記事 電子帳票・帳票出力 石油製品販売 伊藤忠エネクス「保安点検作業を陰で支えるモバイル端末導入」 2014/01/20 伊藤忠エネクスは、LPガスの卸売販売実績で国内屈指のディーラーとして知られている。同社は、長年にわたり、保安点検業務の結果を調査票に記入していたが、手書きによるミスや非効率などの課題を抱えていた。それらを解決するために、基幹システムと連携するモバイル端末を導入し、現場のデジタル化を推し進めた。そこで採用されたのが、オープンストリームが提供する業務システム向けWebプラットフォーム(業務専用ブラウザ)「Biz/Browser Mobile」であった。先ごろ開催された「Biz/Browser Re:Style Day 2013」に登壇した同社の内藤圭亮氏は、「Biz/Browser Mobile」を活用した自社の成功体験や、モバイル端末を活用したソリューション連携、今後の展望などについて紹介した。
記事 イノベーション アップルの歴史が物語る、「変えていいもの」と「変えてはいけないもの」 2014/01/09 改善とは変えることである。かつてある企業の経営者は「奥さんと子ども以外はすべて取り換えろ」と猛烈な檄を飛ばして企業改革に取り組み、その後の躍進につなげることに成功したが、「変える」は「何でも変える」ではないと知ることもまた大切なことだ。トヨタ式改善に必要なのは「何を変え、何を変えないか」をしっかりと見極めたうえで、「変える」ことをためらわない文化を築き上げていくことである。
記事 金融業IT 長野県の八十二銀行、BCP対策でテレビ会議システム導入 2014/01/07 八十二銀行は、非常事態発生時の通信手段複線化を主目的に導入したテレビ会議システムを構築した。2013年10月より、本部および地区幹事店など16店舗で先行導入され、今後、すべての営業店に順次展開される予定。日本IBMと兼松エレクトロニクスが支援し、シスコの「Cisco TelePresence」を導入した。
記事 金融業IT 大光銀行と第三銀行で日立の新基幹システム「NEXTBASE」が稼働開始 2014/01/06 日立は2014年1月6日、大光銀行と第三銀行で、地域金融機関向け共同アウトソーシングサービス「NEXTBASE」が1月4日から稼働したことを発表した。
記事 業務効率化 戸田覚氏が辛口チェック、なぜその企画書は経営層に伝わらないのか 2014/01/06 ビジネスと企画書は、切っても切れない関係にある。いま、我々が当たり前のように利用している製品やサービスにも、その誕生前には必ず企画書が存在したはずだ。もちろん、その多くは社外秘として秘匿され、世に出ることはほとんどないが、こうしたヒット商品の企画書を集め、書籍として出版したのが、アバンギャルドの戸田 覚 氏だ。数多くの企画書を見てきた戸田氏が、日商エレクトロニクス主催の「ビジネスプロセスイノベーションセミナー」のセッションに登壇。「ホンモノの企画書で知るBPMのメリットとは」と題して、IT系企業の企画書が抱える課題を辛口でチェックした。
記事 業務効率化 トッパン・フォームズ、スマホからIDカードを発行可能な「ID職人Smart」 2013/12/26 トッパン・フォームズは26日、スマートフォンなどから専用Webサイトへデータをアップロードし、IDカード発行の依頼を行えるクラウドサービス「ID職人Smart」を2014年1月から開始すると発表した。
記事 グローバル化 住友電工、上海市にエレクトロニクス製品の新会社設立 2013/12/26 住友電気工業(以下、住友電工)は26日、エレクトロニクス製品(電子ワイヤー、フレキシブルプリント回路、熱収縮チューブ等)の販売統括会社「住友電工電子製品貿易(上海)有限公司」を設立、営業を開始したことを発表した。
