記事 セキュリティ戦略 「予防的対策」だけでは防げないサイバー攻撃- 急務は「発見的対策」の体制作り 2014/07/02 個人や企業、時には国家を標的にしたサイバー攻撃は、金銭的な利益を目的とした一大ビジネスと化した。その技術は高度化し、手法も巧妙化の一途をたどっている。企業は、常に進化を続けるサイバー攻撃に対して、その動向を把握し、適切な対応を行うことが求められている。対策を怠ることで失うのは、ブランドや顧客からの信用だけではない。膨大な金銭的損失を招く可能性も、増し続けているのだ。
記事 セキュリティ戦略 【特集】もはや「予防」は困難なサイバー攻撃にどう対処する? 2014/06/30 ソーシャル・エンジニアリングや水飲み場型攻撃など、企業を狙うサイバー攻撃の手口はますます巧妙化している。もはや従来の「絶対に侵入させない」といったセキュリティ対策では、すべてを防ぐことはほとんど不可能だろう。では、外部から侵入されることをある程度想定したとき、どのようなセキュリティ対策が有効となるのだろうか?
記事 電子メール・チャット ファイルのやり取りはすべてメール添付でOK!利便性とセキュリティを両立する画期的な方法とは? 2014/06/30 ファイルを最も手軽に送る方法、それはメールに添付することだ。しかし、メールに添付できるファイルサイズは限られている。ファイル転送サービスやオンラインストレージなどを使えば送信は可能だが、ユーザーは送信の際の手間が増え、IT管理者はセキュリティやコンプライアンスの課題を抱えることになる。これらの課題を解決するには、どのようなソリューションがあるのだろうか?
記事 Webセキュリティ Webセキュリティ対策のコストはどのくらいかかるのか?何から着手すべきか? 2014/06/11 いまやWebサイトは、企業のビジネスに不可欠な存在だ。ECサイト、ブランディング、マーケティング、企業内のイントラネットなど、さまざまな用途でWebサイトが活用されている。一方で、Webサイトをめぐるセキュリティ事件・事故が急増しているのも事実だ。JPCERT/CCのデータによれば、2011年には8485件だったWebサイト関連のセキュリティ事件・事故の報告件数が、2012年には20019件、2013年には2万9191件と急増している。その中で、現在のビジネスに欠かせない自社のWebサイト/Webアプリケーションをどう守っていけばよいのか。本稿では、特にコストの視点から最適なセキュリティ投資を考える。
記事 Webセキュリティ 【特集】アプリケーション保護とセキュリティの確保 2014/04/16 企業におけるWebアプリケーションの利用拡大に伴い、これを狙った攻撃も多発している。しかし、Webアプリケーションはさまざまな開発言語や環境の選択肢があり、セキュリティ水準を担保するのは非常に難しい状況にある。そこで本特集では、アプリケーション保護とセキュリティの確保について解説する。
記事 PKI・暗号化・認証 トーマツ、日本セーフネット、ネットアップ担当者が語る暗号化の重要性、クラウド時代のセキュリティはどう守る? 2014/03/01 標的型攻撃が猛威をふるっている一方で、守るべきデータは爆発的な増加を続けている。こうした状況の中、企業はどのように対応するべきなのか。「SafeNet Crypto Live Japan Forum 2013」で登壇したデロイトトーマツリスクサービスの丸山満彦氏は「Information Centric(情報中心)の対策が必要」と説く。また、同イベントに登壇したデータベースセキュリティコンソーシアムの高岡隆佳氏は「データベース暗号化ガイドライン」などを紹介した。
記事 Webセキュリティ Webの不正アクセス被害、情報漏えいだけが問題ではない 2014/02/27 企業のWebサイトを狙った攻撃が後を絶たない。個人情報やクレジットカード情報を扱う企業、しかも名前の知られた著名企業においても、こうした漏えい事件が頻発している。金融機関やネット通販サイトにとって、個人情報やクレジットカード情報を保有できるかどうかは競争力の源泉とも言うべきもの。顧客との信頼があって、初めて預かることができるものだ。しかし、それが一度漏えいしてしまえば、経済的な被害を補填する可能性があるだけでなく、その顧客は二度と自社サイトを利用してくれないだろう。こうした情報漏えいの問題は、これまでも言い古されてきたことではあるが、Webの担当者はそれ以外の問題にも頭を抱えている。
