記事 クラウド もうクラウドを諦めない!ハードルを乗り越える基幹システムのクラウド移行「最適解」 2024/03/27 多様なシステムのクラウド移行が加速しており、企業の要となる基幹系システムも例外ではない。ただし、システムの稼働停止や問題発生が許されないミッションクリティカルなシステムは、クラウド移行へのハードルも多く、特有のノウハウや高度な技術力が求められる。こうしたシステムのクラウド移行に成功した企業は、どのようなポイントを押さえていたのか。事例を交えながら解き明かしていく。
記事 イノベーション まだ“カン”で決めてる? 人事データが実現する「令和の人材配置」と仕組みづくりとは 2024/03/22 少子高齢化に伴う労働力人口の減少は単なる人手不足とともに「優秀人材の取り合い」を引き起こしている。企業は「組織としての力」をいかに発揮できるのかが問われており、生産性向上とともに優れた人材を引きつける力が不可欠だ。こうした状況下で経営や人事から熱い注目を浴びているのが「HRテック」だ。本稿では、「データを使った人員配置の最適化」に焦点を当て、その効果や実現方法を探る。
記事 IT投資・インフラ戦略 35%が「オンプレ回帰」のワケ、重要システムのクラウド移行に“失敗”しないコツは? 2024/03/12 ITインフラにパブリッククラウドを選択する企業が増えている。ところがその一方で、いったんクラウドに移行したシステムを再びオンプレミスに戻す「オンプレ回帰」が起きているのも事実だ。なぜ、時間とコストをかけてクラウドに移行したシステムを再びオンプレミスに戻すのか。その背景を見ていくと、企業が本当に必要としている理想のITインフラの姿が見えてくる。
記事 AI・人工知能・機械学習 今や「常識」の生成AI活用、ミスらないために覚えておきたい「4つの要素」を解説 2024/02/15 業種・業界を問わず、生成AIの活用を検討する企業が増えてきた。ただ、ビジネスでの生成AI活用においては、企業や業界固有のデータを学習したモデル開発が必要になるなど、簡単に導入に踏み込めない実情もある。生成AI活用に関する課題を解決し、生成AIを有効活用するためには何が必要なのか。企業が考えるべきこと、取り組むべきことを解説する。
記事 IT投資・インフラ戦略 IT人材不足でも「問題なし」? 中小企業でもDXを「安心推進」できる秘策とは 2024/02/15 デジタル化やDXの推進は、企業規模に関わらず重要なテーマだ。しかし、大手企業と比べてヒト・モノ・カネが不足しがちな中小企業にとっては、大企業よりもDX推進のハードルが高く、なかなかDXが推進できないという現状もある。限られたリソースの中で、中小企業がDXを推進するにはどうすればよいのか。リソース不足でもDXの推進が可能な手法を解説する。
記事 ERP・財務会計・人事給与 データドリブン経営の条件「FP&A」とは?製造大手が実現、高度経営管理のデジタル戦略 2024/02/09 先行き不透明なビジネス環境に即応するため、データドリブン経営の重要性が高まっている。財務・経理部門の役割も、トップの意思決定支援だけでなく、事業への直接的なアドバイザーとなる「FP&A(Financial Planning & Analysis:財務計画と分析)」の役割が、より求められるようになってきた。ではデータドリブン経営を実現する経理・財務部門のFP&A化に向けて、どのように変革し、データ活用基盤を整備していけば良いだろうか。FP&A化の最新動向や、経営管理基盤のデジタル化など、「経営管理DX」実現のポイントを有識者が解説する。
記事 ERP・財務会計・人事給与 旭化成がいち早く乗り越えた「SAP 2027年問題」、20年苦闘した「失敗と成功」の舞台裏 2024/02/05 1922年創業し、100年以上の歴史を持つ総合化学メーカーの旭化成。7つの事業会社を中核に「マテリアル」「住宅」「ヘルスケア」の3つの領域で事業を展開する同社は、2003年に初めてSAP ERPを導入した。それから20年。「SAP 2027年問題」に多くの企業が悪戦苦闘する中、同社は国内グループ企業全体で一時12つあったERPを、SAP S/4HANAへの移行と完全統合に成功する。その裏側にはどのような苦労があったのか。IT部門のキーパーソンに話を聞いた。
記事 イノベーション 「掲げて終わり」のパーパス経営、加藤雅則氏が指摘する「経営者の責任」とは? 2024/02/05 昨今では「パーパス経営」という言葉が浸透し始め、各社のパーパスも打ち出されるようになった。だが、掲げたパーパスが浸透せずに、言葉遊びになっている場合もある──そう指摘するのは、『両利きの組織をつくる』等で著名な加藤 雅則氏だ。掲げるだけで終わらせない、パーパス経営の本質とは?
