記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS ミッションクリティカルな要望に応えるクラウド時代のデータセンター選び 2017/04/04 インターネットの普及によって、いまや通信帯域はギガクラスの高速インフラが普通になり、誰もが通信速度を気にせずにサービスを利用する時代になってきた。たとえば、ひと昔前ならば厳しかったストリーミングや動画配信も、いつでもどこでも楽しめる状況だ。「そうなると、各企業がサービスを展開するうえで、それを下支えするデータセンターの役割も高まります。高速なバックボーンを提供する強固なデータセンターがより求められています」と語るのはアット東京の富岡 正行氏だ。いま真の意味で必要なデータセンターの実像とは一体どのようなものなのだろうか?
記事 クラウド 社内システムの「AWS化」がもたらすメリットとは? 移行で注意すべきポイントはどこか 2017/03/15 アマゾンのクラウドサービス、AWS(Amazon Web Services)の波が、企業向けITの領域を一気に浸食してきている。新たなWebサービスを開始するような場合はもとより、重要な社内システムでさえもAWS上へ移行する企業も出てきており、本格的なクラウド時代が到来している。従来、クラウドはITリソースの増減の激しい分野に向いていて、トラフィックが一定の社内システムなどの領域には向かないとされてきたが、なぜ社内システムにもクラウドなのだろうか。そのメリットについて、改めて整理してみた。
記事 バックアップ・レプリケーション データ活用進展で「板挟み」に陥る3つの課題、こうすれば解決できる 2016/11/29 これからの企業の競争力の源泉がさまざまな「データ」にあることは論を待たない。しかし、このデータをどう具体的に活かしていくのか決めあぐねている企業も多いのではないだろうか。そこで言われる決まり文句が、「使わないかもしれないけどとりあえずとっておいて」という言葉。データの質が多様化し、データ量も爆発的に増えている中で、これは言わば無理難題をふっかけられているに等しい。企業の担当者はこうしたデータの課題にどう立ち向かっていけばよいのだろうか。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS DevOpsにワークロード統合、「SDx」時代の情シスとフラッシュストレージの役割とは 2016/11/08 競争優位を確保するために、大手企業はワークロードを統合したり、Webサービスを展開する企業は開発と運用が連携した「DevOps」の体制作りに取り組んだりしている。ITインフラがクラウド指向になり、かつ「Software Defined(SDx)」の方向にシフトしている中で、ITインフラのニーズはどのように変化しているのか。今回は、SDxの普及によって変わる情シス部門の役割や、2016年にHDDの容量効率や容量単価を上回り、実用期に入ったといえるフラッシュストレージ活用のポイントを紹介しよう。
記事 情報漏えい対策 「秘密分散法」による、まったく新しい情報漏えい対策が注目される理由 2016/10/17 サイバー攻撃や内部関係者の不正による情報漏えい事件が後を絶たない。たとえ、どれだけ高度な暗号化技術を使っていても、いつかは突破される可能性があるばかりか、その中に個人情報が含まれていれば、それは立派な情報漏えい「事件」となる。こうした中、まったく新しい情報漏えい対策として注目を集めているのが「秘密分散法」だ。暗号化にとって代わるこの技術の実用化が進んだことで、情報漏えい対策にパラダイムシフトが起きようとしている。キーワードは「オープン・セキュリティ」だ。
記事 IT投資・インフラ戦略 今、ITのデザインをゼロベースで「再発想」しなければ取り残される 2016/09/16 デジタライゼーションが進展している現在、従来型のITプラットフォームでは、もはやビジネス部門の細かな要求に対応し切れなくなってきた。この状況を放置し続ければ、自社の競争力は低下していくばかりだ。今の企業には、どのようなプラットフォームが必要なのだろうか。今後のデータセンターのあるべき姿を提唱するIDCフロンティア 代表取締役社長の石田 誠司氏と、ITインフラの構想化などを専門分野とするアイ・ティ・アール 取締役/プリンシパル・アナリストの金谷 敏尊氏が議論を交わした。
記事 IT投資・インフラ戦略 「ビジネスの足を引っ張る」ITインフラから脱却し、“Data Centric”を実現せよ 2016/09/16 業務システムの基盤にパブリッククラウドを使うという状況も今や当たり前になってきた。ITのコモディティ化は着実に進んでいる。5年後、10年後にはIoTやAIの分野でも日用品レベルのITが出てくることが想定される。一方企業は、従来型のIT機能とデジタルビジネスに対応するための新たなIT機能を備えておく必要がある。こうした環境下で求められる次世代のビジネスプラットフォームとは、一体どのようなものなのか。8/24に開催された「次世代データセンター活用セミナー2016」において、IDCフロンティア 代表取締役社長の石田 誠司氏が、データセンターの進化の方向性とともに、次世代ビジネスプラットフォームについて講演した。
記事 サーバ MM総研 中村執行役員に聞く、調査データでわかった!止められないシステム実現の条件 2016/08/02 コスト削減などを目的に、多くの企業が仮想化技術を採用した結果、物理サーバ1台あたりの集約度が進み、そこで求められる性能が高くなっている。また、ITがビジネスに与える影響は拡大しており、その可用性や信頼性への要求も大きくなる一方だ。こうした状況で、今後、どのようにITインフラを構築していけばよいのだろうか。MM総研 クラウド&モバイル・ソリューション研究グループ 執行役員 研究部長の中村 成希 氏に聞いた。