記事 ID・アクセス・ログ管理 ID・パスワードの仕組みは既に崩壊!?現代の企業認証はどうすればいいのか 2014/01/17 複雑なパスワードでセキュリティを維持できたのは、過去のこと。今やIDとパスワードで認証を行うのは非常に危険、そんな時代がやってきた。簡単なパスワードであれば高い確率で見破られるのはもちろん、キーロガーでパスワードを抜き取られてしまったり、他のサイトから漏えいしたパスワードを使いまわしされるという問題もある。とはいえ、パスワードを非常に複雑にして、サービスごとに使い分け、さらにそれを短期的に変更する、といったことは普通は難しい。そんな現代において、企業は認証の仕組みをどう整えるべきなのか。
記事 ID・アクセス・ログ管理 ログの有効活用で実現するセキュリティ、今SIEMが注目されている理由は? 2014/01/08 セキュリティの世界で、SIEM(Security Information and Event Management:セキュリティ情報イベント管理)というキーワードが注目を浴びている。この言葉自体は決して新しいものではなく、ログ管理やコンプライアンス確保のためにIT統制に取り組んだ経験がある読者には見覚えのあるものだろう。そのSIEMが、今なぜ再び脚光を浴びているのか。そしてコンプライアンスではなくセキュリティの側面から取り組むSIEMとはどのようなものなのか。
記事 情報漏えい対策 【特集】社内のデータ資産を守れ!クラウド・オンプレをまたいだセキュリティ対策 2014/01/01 ビッグデータがバズワード(流行り言葉)となり、企業のデータ資産の価値が改めて見直されている一方で、その価値ある資産を狙う攻撃者も増えている。企業はいかにして社内のデータ資産を守るべきなのか。本特集ではクラウド・オンプレミス(社内設置)を問わないセキュリティ対策を紹介する。
記事 電子メール・チャット 【特集】メールで手間なく安全に! ファイル送受信の新常識 2014/01/01 ビジネスでは頻繁にファイルデータのやり取りが発生するが、そのファイルサイズは年々大きくなっていないだろうか。しかし、未だにほんの数MB単位のファイルを送る際ですら、USBメモリや無料オンラインストレージといった、メール添付以外の複雑かつ危険な方法を取らざるを得ない企業が多い。セキュリティと利便性をトレードオフすることなく、大容量ファイルを送受信する方法はないのだろうか?
記事 Webセキュリティ 止まらないWebセキュリティ問題、事故1件で数千万円の被害を防ぐための方策とは 2013/11/13 会員情報の漏えい、クレジットカード番号の流出など、Webを介したセキュリティ問題が連日のように報道されている。日本ネットワークセキュリティ協会によれば、個人情報漏えい事故による推定被害額は1件あたり3,780万円にのぼる。一方で、パスワードリスト攻撃やTorのような匿名性の高いツールを使った攻撃の高度化も進んでおり、適切な対応をしているはずの大手企業やWebサービス事業者も被害を受けている。従来型のWebセキュリティ対策が限界を迎える中、新しいWebセキュリティ対策手法に注目が集まっている。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ マイクロソフト×セーフネット対談:クラウド時代に企業の認証・ID管理はどうあるべきか 2013/09/25 企業におけるクラウド活用は、もはや当たり前となりつつある。しかし、特に中堅・中小企業にとって、クラウドのセキュリティは切実な問題だ。一方でクラウドのテクノロジーは日々、進化を続けている。現在では、セキュリティそのものも、クラウドサービスで提供されようとしているのだ。企業を取り巻くクラウドとセキュリティの課題や最新動向について、日本マイクロソフトのエバンジェリスト 安納順一氏と松崎剛氏、クラウドによる統合認証サービスを提供している日本セーフネットの亀田治伸氏に話を聞いた。
記事 情報漏えい対策 標的型攻撃のステップを7つに分解、先回り対策が可能な「Active Defense」とは? 2013/09/12 特定企業を狙った標的型攻撃は、一般的な攻撃に対するセキュリティ対策ではなかなか防ぎきれない。そのため「APT攻撃の一連の流れを7つのステップにモデル化した“Cyber Kill Chain”をもとに、いずれかのステップで攻撃の流れ(チェーン)を断ち切るという考え方が重要だ」と強調するのは、マクニカネットワークス セキュリティ研究センター長を務める政本憲蔵氏だ。標的型攻撃の検知を回避する攻撃者側のテクニックや、熾烈を極める標的型攻撃への対応策について解説する。