記事 MES 「収益力が高い」製造業は何が違う?某自動車部品メーカーも実践した“改革の凄い効果” 2024/02/02 ここ数年、日本の製造業を取り巻く環境は劇的に変化している。VUCAと呼ばれる予測困難な時代の中、原価を把握・管理し、素材・部品の調達から製品開発、市場投入までのサイクルを迅速に回していかねばならない。そこで求められるのが、製造工程で発生するデータの経営判断への活用だ。しかし、製造現場ですら、まだ十分に自社のデータを活用できているとは言い難い。ましてや経営判断へ活用できる段階までの道のりは遠い。なぜ、製造業の“品質”や“収益力”を大きく左右するこの問題は手つかずのままになってしまっているのか。本記事では、課題解決のポイントや某自動車部品メーカーが実践した改革の事例を紹介する。
記事 金融セキュリティ 三井住友海上あいおい生命保険「DXの戦い」、老朽化やセキュリティ不安にどう立ち向かった? 2024/01/31 DX推進が求められる今、三井住友海上あいおい生命保険も例外ではない。しかし、金融サービスに携わる企業として、変わらぬサービス提供と開発、法令への対応、セキュリティの確保といった取り組みも欠かせない。安易なクラウド活用では解決にならず、これがDXの推進を妨げる一因となっていた。利便性を確保したまま、自社のニーズに即した基盤を構築するため、三井住友海上あいおい生命保険がとった方法とは?
記事 IT投資・インフラ戦略 アスクル・経産省・名商大が語らう「脱なんちゃってDX」、生成AIは銀の弾丸となるか? 2024/01/22 経済産業省発表の「DXレポート」(2018年)で提唱された「2025年の崖」が迫っている。経産省はDXに積極的に取り組む企業を「DX銘柄」として選出しているが、あまたある企業の間ではDX推進度に大きな差が生じている。とは言え、これからの時代を生き残るにはDXが必要であると、多くの企業が認識しているだろう。だがどうすれば真の意味でのDXを推進できるのか。そこで今回、産官学からDXのキーパーソン3名を招き、DXの現状と成功の秘訣について語ってもらった。
記事 ペーパーレス化 出前館やソフマップはどうしてる? DXで超重要「オンラインでの本人確認」 2024/01/22 今日、多くのモノやサービスがオンラインで購入・契約できるようになった。そこで欠かせないのが「本人確認」だ。これは「その顧客は本当に本人なのか」をマイナンバーカードや運転免許証など身分証明書で確認する作業である。従来は紙の書類を郵送したり対面で行ったりすることが一般的だったが、もはやそれが時代遅れなのは明らかだ。ここでは、本人確認をオンラインで実現する方法と、出前館やソフマップなどさまざまな企業での活用事例を紹介する。
記事 イノベーション DXが「絵に描いた餅」で終わるワケ、各務茂雄氏が明かす日本のDXにはびこる“問題点” 2024/01/22 描いていたのはこんなDXじゃない──そう思うことがあるとしたら、それはアプローチが間違っているからだ。日本には日本に合ったDXがある。そう語るのは、マイクロソフトやアマゾンウェブサービスジャパンでの経験を元にKADOKAWAやMUFGなどで経営改革をリードした各務 茂雄氏だ。では、“絵に描いた餅で終わらせない、本物のDXの実現”を成功させるためには、具体的にどのような戦略が必要なのだろうか。
記事 IT投資・インフラ戦略 【マンガ】システム障害で被害甚大…うろたえる情シスの前に現れた救世主の「秘策」 2024/01/22 システム障害でサイトがダウン、かなりの被害が発生──ある小売企業の情報システム部門に飛び込んできたのは、ライバル企業の悲劇を伝えるニュースだった。いつもしのぎを削っているライバルだが、決して対岸の火事ではない。いつ同じ悲劇が自社を襲ってもおかしくない。一刻も早く対策を講じる必要があるが、顧客情報をクラウドに置くのは不安だ。やはり、クラウドは時期尚早なのだろうか……。うろたえる情報システム部の前に、突如ある男が現れる。「任せろ」と豪語するこの男が見せた“新しい選択肢”とは。
