記事 収入/給与 賃金が低い仕事の2つの特徴 賃金底上げに本当に必要な「リスキング」とは 2023/03/29 近年の日本の労働市場を俯瞰(ふかん)すると、比較的低い賃金で働く労働者が労働市場に参加していくなかで、産業全体が労働集約的な形へと変化してきている。今後、日本全体の賃金水準を高めていくためには、より少ない人数で高い付加価値を生み出す経済構造へと転換していかなければならない。社会全体として賃金を上げるためのリスキリングや、労働移動のあり方はどのようなものだろうか。
記事 収入/給与 「パート責任者」はおかしい? イオンリテール待遇差解消への「声」に見える誤解 2023/03/28 流通大手イオンの中核企業「イオンリテール」が一部パートと正社員の待遇を同等にする。現在政府が進めている非正規雇用の賃上げや同一労働同一賃金に沿った新制度にも見えるが、実際にどのような声があったのだろうか。「同一労働同一賃金」をめぐる動きも併せて解説する。
記事 キャリア形成 教師は無用に? 生成AIがもたらす「学校の終焉」、これからの教育に“超重要なこと” 2023/03/27 OpenAIのChatGPTやマイクロソフトのBingなど生成系AIがあれば、学校のレポートや論文を簡単に作れてしまう。だから生成系AIの使用を禁止する学校が、これから増えるだろう。しかしこれは、新しい技術から目を背けているだけにすぎない。学校の先生は、生成系AIの活用を見据えた教育をすることこそが必要だ。そうでなければ、教師や学校は価値のない「無用」な存在に成り下がるだろう。
記事 収入/給与 過去10年で2.5倍に…急増する「外国人労働者」受け入れ再考の時 日本人の賃金との関係性 2023/03/24 低・中所得者が増加している背景には、女性や高齢者の労働参加があることは、前回述べた。このほか、賃金の問題を考える上で「外国人労働者」の問題は言及しておかざるを得ないだろう。現在、日本では外国人労働者が大きく増え、2022年で182.3万人、労働者に占める割合は2.7%となっている。この外国人労働者の急増は、日本人の賃金にどのような影響を与えているのだろうか。
記事 収入/給与 低・中所得者層が急増する日本、その原因とは?賃金構造に与える影響を徹底分析 2023/03/08 2000年以降の日本の賃金分布を確認すると、低・中所得者層が大幅に増加していることがわかった。この事象をどう解釈するか。また、その原因とは何だろうか。就業状況の推移やさまざまな角度からの分析を加え、日本経済の課題をひもとく。
記事 収入/給与 日本の安すぎる給料は「解決可能」と言えるワケ、データで見る賃上げしない根本原因 2023/02/27 ソニー(株) 商品設計第5部門 上林英紀 疑問に思ったのは製造業比率が高いことを課題としていること。先進国共通の現象だからそうあるべきというのは短絡的ではないか。 卸売、小売、保健衛生、社会事業の省人化により生産性を上げつつ、あぶれた人達をいかに高付加価値産業へ流れるようにしていくか、ということですね。簡単なことではないですが。
記事 収入/給与 世界の賃金・経済状況を徹底比較、結局は米国の1人勝ち…日本経済悲観論の誤解 2023/02/17 昨今、日本は貧乏から抜け出せない、諸外国の中で日本経済が1人負けしているというような悲観的報道が多い。しかし、ほんとうに日本経済だけが低迷しているのだろうか。また、日本の賃金ベースは異常な状態なのだろうか。国際比較で近年の日本経済を振り返りながら、賃金動向を分析する。
記事 収入/給与 なぜ人々は賃金の本質を見誤るのか、日本の賃金が上がらない決定的な理由 2023/02/14 日本の賃金の停滞感を嘆く議論は、近年盛んに行われており、こうした認識はますます広がりを見せている。そもそも1人ひとりの就業者は日々懸命に仕事をしているにもかかわらず、なぜその対価である賃金が増加していかないのか。企業が内部留保をため込んでいるといった指摘に代表されるように、何か分配面での重大な課題が隠れているのではないか。あるいは経済・金融政策など国の政策的な誤りが背景にあるのではないか。1972年以降の日本の賃金動向を振り返り、賃金の「ほんとう」を考えてみたい。
記事 転職 【実録】就業意欲のある50代、定年後どうなった?シニア就業の意外な結果と本音 2023/01/23 70歳までの就業機会の確保が企業の努力義務となるなど、徐々に働き続ける年齢は上昇しており、企業制度はここ10年で大きな変化の様相だ。その渦中で、16年前「65歳以降仕事をしたい」と考えていたシニアの現在の就業状況はどうなっているのだろうか。また、その意外な就業目的とは。厚労省の調査、シニアジョブ独自のアンケート結果を紐解く。
記事 収入/給与 物価高でも給料が上がらない謎…労使交渉ではない、賃金が決まる「3つの要因」 2023/01/16 賃金が注目を集めている。しかし大多数の会社は賃上げできていないのが現実だろう。では賃金とはどのように決まるのか。多くの人が労使交渉によって決まるものだと考えているが、その考えは間違いだ。賃金水準の決定には、3つの要因が関わってくる。これらが改善されない限り、長期的に賃金水準が上がることはない。逆に改善されないまま無理にでも賃上げを行えば、その企業は淘汰される。