記事 新製品開発 アマゾンCEOのジェフ・ベゾスが、なぜ社員にひざまずくのか 2013/12/26 トヨタ式をベースとする改革を進めるうえで、最も大切なことの一つが「改善の文化」を自社に根付かせることだ。もし改善の文化がなければ、せっかく行った改革も「そこで」止まってしまい、「より良いもの」に進化することはない。改善の文化を根付かせるうえで大切なのは「変化を日常にする」ことであり、そのためには失敗を恐れないことだ。アマゾンのCEO、ジェフ・ベゾスも、それを社員に根付かせるためにさまざまな工夫を凝らしている。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ 富士市役所 深澤安伸氏が明かす、10年超にわたるシンクライアント・VDI導入のノウハウ 2013/12/16 サーバ仮想化にデスクトップ仮想化、あるいはアプリケーション仮想化など、現在、当たり前に利用されるようになった仮想化テクノロジーだが、今から12年前の2001年、この仮想化テクノロジーを大胆に導入し、クライアントPCを一気にシンクライアント化した自治体がある。静岡県の富士市だ。この取り組みは、その後も一貫して継続され、2013年には、ローカルでの管理を必要としないゼロコンフィグクライアント(以下、ゼロクライアント)への更新も実施している。2001年からプロジェクトの中心となって活動している総務部 情報政策課 OA化推進担当 深澤安伸氏に話を伺った。
記事 金融業IT 横浜信用金庫、ISIDの「BANK・R」採用し融資業務システムを刷新 2013/12/13 電通国際情報サービス(以下、ISID)は、横浜信用金庫の融資業務システムを刷新した。このシステムには、ISIDが提供する地域金融機関向け統合ソリューション「BANK・R(バンクアール)」の「格付・自己査定」システムおよび「顧客情報管理」システムが採用された。
記事 ITコスト削減 ANA、グループ内音声基盤にNTTコムのクラウド型サービス「Arcstar UCaaS」を採用 2013/12/11 NTTコミュニケーションズ(以下、NTTコム)は、全日本空輸(以下、ANA)グループの拠点、空港内オフィス、拠点外から利用する音声基盤を、クラウド型コミュニケーションサービス「Arcstar UCaaS」などを活用して構築することを発表した。
記事 生産・製造管理・PLM トヨタのラインは「止まる」のではなく「止める」、問題発生を改善のチャンスに変える 2013/12/04 「問題」というのは厄介なものだ。至るところに発生する可能性があり、どんなものになるのかもわからない。「何か問題はありませんか?」と聞かれて、「ありません」と答える人をよく見かけるが、本当だろうか?仕事をしていれば問題が起きるのは当たり前だし、時には失敗だってつきものだ。問題を避けて通るか、それとも問題を迎え撃つか。問題を隠すのではなく、問題をあえてみんなに「見える」ようにして、改善のチャンスと捉えるのがトヨタ式のやり方だ。
記事 業務効率化 トヨタ式「5S」とは何か、なぜ整理・整頓をして業績が伸びるのか 2013/11/20 トヨタ式改善の導入を考えるうえで、企業や組織が最初に取り組むべきはトヨタ式「5S」だ。5Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、躾のことを言う。たいていの人は「まず5Sから」と言うと、「何を今さら。もっと儲かる方法を」と反論したくなるところだろうが、前回も取り上げたようにトヨタ式5Sの中にはトヨタ式の考え方の基礎・基本のほとんどが入っていると言っても過言ではない。はたしてあなたの職場では、5Sはどの程度徹底されているだろうか?