記事 セキュリティ戦略 クラウド時代、AWSやAzureのセキュリティだけでは不十分なワケ 2016/07/26 今や多くの企業がAmazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azure、Google Cloud Platformなどのクラウドサービス(IaaS/PaaS)を利用していたり、移行を検討していることだろう。ただし、それによって「セキュリティの負担も軽減された」と信じているなら、今一度、利用しているクラウドサービスのSLAを確認することをお薦めする。クラウドの利用が進めば進むほど、実はセキュリティの問題が複雑化している可能性が高いからだ。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS コロケーションとラックハウジングはどう違う?データセンター選びの3つのポイント 2016/03/07 プライベートクラウド構築やBCP対策を検討している企業にとって、データセンター選びは避けて通れないテーマだ。ところが、いざ選択の段階になると、データセンターのことを意外と知らないことに気づく。当然だが、高スペックを求めすぎると、高コストになり、最低限必要な要件を満たさなければ、移転の意義が失われてしまう。運用が始まってから後悔しないためにも、これだけは外せないデータセンター選びのポイントを押さえておこう。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS 【物語でわかる】取引先の信頼を勝ち取れ!BCP策定とデータセンター移転の最適解とは 2016/03/07 精密機械部品の加工を得意とする浦河製作所。規模は小さいが、その高い技術力が評価され、大手メーカーとも直接取引する知る人ぞ知る存在だ。つい最近は、海外の大手医療機器メーカーから問い合わせがあり、新たな大口取引先として期待が高まっている。ただ、社長の浦河が懸念しているのはBCP(事業継続計画)だ。実は、医療機器メーカーからの問い合わせには、技術の他にBCPも含まれていた。命に関わる医療機器にとって、部品供給の停止は決して許されないからだ。技術には自信がある。しかし、BCP、特にIT-BCPは……。そこで浦河は、情報システム部門の吉田を呼んだ。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS 日本アンテナ事例:通信用・放送用機器ビジネスを支えるデータセンターの条件とは 2016/02/08 テレビ受信用アンテナ、パソコンの無線通信用アンテナ、タクシー無線や消防無線、無線のセキュリティカメラなど、無線通信に関わるあらゆる製品を開発・販売している日本アンテナ。そのビジネスをITで支えているのが、同社の情報システム課である。かつては拠点ごとにバラバラのIT環境だったが、現在はデータセンターに統合。その変遷と取り組みについて、日本アンテナ 管理本部 副本部長 兼 管理部長 今尾次郎氏らに話を聞いた。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS 世の中を自然言語で解析、きざしカンパニーを支えるデータセンター事例 2016/01/06 いま、世の中で起きようとしていること(兆し)をとらえるテクノロジーを開発した企業がある。きざしカンパニーだ。「kizasiサーチエンジン」という独自の検索エンジンを開発し、2007年に設立された同社は、その後も高度な検索技術を活かしたユニークなビジネスを展開している。日々、膨大なデータを処理するデータセンターの役割について、きざしカンパニーに聞いた。
記事 業務効率化 ゲーム業界を支えるミドルウェア「CRIWARE」の開発管理を、クラウドで運用する理由 2015/06/18 CRI・ミドルウェアは、iOSやAndroidアプリ、プレイステーションやWii、アーケードゲームなど、世界中で3,000ものゲームに採用されるミドルウェア「CRIWARE」を開発・提供している。動画や音声、ファイル圧縮といったゲーム業界に欠かせないソリューションを提供するCRIは、どのような開発環境を構築しているのか。ソフトウェア構成管理ツール「Perforce」の開発者向けユーザカンファレンスでその取り組み事例が語られた。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS そのクラウドは戻ってこれるか?運用管理を一元化するハイブリッドクラウドの最適解 2015/03/23 単にパブリッククラウドを導入してオンプレミスとつなぐだけでは、本当の意味でのハイブリッドな環境にはなりえない。むしろ、互換性のないプラットフォームが並立してしまうことで、運用管理の負荷を今まで以上に増大させてしまう恐れがある。社内の仮想マシンをはじめとする既存の資産を活かしつつ、クラウドの持つメリットを最大限に引き出すにはどうすればよいのだろうか。
記事 SDN・OpenFlow SDN事例から紐解く、クラウド・ネイティブ時代に求められる企業ネットワークの要件とは 2015/03/23 企業ネットワークの特徴は、豊富な知識と経験を積んだ専門集団による手動の実装・運用モデルであるいうのはもう過去の話だ。仮想化サーバーはストップウォッチの時間感覚で配備されるのに、企業ネットワークはカレンダーの時間感覚でしかディプロイできない。この大きなギャップが、スピーディーな経営を目指す企業のブレーキになっている。こうしたなか求められるネットワーク要件とはどのようなものか。ネットワーク仮想化技術であるSoftware-Defined Networking(以下、SDN)導入によって成果を上げる先進企業の事例を紐解いて紹介する。
