い品質が求められる一方、ダイヤなど旅客情報については大量の情報を処理して乗客に提供しなければならないという複雑なシステムで構築されています。そして現在そのシステムの多くがIT化されています。鉄道の安全性や正確性、そして快適性などをITがいかに支えてきたのか。9月11日に東洋大学で開催された「ソフトウェア品質シンポジウム 2014」では、JR東日本のIT化や品質向上の取り組みについて東日本旅客鉄道株式会社 松本雅行氏のセッション「鉄道信号システムへのアシュアランス技術の適用」が行われました。本記事ではその内容をダイジェストで紹介します。
記事 業務効率化 JR東日本が語る、鉄道の安全性や正確性をITがいかに支えているのか(中編) JR東日本が語る、鉄道の安全性や正確性をITがいかに支えているのか(中編) 2014/10/17 鉄道は乗客を安全に運ぶという点で信号や列車の制御システムに非常に高い品質が求められる一方、ダイヤなど旅客情報については大量の情報を処理して乗客に提供しなければならないという複雑なシステムで構築されています。そして現在そのシステムの多くがIT化されています。鉄道の安全性や正確性、そして快適性などをITがいかに支えてきたのか。9月11日に東洋大学で開催された「ソフトウェア品質シンポジウム 2014」では、JR東日本のIT化や品質向上の取り組みについて東日本旅客鉄道株式会社 松本雅行氏のセッション「鉄道信号システムへのアシュアランス技術の適用」が行われました。本記事ではその内容をダイジェストで紹介します。
記事 業務効率化 JR東日本が語る、鉄道の安全性や正確性をITがいかに支えているのか(前編) JR東日本が語る、鉄道の安全性や正確性をITがいかに支えているのか(前編) 2014/10/16 鉄道は乗客を安全に運ぶという点で信号や列車の制御システムに非常に高い品質が求められる一方、ダイヤなど旅客情報については大量の情報を処理して乗客に提供しなければならないという複雑なシステムで構築されています。そして現在そのシステムの多くがIT化されています。鉄道の安全性や正確性、そして快適性などをITがいかに支えてきたのか。9月11日に東洋大学で開催された「ソフトウェア品質シンポジウム 2014」では、JR東日本のIT化や品質向上の取り組みについて東日本旅客鉄道株式会社 松本雅行氏のセッション「鉄道信号システムへのアシュアランス技術の適用」が行われました。本記事ではその内容をダイジェストで紹介します。
記事 新規事業開発 不動産投資をクラウド化、インベスターズクラウドが無在庫ビジネスを実現できる理由 不動産投資をクラウド化、インベスターズクラウドが無在庫ビジネスを実現できる理由 2014/10/08 不動産ビジネスの世界は景気に左右されやすく、浮き沈みの激しい業界の代表格だ。特にバブル崩壊、リーマンショックといったトレンドは、在庫価値の下落はビジネスに大きなダメージをもたらした。そうしたなか、アパート経営に関するクラウドサービスを展開するベンチャー企業「インベスターズクラウド」が在庫を持たない新たな異なるビジネス形態を確立し、業界の定説を打ち倒そうとしている。今回は同社代表取締役の古木 大咲氏にインタビューを実施し、レガシーな業界において競争力を発揮するIT活用のヒントを探った。
記事 見える化・意思決定 なぜトヨタは売上規模数十倍だったGMとの「差額」を集計したのか なぜトヨタは売上規模数十倍だったGMとの「差額」を集計したのか 2014/10/03 前回、さまざまな「見える化」について紹介したが、今回は目標達成に必要なトップとの“差額”を見えるようにすることの大切さについて触れてみたい。「目指せ日本一」「目指せ世界一」という目標を掲げる企業は少なくないはずだが、では自社とトップとの「差額」をどこまでみんなに見えるようにしているかというと案外少ないのではないだろうか。トヨタの原点、それは世界ナンバーワン企業GMとの差額を知ることから始まっている。
記事 見える化・意思決定 「見える化」が「見せる化」になっていないか?トヨタ式が理解できる5つの活用例 「見える化」が「見せる化」になっていないか?トヨタ式が理解できる5つの活用例 2014/09/17 トヨタ式を代表する仕組みの一つに「見える化」がある。トヨタの生産現場から生まれた言葉で、異常があればラインを止めるといった、問題の所在を「みんなに見える」ようにする取り組みのことを指している。そして今、見える化は生産現場を離れていろいろな企業で積極的に取り入れられているが、なかには見える化の目的とかけ離れた「見せる化」も少なくないようだ。