記事 業務効率化 コニカミノルタ、複合機とクラウドを接続する「INFO-Palette Cloud」提供開始 2013/11/11 コニカミノルタは11日、シスコシステムズと共同で開発したSMB(中堅・中小規模ビジネス)向けクラウドサービス「INFO-Palette Cloud」を発表。11月25日より提供開始する。
記事 業務効率化 アステラス製薬、アクセンチュアとBPO契約締結 オペレーション高質化を推進 2013/11/05 アクセンチュアは5日、アステラス製薬の複数業務におけるビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)契約を締結したことを発表した。
記事 金融業IT 日本ユニシス、リース業務を共通化した次世代基幹システム「Lease Vision」販売開始 2013/10/30 日本ユニシスは、リース業向けの次世代基幹システム「Lease Vision」を30日から販売開始する。
記事 ERP・財務会計・人事給与 コールセンターのTMJに聞く、8000名の労働契約業務を1/3に削減した方法 2013/10/28 ベネッセグループでコールセンター事業を展開するTMJ。2013年3月末時点でのコールセンターのスタッフ数は約8000名を数える。同社では2011年、人事制度を改変、それまで半年単位だった契約社員との契約期間を3か月単位に変更、さらに最初の1か月間は単月契約とした。これによって契約社員との間で交わす労働契約書は従来の2.5倍の量となり、膨大な紙の管理が発生することとなった。ガバナンスの強化も含め、この状況を改善するために、同社ではクラウド型人事システムのe-HRを導入、労働契約書の電子化を図り、契約書管理に関わる作業工数の大幅削減に成功した。
記事 業務効率化 KS-SOL、スマートデバイス向けフィールド業務支援サービスを提供開始 2013/10/24 関電システムソリューションズ(以下、KS-SOL)は23日、スマートデバイス向けクラウドサービスとして、商品データからカタログを自動生成する「CIERTOR/Smart Catalog」と、報告書作成に最適な入力フォームを作成する「CIERTOR/Smart Report」を11月1日に提供すると発表した。
記事 業務効率化 紀陽銀行、OKIの「振込管理システム」導入 業務効率化を実現 2013/10/23 紀陽銀行は23日、振込不能処理(仕向けエラー処理・被仕向けエラー処理)を集中化し、業務効率化を実現するOKIの「振込管理システム」を導入したことを発表した。
記事 ソーシャル・エンタープライズ2.0 アクセンチュアが社内にソーシャルを定着させた7箇条と2つの実践プラン 2013/10/22 ソーシャルは、コンシューマーITとしての普及が先行してきたが、今やビジネスシーンでも、生産性の向上や創造的価値の創出、あらたなユーザー体験などのうえで無視できない存在となりつつある。しかし、アクセンチュアの森泰成氏は、「単にソーシャルツールを導入するだけでは、コラボレーションによる十分な効果は得られない」と警鐘を鳴らす。では、一体どうすればよいのか?森氏は、自社の経験を踏まえ、企業がチャレンジすべきアクションについて考察した。
記事 既存顧客強化 アマゾンのジェフ・ベゾスが実行するトヨタ式改善「顧客は常に正しい」 2013/10/21 「改善をやっています」という企業は多い。しかし、なかには「改善」ではなく「改善ごっこ」に終始している企業も少なくない。「改善」には本当の「改善」と「改善ごっこ」の二種類がある。一体、両者を分けるものは何なのだろうか。「本当の改善」を知ることがトヨタ式改善のスタートであり、企業や組織を強くし、そして人づくりへとつながっていくことになる。
記事 業務効率化 横浜マリノス 嘉悦朗社長が語る、F・マリノス再生を支える"日産流改革チーム"の作り方 2013/10/15 2013年9月28日時点でJ1リーグの首位に立つ横浜F・マリノス。1995年、2003年、2004年と過去3回のリーグ制覇を果たしたが、その後成績は低迷し、2009年には18チーム中、10位にまで落ち込んだ。それに呼応するように1試合当たりの観客数も大幅に減少する。そうした状況の中、F・マリノスの再生を託されたのが元日産自動車 執行役員で、2009年途中から横浜マリノス 代表取締役社長に就任した嘉悦朗氏である。そこで嘉悦氏が用いたのが、日産自動車にV字回復をもたらした企業改革手法だ。