記事 キャリア形成 メタ、ツイッターなど大量人員削減報道の大きな誤解、本当は「超人手不足」の真因 2022/12/09 個人 個人 ワイエス まあ、リスキリングだと話は逆なんですよね。 企業の人材を数年でリスキリングできないから人で不足になっているんですよ。 ITで不足している人材は育成しようとすると、適性のある人でも20年ぐらいは必要なんです。適性のない人だと倍から3倍以上の年月が必要ですね。 まあ、実際には、倍から3倍かかる見込みのない人には企業は投資しないんですけどね。 そもそも、1,2年で育成できる程度の人材なら、既に企業が行っているでしょう。まあ、そういう話です。
記事 キャリア形成 円安で外国人労働者が離れていく?日本に魅力がない明らかすぎる理由 2022/10/20 進行する円安、実質賃金の低下など、外国人労働者が日本で働く魅力が低下している。外国人の「日本離れ」を表すかのように、ベトナム政府からは実習生に対する強気な待遇改善要請があり、影響は如実に表れてきている。外国人労働者を取り巻く環境はどのように変化しているのだろうか。
記事 キャリア形成 メディア大注目 「草ストロー」事例に学ぶ、学生起業成功のための5つのポイント 2022/10/03 学生起業は孤独で不安も多い。筆者も学生時代に起業した際は、誰にも相談できず悩んだ経験がある。ただ、学生起業はメリットも多く、起業相談機関や支援団体もある。起業を考える学生には、「いつでも相談できる人物がいる」ということを忘れないでほしい。起業を考える学生に向けて、学生起業の2つの成功事例と、起業に際して抑えるべき5つのポイントを紹介する。
記事 キャリア形成 なぜ伊能忠敬はすごいのか?「中高年の希望の星」にとどまらない人生に学ぶ成功法則 2022/08/18 伊能忠敬は江戸時代に日本全国を測量し、正確な日本地図を作った人物だ。55歳から測量や地図作製を始めたため、「老後の第二の人生での成功者」、「中高年の希望の星」などと言われる。では、なぜ忠敬はこうした偉業を“隠居後”に成し遂げることができたのだろうか。しかも、忠敬は単なる「元百姓」という立場で、測量経費もほぼ自腹だったというから驚きである。忠敬がどのような職業人生を送ってきたのかをひもとくとともに、実は一般に知られる「中高年の希望の星」との評価とはまったく異なるエピソードを紹介することで、現代の我々の第二の人生の成功のヒントを探る。
記事 キャリア形成 コロナ禍でも保険会社が「採用を継続」した理由、そのニーズの変化とは? 2022/08/16 コロナ禍で多くの業界が採用を一時見合わせる中、生命保険各社は採用を継続し、転職希望者の受け皿となり続けました。引き続き保険業界の採用意欲は旺盛ですが、実は採用側が転職者に期待する役割が、大きく変わってきています。対面中心だった顧客へのアプローチがコロナ禍で一変し、顧客との新たな接点を創り出せる人材が求められるようになっています。
記事 転職 米国以外でも強まるテック系スタートアップの「大解雇」、欧州・東南アジアの現状 2022/08/03 米国のテックスタートアップ界隈では、インフレや「不況」報道を受け、雇用抑制やレイオフ(解雇)に踏み切る企業が増えている。一方このトレンドは、米国だけでなく、欧州や東南アジアにも波及していることが確認されてきた。欧州や東南アジアのスタートアップ界隈では、どれほどの規模で雇用抑制やレイオフが進んでいるのか、その現状を探ってみたい。
記事 キャリア形成 就活の夏インターンが採用直結へ、“新ルール”の全貌と注意点 2022/08/02 大学生が夏休みに突入するとともに、大々的に企業のインターンシップが始まり、大学3年生は本格的に将来のキャリアを考え始める時期となった。政府は、2023年よりインターンシップでの評価を採用選考に活用することを認める方針に転換しそうだ。こうした方針によって、就職活動の時期がますます早まる、勉強の時間が減る、格差が生じるといった懸念の声も多く出ているが、転職支援のプロである筆者の懸念は“別”にある。政府の方針を振り返りながら、学生に向けてインターンシップでの注意点を解説する。
記事 キャリア “急増”する中高年コロナ禍リストラ、その深刻すぎる実態 2022/06/29 コロナ禍によって中高年のリストラが増えた。これまでは評価が高く、転職・再就職しやすかった人材がリストラされるケースもあり、その状況は読み切れない。大企業では、早期・希望退職を募る会社が増え、中小企業ではいきなりクビになることも…そのうえ、リストラ後再就職ししたくても、再就職が難しい業界・職種がある。厳しすぎるその実態を詳しく見ていこう。
記事 キャリア形成 中高年コロナ禍リストラの「明暗」分けたもの、再就職は「アレ」にこだわるな 2022/06/29 コロナ禍によって増えた中高年のリストラ。大企業・中小企業の深刻すぎる実態について解説した前編。では、リストラされてしまった後、スムーズに再就職を成功させるにはどんなことに気をつければ良いのだろうか。後編では、採用されやすい中高年の特徴と仕事選びのポイント、リストラ後の心得について、解説する。