記事 ストレージ 4社9名が語るオールフラッシュアレイ検証、超高速ストレージの可能性は? 2015/03/23 サーバ仮想化が進むと、1台の物理サーバで多数の仮想マシンが稼働する。その結果、ストレージのI/Oが急増し、ストレージのボトルネック化が顕著になる。この問題を解決する切り札として注目されているのがフラッシュ・ストレージだ。中でも、マイクロソフトとヴァイオリン・メモリーが共同開発した「Windows Flash Array」は、超高速なWindows Storage Serverベースのオールフラッシュアレイとして注目されている。では、「Windows Flash Array」の真の実力はどの程度なのか。インターネットイニシアティブ(IIJ)、SCSK、ヴァイオリン・メモリー、日本マイクロソフト4社の協力により、実機による検証が行われたので、その結果を受けての各社の座談会をレポートしよう。
記事 クラウド 【物語でかんたん理解】オンプレとクラウドを融合!ハイブリッドクラウド構築術 2015/03/13 50台の物理サーバで150台の仮想マシンを稼働させている乃木坂社。同社の情報システム部門に所属する竹中有香は、1年前、このサーバ仮想化プロジェクトを成功に導いた中心メンバーだ。そんな竹中に与えられた新たなミッション、それは、パブリッククラウドの活用だ。目的は2つある。1つは、情報系などの一部のシステムをパブリッククラウドに移行し、さらなるコスト削減を図ること。もう1つは、新規事業へのスピーディな対応だ。パブリッククラウドなら、新規サービスをスモールスタートで立ち上げ、タイミングを見計らって、一気にスケールアウトできる。しかし、実際に調査を開始すると、さまざま課題が……。
記事 サーバ仮想化・コンテナ Publickey 新野編集長が指南!ハイブリッドクラウド構築と選択のポイント 2015/03/02 最近、企業ITにおける「ハイブリッドクラウド」への注目度が上がっている。サーバ仮想化でシステムを集約する流れは、そのままプライベートクラウドに向かっているが、さらなる柔軟性を求める動きはますます活発化している。日本でハイブリッドクラウドサービスを手がけるベンダーも増える中、どういった選択基準で各社のサービスをみればよいのか。ハイブリッドクラウドを構築するうえで注意するポイントは何か。Publickey 編集長 新野淳一 氏とソフトバンクコマース&サービスで、仮想化クラウドビジネス統括部の統括部長をつとめる友秀貴氏が話し合った。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS クラウドの選択で競合他社に差をつける! Web企業を中心に今選ばれているクラウドは? 2015/02/18 今や企業ITを構築する上で、クラウドは欠かせない要素だ。特にCPUやメモリ、ストレージなどのITリソースを低コストかつ容易に調達できるIaaSは、うまく活用すればITコストと劇的に下げ、同時に柔軟性も獲得できる。ただし、IaaSはITを支えるインフラだけに、安易な選択にはリスクも伴う。こうした中、ソーシャルサービスやアプリ・ゲーム会社などのWeb企業から採用が増えているクラウドサービスが、今注目を集めている。
記事 サーバ仮想化・コンテナ ハイブリッドクラウド化で陥りがちな罠とは?VMware環境移行の最適解を探る 2015/02/05 クラウド活用が当たり前になった今、企業の関心は「クラウドを使うか否か」ではなく「クラウドの中身」に移っているようだ。そこで現実的な選択肢として登場するのが、オンプレミスとクラウドのメリットを享受できる「ハイブリッドクラウド」だ。その一方で、移行にはいくつかの課題を抱える企業も少なくない。場合によっては取り返しのつかない「罠」に陥るケースもあるという。ここでは、ハイブリッドクラウド環境への移行問題を解決する方法を解説する。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS VDIもパブリッククラウドに移行!AWS上で仮想化する「XenDesktop/XenApp on AWS」 2014/12/22 VDIに代表される仮想デスクトップ市場は年々拡大傾向にある。これにともない多様化しているのが、その提供形態だ。クラウドコンピューティングが当たり前のようになり、オンプレミス以外にも様々なVDIソリューションが登場している。そのひとつが、AWS上でシトリックスのVDIを稼働させる「XenDesktop/XenApp on AWS」だ。業務システムをクラウド上に移行する先進的な企業が増加しているなかで、今後はこうした、VDIをパブリッククラウド上で実現する企業も増えていきそうだ。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS 移行チャンスは残り2回?Windows Server 2003サポート終了直前にすべきアクションとは 2014/12/02 Windows Server 2003は2015年7月15日に延長サポートが終了し、セキュリティパッチを含むすべてのサービスが受けられなくなる。対応方針が明確になっていない企業は、早急に対策が必要だ。限られた時間のなかで、いかなる手順で移行を進めていけばよいのか。また移行せずに使い続ける場合には発生するリスクを理解し、回避するために何をすべきか整理してみたい。