記事 情報漏えい対策 監視型セキュリティ対策とは何か?押えておきたい3つの要素 2013/08/23 これまで企業のセキュリティというと、どうしても「防御」が中心だった。もちろんセキュリティ対策として守りを固めることは重要だ。しかし昨今のような標的型サイバー攻撃では、どんなに守りを固めても、あっさりとすり抜けられてしまうという苦い現実もある。このような状況で起きているのが、従来の境界型セキュリティ対策から視点を広げた監視型セキュリティ対策へのシフトである。この監視型セキュリティ対策とはいったどういったものなのか。その要点を解説する。
記事 情報漏えい対策 被害最小化のために押えておきたい、マルウェア感染の攻撃が成立する3つのステップ 2013/08/22 大手自動車メーカーのホームページ改ざん事件、ソーシャルメディア上で横行するスパム問題──今、注目を集めるこれらの事件は多くの企業にとって無関係なものではなく、重大なセキュリティインシデントをもたらす可能性のあるものだ。かつてのようにインターネットからイントラネットへの侵入をどのように防ぐのか、またインターネットからPCにダウンロードされるマルウェアをどのように撃退するのかという意識だけでは対策が追い付かなくなりつつある。新たな脅威にどう対処すればいいのか、EMCジャパン RSA事業本部 マーケティング部 部長の水村 明博氏に話を聞いた。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ ブラザー工業事例:遠隔管理用シンクライアントの安全性確保、運用負荷とコストを削減 2013/07/16 世界40カ国以上に拠点を置き、グローバルに事業を展開するブラザーグループ。グループの中核となるブラザー工業は、基幹システムをサポートする仕組みの安全性確保とコスト削減、運用管理負荷の低減を目的に、日本セーフネットの「セーフネット認証サービス」を採用し、その目的を実現しました。
記事 ID・アクセス・ログ管理 サイバー攻撃には盗まれたパスワードが利用、社員のパスワード使い回しリスクを下げる 2013/06/05 いま、大手Webサービスを中心にサイバー攻撃が相次いでいる。主に個人向けのサービスで多く報道されているが、実はこの状況は企業向けITとも深い関係のある問題をはらんでいる。中でも特に問題視されているのが「リスト型アカウントハッキング」だ。これは、一度流出したIDとパスワードを組み合わせて、他のサービスでログインを試みる攻撃のこと。サイバー攻撃の実に32%で、盗まれたパスワードが悪用されているという調査結果もあるほどだ。社員によるパスワードの使い回しを防ぎ、安全性と利便性を両立するにはどうしたらいいのだろうか。
記事 ID・アクセス・ログ管理 Office 365、Salesforce、VDIで共通する問題とは?安全性と利便性を同時に高める極意 2013/06/03 いまや、多くのビジネスパーソンが、さまざまなデバイスを使って、Office 365やSalesforce、Google Appsをはじめとする複数のクラウドサービスを使いこなしている。また、企業での仮想デスクトップ(VDI)やVPNを利用したモバイルアクセスも一般化している。このように、複雑化、多様化するサービス、あるいはデバイスに共通している問題がある。それが「認証」の問題だ。そもそもサービスごと、デバイスごとに複数のIDとパスワードを使い分ける煩雑さに加え、同じパスワードを使い回すと、著しいセキュリティの低下を招いてしまう。「認証」において、利便性と安全性を両立する方法を探った。
記事 標的型攻撃 ビッグデータをセキュリティに活かす!?標的型攻撃への最新サイバー攻撃対策 2013/05/24 個人情報や機密情報の流出、サイトの改ざんなど、サイバー攻撃の脅威は増大するばかりだ。日本だけでなく世界中の国や警察も、情報セキュリティへの取り組みを本格化させている。企業は先んじてセキュリティに取り組んできたと言えるが、「うちは大丈夫」と考えている企業があるとしたらそれは逆に大問題かもしれない。セキュリティ対策に絶対安全というものはないからだ。熾烈を極めるサイバー攻撃とはどのようなものか。そして企業は今、何をすべきなのか? 対策はあるのか?