記事 BPM・BPR 国内BPM製品10社を比較調査、IBMとSAPがリーダーに--ITR DatumiX 2013/10/08 国内BPM市場調査で、IBMとSAPが他社を大きく引き離す高い売上シェアを獲得した。これらのシェア上位2社のベンダーは、ユーザー企業からの期待値も高く、市場リーダーとしての確固たる位置にいるという。アイ・ティ・アール(以下、ITR)が調査を実施した。
記事 データベース 日本オラクル、サプライチェーン業務支援のインメモリ・アプリケーション4製品を提供 2013/09/18 日本オラクルは、企業のサプライチェーン業務を支援するインメモリ・アプリケーション製品「Oracle In-Memory Cost Management」、「Oracle In-Memory Logistics Command Center」、「Oracle In-Memory Consumption Driven Planning」、「Oracle In-Memory Performance Driven Planning」の4製品を提供開始した。
記事 流通・小売業IT イオンリテール 梅本和典社長:オムニチャネル・O2Oへの取り組みとワークスタイル変革 2013/08/19 1970年にジャスコとして誕生、現在グループ企業数は250を超え、2013年2月期の連結売上高は5兆6,853億円、営業収益は国内小売業トップの一角を占めるイオン。2008年には持ち株会社体制に移行し、小売事業はイオンリテールに承継した。同グループのイオンディライトではワークスタイルの変革を、イオンリテールではO2Oへの取り組みを推進している。その詳細について、イオンリテール 代表取締役社長でイオンディライトの顧問も兼ねる梅本和典氏が語った。
記事 グローバル化 ANA岡田圭介副社長が語る、グローバルでの生き残りをかけた業務プロセス改革 2013/08/12 航空業界における国際競争が激化する中、全日本空輸(ANA)グループではさまざまな業務プロセス改革に取り組んでいる。たとえば今は国境を超えた他社との協業が必須だ。その一方で、日本の高い品質を維持し続けることも非常に重要だ。SoftBank World 2013で登壇したANA 取締役副社長の岡田圭介氏は「お客さまのほうが変化スピードは速い。気が付いた時には、我々は取り残されてしまっているのではないか。その恐怖を認識した」という。こうしたことから行われた「顧客に焦点を当てた業務プロセス改革」とはどのようなものだったのか。岡田氏が語った。
記事 既存顧客強化 きゅうりのキューちゃんが導入した実物大の仮想陳列棚、画期的なプレゼンルームの効果は? 2013/08/07 「きゅうりのキューちゃん」で有名な東海漬物は、「純日本品質」をブランドスローガンに掲げ、高品質で安全な食品を食卓に届けている漬物業界のリーディングカンパニーだ。同社は、大阪支店の建て替えに合わせ、オフィス内に業界初となる画期的なプレゼンルームを構築した。大画面プロジェクターによって陳列棚を投影し、理想的な商品陳列(棚割り)を小売店などのバイヤーに向けて提案。プロジェクトを主導した東海漬物 広域流通部 課長 足立 公男氏に話を聞いた。
記事 製造業IT イノベーションは企業存続の危機につながる!?コスト4割減につなげたリコーのIT改革 2013/07/18 複合機やプリンターなどの設計から販売、サービスまでを一環してグローバルに展開するリコー。2012年3月期の連結売上高は1兆9,034億円で、うち海外比率が53.4%と半分超を占めている。厳しい国際競争を戦っていくために、同社はITを活用して、高効率経営と事業の創造を目指している。近年では、同社元副社長の遠藤紘一氏が政府CIOに就任したことでも知られている。設計・製造ソリューション展で登壇したリコー IT/S本部 本部長の石野普之氏が、リコーでの取り組み内容とその成果について明かした。
記事 業務効率化 「1つの戦略、1つのマイクロソフト」、マイクロソフトが過去最大規模の組織再編 2013/07/12 米マイクロソフトは11日、過去最大規模の組織再編計画を発表した。従来、製品別の8つの事業部門にわかれていたが、デバイスとサービスにフォーカスし、OS、アプリ、クラウド、端末の4つのエンジニアリング部門と、マーケティング、戦略・調査、財務、人事、事業開発、法務などの間接部門に分ける。