記事 製造業界 「現場」の力を引き出す方法、3つの「きく」と3つの「みる」を使い分けよ! 「現場」の力を引き出す方法、3つの「きく」と3つの「みる」を使い分けよ! 2014/08/29 「現場を見ろ」「現場の話を聞け」はよく言われることだ。トヨタ式では「現地現物」だが、ほかにも企業によって「現地現物現実」とか、「三現主義」という言い方があることからも分かるように、「現場」の大切さを強調する企業は多い。問題はどのレベルで「みる」か、どんな姿勢で「きく」かである。わずかの違いで見えるものも違えば、引き出せる話も大きく違ってくる。
記事 政府・官公庁・学校教育 埼玉県 教育局の”ICTを活用した協調学習”を支える、グーグルの教育市場戦略 埼玉県 教育局の”ICTを活用した協調学習”を支える、グーグルの教育市場戦略 2014/08/25 Google Apps for Educationを中心に、グーグルが教育市場への展開を加速化している。7月30、31日に開催された「Google Atmosphere Tokyo 2014」では、グーグルの教育市場製品の紹介とともにその最新の活動状況が明らかになった。さらに日本での導入事例として、埼玉県 教育局が登場。埼玉県がどのような教育基本方針のもとで活動し、ICTを活用する中でなぜGoogle Apps for Educationを採用するに至ったのだろうか。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 ランサーズCOO 足立 和久氏が語る フリー“ランサー”的な未来の働き方 ランサーズCOO 足立 和久氏が語る フリー“ランサー”的な未来の働き方 2014/08/22 コンピュータリソースのオープン化が、経営資源のオープン化をもたらした。さらに人的資源もオープン化される時代がやってくるだろう――。先ごろ開催されたGoogleの基幹イベント「Google Atmosphere Tokyo 2014」に登壇したランサーズの足立 和久氏はそう語る。同氏は、クラウドソーシングのプラットフォーム事業と、人的資源のオープン化を経営に活かすヒントについて解説した。
記事 製造業界 言う通りやるやつはバカで、やらんやつはもっとバカ。もっとうまくやるやつが利口 言う通りやるやつはバカで、やらんやつはもっとバカ。もっとうまくやるやつが利口 2014/08/15 トヨタ式を実践するうえで最も大切なことの一つが「人づくり」である。トヨタ生産方式というと、どうしても「モノづくり」のイメージが強くなるが、そこには「モノをつくる前に人をつくれ」が前提になっていることを忘れてはならない。トヨタ式改善のすべては「人間の知恵」によって進められる。改善によって「知恵ある人」を育て、育った人がさらなる改善を進める。このサイクルを回すことこそがトヨタ式の真髄である。
記事 経営戦略 コニカミノルタの本社を“舞台化”したことで、なぜ知と知の連鎖が生まれるのか コニカミノルタの本社を“舞台化”したことで、なぜ知と知の連鎖が生まれるのか 2014/08/14 複合機(MFP)の世界市場で高いシェアを誇るグローバルカンパニーのコニカミノルタ。情報機器を中心に世界約150カ国で事業を展開する同社の最大の課題は「モノからコト」への変革であった。印刷機やプリンタなどを単純に販売するモノ中心主義から、ITまわりを含めた総合的サービスを提供するコト中心主義へのシフトが求められていた同社。本社移転を機に新たなワークスタイルとワークスペース変革によって生まれたという知と知の連鎖とは、いったいどのようなものだろうか。同社オフィスに伺い、ワークスタイル変革のキーマンに話を聞いた。
記事 人件費削減・リストラ ソフトバンク 孫社長が描く日本復活の方程式、情報武装とロボット活用が鍵を握る ソフトバンク 孫社長が描く日本復活の方程式、情報武装とロボット活用が鍵を握る 2014/08/08 この約20年間、日本経済は著しく低迷し続けてきた。それがアベノミクスによって、もう一度復活しそうな兆しが見え始めている。SoftBank World 2014で登壇したソフトバンク 代表取締役社長の孫正義氏は、「“日出づる国”のはずが、ここ最近では沈みゆく日本ということで語られるようになってしまった。しかし私は日本は必ず復活すると思っている。またそうしなけばならない」と述べ、“日本復活の方程式”について語った。
記事 ロボティクス 名旅館「加賀屋」に学ぶ、人とロボットの共存で実現する「感動のサービス」 名旅館「加賀屋」に学ぶ、人とロボットの共存で実現する「感動のサービス」 2014/08/04 トヨタ式では「人間の知恵の上に自働化とジャスト・イン・タイムの2本の柱が立っている」と言われるほど、「人間の知恵」を大切にしているが、人間の知恵を引き出すためにはそれなりの工夫が必要だ。昨今ではロボットやスマートマシンが期待を集めているが、人間には人間にしかできない仕事をしてもらう必要があり、ロボットを使いこなすことも必要だ。そのためには、人間の仕事と機械の仕事をしっかり分けて考えることが大切だ。