記事 RPA・ローコード・ノーコード DXの成功条件「開発内製化」はどう対応する? Notes/Dominoが有効なワケ 2024/01/18 デジタルトランスフォーメーション(DX)の成功のカギは、ビジネス環境の変化に即応できるようなアプリケーション開発にある。そして企業の業務プロセスや、現場のニーズを反映したアプリケーションの迅速な開発には、内製化が不可欠だ。そこで、DXの成功要因である「アプリケーション開発の内製化」を推進するNotes/Dominoについて、最先端の環境を解説する。
記事 新規顧客開拓 それ本当に営業DXですか? 単なるデジタルシフトを超えるための「真実」と「手法」 2024/01/15 緊迫する世界情勢や社会的な変化の中、多くの企業が生き残りをかけてDXを推進している。営業においても例外ではないが、営業DXは、単に営業をデジタルへシフトすることではない。対面営業から営業DXへシフトするには、本質的な改革が必要だ。そのポイントについて、デル、マイクロソフト、グーグルなどで営業マネジメントとして活躍した経験を持つグローバルインサイト 創設者兼CEO 水嶋 玲以仁氏に話を聞く。
記事 グローバル化 日本が海外との差を埋めるには…?テスラやRobloxに学ぶ「世界最先端のDX戦略」 2024/01/12 毎年1月、ラスベガスで開催される電子機器の見本市「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」では、最新テクノロジーやITトレンドなどを紹介している。本稿では、CESをもとにした、生成AIをはじめとするテクノロジーの進化やモビリティ業界、小売業界における最新動向をグローバルな視点から紹介する。さらに、テスラなど世界最先端企業におけるビジネスの考え方などについて、立教大学ビジネススクール 教授 田中 道昭氏に話を聞いた。
記事 財務会計・管理会計 AI時代に経理は「オワコン」? 生き残るために「絶対必須」な経理スキルとは 2024/01/11 AI時代に経理は「オワコン」? 生き残るために「絶対必須」な経理スキルとは AIの進化が著しい現在、AI技術を搭載した経理・会計ソフトが数多く販売されるようになり、経理業務の自動化を目指す組織が見受けられるようになった。こうした動きを受けて、経理担当者の中には「AIに仕事が取られるのでは」と戦々恐々としている方も多いのではないだろうか。実は、経理業務へのAI活用はメリットが非常に大きいとされる中、AIが「圧倒的に不得意」な経理業務が存在する。その経理業務とは一体何か。そして、経理分野でAIと共存するにはどうすればいいのかを解説する。
記事 サーバ 日立産業制御ソリューションズの「1秒も落とせないITインフラ」、その予想外の構成とは 2023/12/22 さまざまな業種に対して「OT×デジタル」による価値を提案する株式会社 日立産業制御ソリューションズ(以下、日立産業制御ソリューションズ)。同社の主力製品の1つに、災害発生時に社員やその家族の安否を確認するサービス「安否の番人」がある。緊急時の人々の安全を守る重要なサービスであるが故に、これを支えるITインフラに求められる要件はシビアだ。そんな「安否の番人」は、ITインフラの保守切れのタイミングで大幅な見直しを迫られることになる。パブリッククラウド、購入、レンタルなど、あらゆる選択肢を比較検討した同社は、どのような答えにたどり着いたのだろうか。