記事 個人情報保護・マイナンバー対応 【特集】Office 365、Salesforce、VDIで共通する問題とは?安全性と利便性を同時に高める極意 2013/05/01 いまや、多くのビジネスパーソンが、さまざまなデバイスを使って、Office365やSalesforce、Google Appsをはじめとする複数のクラウドサービスを使いこなしている。また、企業での仮想デスクトップ(VDI)やVPNを利用したモバイルアクセスも一般化している。このように、複雑化、多様化するサービス、あるいはデバイスに共通している問題がある。それが「認証」の問題だ。そもそもサービスごと、デバイスごとに複数のIDとパスワードを使い分ける煩雑さに加え、同じパスワードを使い回すと、著しいセキュリティの低下を招いてしまう。「認証」において、利便性と安全性を両立する方法を探った。
記事 セキュリティ戦略 なぜ今、認証プラットフォームの再考が重要か? ワークスタイルと共に変わる企業セキュリティ 2013/04/04 ビジネスパーソンの働き方が大きく変わってきている。ネットワーク経由で自社システムやクラウドサービスにアクセスし、時間と場所にとらわれず仕事をする人が増えてきた。利用するデバイスもPC、タブレット、スマートフォンなどさまざまだ。一方、ユーザー側の利便性が高まるにつれて、企業が負うべきセキュリティリスクはより増大することになる。そこで求められる重要なセキュリティ対策の1つが、“利用者の正当性を正しく見極めること”だ。
記事 セキュリティ戦略 【特集】重要性を増すログイン認証強化、その対策は? 2013/03/02 インターネット経由で社内システムやクラウドサービスにアクセスするなど、場所を選ばない働き方が浸透している。こうしたワークスタイルの変化と共に変わらざるを得ないのが、企業のセキュリティだ。自社の情報資産を守っていくためには、大前提として、そのシステムやサービス、あるいはデバイスを利用しているのが正しいユーザーなのかを正確に見極める必要がある。そこで求められるのが、認証プラットフォームの強化だ。
記事 Web戦略・EC トラブル回避に役立つ!SSLサーバ証明書とルート証明書の関係を知る 2013/02/05 EコマースにSNSなど、Webで個人情報を入力して便利な機能を活用するのは今ではごく当たり前のことになった。情報漏えいのリスクを避けるためにも、SSL暗号化通信を導入しているサイト構築者がほとんどだろう。しかし、その仕組みを本当に理解して利用しているだろうか? その仕組みを把握すれば、トラブル発生時にもその原因をより具体的にイメージしながら対応でき、また、事前に問題回避することもできるようになるはずだ。
記事 クラウド 賢いクラウドサービスの選び方 ~チェックすべき5つのポイントとは? 2013/01/29 業務に必要なシステムを新たに導入する際、自社にサーバーを持つオンプレミス(社内設置型)だけではなく、クラウドサービスを選択肢に含めるのは、今ではごく当たり前のことになっている。しかし、社内で運用され社内のネットワークから利用する従来のシステムとは大きく異なるクラウドでは、セキュリティが不安だというユーザーも少なくない。クラウドサービスの選定にはどのような視点を持ち、何に気を付けてサービス事業者を選ぶべきなのか、改めて整理してみよう。
記事 スマートフォン・携帯電話 スマートフォンに潜むセキュリティリスク ~無線LANからの情報漏えいをいかに防ぐか 2013/01/22 スマートフォンの活用は、日常生活においてもビジネスシーンにおいても広く深く浸透してきている。小さなデバイスながら、モバイル通信と無線LAN機能を搭載し、膨大な情報を扱えるスマートフォンは、便利である反面PCと同様のセキュリティリスクにもさらされている。スマートフォンを使う際にはどのような危険があり、どうすれば避けることができるのか。安心して使うために、そこに潜むリスクをきちんと把握しておく必要がある。
記事 Web戦略・EC 【特集】ルート証明書の役割を理解する ~SSL暗号化通信の信頼の要 2012/12/31 消費者の購買スタイルは年々Eコマースへと流れている。モバイルEC市場の成長も著しい。消費者が安心して利用できるWebサイト構築がますます求められるが、そのために重要なSSLサーバ証明書の導入は、つい片手間に考えてしまいがちだ。価格や発行スピードで選んでしまい、結果サービス運用中に思わぬトラブルが発生する可能性もある。こうしたトラブルを避けるためにも、認証局(ルート証明書)の役割について理解したうえで、SSLサーバ証明書を選定、導入する必要があるだろう。
記事 クラウド 【特集】クラウド導入はじめの一歩 まず何を確認すべき? 2012/12/29 ハードウェアの設備投資やメンテナンスに手間がかからず、ビジネスの規模に応じて柔軟かつすばやく導入できるクラウドは、企業にとってメリットの大きいITの利用形態だ。しかし、インターネットを通じてアプリケーションやサービスを利用するとなると、セキュリティに関する懸念は増すだろう。とはいえ、いざクラウド時代に適したセキュリティ環境を構築しようと考えても、どこから手を付けて良いのかわからない企業は多いのではないだろうか? 本特集では、クラウド導入を検討している企業がまず知っておきたいセキュリティのポイントを解説する。
記事 セキュリティ戦略 【特集】見落としがちなスマートフォン活用のセキュリティリスク 2012/12/23 スマートフォンのビジネス活用は、もはやIT管理者が好むと好まざるとに関わらず、現場レベルで深く浸透し始めている。場所を選ばずに仕事ができる点は確かに便利だが、そこには大きなセキュリティリスクが潜んでいる。よく言及されるMDMなどの端末管理はもちろんだが、そもそも無線LANなどの通信も、安全が保たれているだろうか?