記事 Web開発・アプリ開発 はてなブログチーム柴崎優季氏が明かすGitHub活用ノウハウ(後編) はてなブログチーム柴崎優季氏が明かすGitHub活用ノウハウ(後編) 2014/07/16 GitHub User Group主催のGitHub Kaigiが6月1日、都内で開催されました。GitHubを利用した開発はスタートアップやオンラインサービス系の企業などを中心に広まりつつあり、いままさに数多くのノウハウの交換が求められているツールでもあります。本記事ではGitHub Kaigiの2つ目のセッションとなった柴崎優季氏の「はてなブログチームの開発フローとGitHub」の内容をダイジェストで紹介します。
記事 Web開発・アプリ開発 はてなブログチーム柴崎優季氏が明かすGitHub活用ノウハウ(前編) はてなブログチーム柴崎優季氏が明かすGitHub活用ノウハウ(前編) 2014/07/15 GitHub User Group主催のGitHub Kaigiが6月1日、都内で開催されました。GitHubを利用した開発はスタートアップやオンラインサービス系の企業などを中心に広まりつつあり、いままさに数多くのノウハウの交換が求められているツールでもあります。本記事ではGitHub Kaigiの2つ目のセッションとなった柴崎優季氏の「はてなブログチームの開発フローとGitHub」の内容をダイジェストで紹介します。
記事 人材管理・育成・HRM 買収に「30年」と「30分」があるなら、トヨタは例外なく前者を選ぶ 買収に「30年」と「30分」があるなら、トヨタは例外なく前者を選ぶ 2014/07/09 「継続は力なり」の大切さはみんなが理解しているところだが、企業やビジネスマンにとって「継続」とはいったいどのくらいの期間を指しているのだろうか。「石の上にも3年」という言葉があるほどだから「3年」は立派な継続と言えるのだろうが、一方で今日のように変化の速い時代には「3年」はあまりにも長すぎると感じる人も少なくないはずだ。トヨタ式改善にとっての「継続」が今回のテーマである。
記事 リーダーシップ なぜプロ経験のないサッキがサッカーに革命をもたらしたのか なぜプロ経験のないサッキがサッカーに革命をもたらしたのか 2014/06/20 トヨタ式改善に限らず、何か新しいことをやろうとすると、過去の経験や業界の常識を楯に異を唱える人がいる。「そんなことは常識だよ」「以前にやったけどダメだった」といった言い方で、せっかくの自由な発想を否定して、提案者のやる気を削いでしまう。仕事をするうえで経験や知識の価値を否定するつもりはないが、経験や知識は時に改善や改革の妨げになることもあるということはしっかりと理解しておくことが大切だ。
記事 リーダーシップ なぜ「後出しの予言者」や「解決策を持たない評論家」が社内にはびこるのか なぜ「後出しの予言者」や「解決策を持たない評論家」が社内にはびこるのか 2014/06/06 1 あなたの会社に「後出しの予言者」や「解決策を持たない口先だけの評論家」はいないだろうか。改善に限らず、新しい挑戦や改革の敵は結果が芳しくない時に、「内心『やめた方がいい』と思っていたんだよ」と「先見の明」を自慢げに誇る人間や、問題は指摘するものの一向に解決策を考えようとしない人間だ。改善に必要なのは予言でも評論でもなく、そこにある問題を解決する「実行力」なのだ。
記事 UX・UI・デザイン ビジネスの俊敏性とUX(ユーザー体験)を両立させるWebシステム選定のポイント ビジネスの俊敏性とUX(ユーザー体験)を両立させるWebシステム選定のポイント 2014/05/23 企業情報システムは、ビジネスを考えれば迅速な展開が不可欠だが、エンドユーザーの業務効率を考えれば操作性やUX(ユーザー体験)の高さが重要である。従来はこの命題を、FlashやJavaアプレットなどの技術を使ったRIA(Rich Internet Application)が解こうとしてきた。これはこれで業務効率を大きく改善したが、クライアントプログラムをインストールするという宿命は、企業成長のボトルネックにもなるデメリットもあった。今はその先へ行き、“速さ”と“利便性”を両立させることが大命題となっている。
記事 リーダーシップ ジョブズとベゾスの成功に共通する「権力」の使い方、仕事は権限か理解・納得か ジョブズとベゾスの成功に共通する「権力」の使い方、仕事は権限か理解・納得か 2014/04/22 1人で完結する仕事はほとんどない。人と人が関わり、人から人へと受け渡す中で完成へと近づいていく。それはトヨタ式も同様であり、たとえどれほど素晴らしい改善案を考えたとしても、それを「やってみよう」と言って協力してくれる人たちがいなければ実行にはつながらない。「こんないいアイデアなのにどうしてみんな協力してくれないのか?」という悩みを現場で抱えている人も多いのではないだろうか。