記事 IT投資・インフラ戦略 【マンガ】「SFA? 誰も使ってないよ」…絶望的状況から始める“営業DX”の実現法 2023/12/14 とある企業でDX推進担当を務める岩木は、社長肝入りの取り組みである営業DXをどう進めるか決めかねていた。ひとまず現場の状況を把握すべく、同僚の営業部長に話を聞いた岩木だが、数年前に社内に導入したSFA(Sales Force Automation)が現在誰にも使われず「放置」されているという現状を知り、頭を抱える。そんな岩木のもとに、ある謎の人物が声をかけてきた。一体この人物は何者なのか。そして、岩木は無事に営業DXを完遂できるのか。岩木の一世一代の挑戦が今、始まる。
記事 セキュリティ総論 NISCに聞く「サイバーセキュリティ対策」、事例と行動計画で読み解く“組織対応”とは 2023/12/08 近年、自組織のみならずサプライチェーンを含めたリスク管理が重要となっている。政府は、重要インフラ事業者等に対して、組織統治やサプライチェーン・リスクマネジメント等、将来の環境変化を先取りした包括的なセキュリティ対応を求めている。本稿では、最新のインシデント事例と、重要インフラ事業者に向けて政府が策定した行動計画を基に、組織に求められるセキュリティ対策について、内閣サイバーセキュリティセンター 重要インフラグループ 内閣参事官 紺野博行氏に話を聞く。
記事 ペーパーレス化 運転免許超えのマイナンバーカードで大注目、本人確認をデジタル化する「eKYC」とは 2023/11/24 サービスの契約や商品の購入時などに顧客が本人であることを確認する「顧客確認」。多くの企業にとって重要かつ欠かせない業務だ。ただし、申請書や証明書が必要になったり、郵送による手間・コストがかかったりと、従来の方法には課題が多い。この上、政府が積極活用を推奨するマイナンバーへの対応も必須となる。そこで注目されているのが、顧客確認をオンラインで完結できるeKYCだ。ここでは、eKYCが注目される背景と、得られるメリットなどについて解説する。
記事 IT投資・インフラ戦略 ブラックボックス化したシステムも解析、「デシジョン見える化」がDXに超有効なワケ 2023/11/16 近年、多くの企業で取り組まれているDX推進。そのプロセスにおいて有効とされているのが、業務における多くの「意思決定(デシジョン)」のデジタル化だ。デシジョンをデジタル化することで、企業はDX推進を底上げすることが可能になる。 一体デシジョンのデジタル化とは何を指し、どのように行えばいいのか。事例とともに解説する。
記事 ERP・財務会計・人事給与 “爆走”アシックス、半期売上「過去最高」の秘密、CDOに聞いた好調を支えるDXの全貌 2023/11/06 アシックスは2023年度の中間決算で、売上高と純利益ともに過去最高を記録した。実は2020年まで売上が減少傾向にあり、コロナ禍が追い打ちをかけて厳しい状況にあったが、2021年以降はV字回復、大きな飛躍を遂げている。ここにきて飛ぶ鳥を落とすような快進撃を続けているが、それを支えているのが、2018年から全社を挙げて本格的に取り組んできたDXだ。そのかじ取り役である同社の常務執行役員 CDO・CIOを務める富永 満之氏に、DXの取り組みの全貌と成功の秘密について話を聞いた。
記事 IT投資・インフラ戦略 進捗ナシはもうヤバい「レガシー脱却」、失敗しない「モダナイゼーション」の進め方 2023/11/06 急速に変化する状況下で企業が持続的な変革を実現するためには、DX(デジタルトランスフォーメーション)が重要であることは間違いない。ただ、その足かせとなっているのが「レガシーシステム」だ。解決策となるレガシーシステムを刷新する「モダナイゼーション」は、どう実現していけば良いのか。2人の有識者が考える、モダナイゼーションを実施するための戦略的アプローチや手法を紹介しよう。
記事 IT投資・インフラ戦略 仕事量多すぎ「大規模オンプレのクラウド移行」、数カ月で完了できる“スゴイ方法” 2023/10/24 近年、ビジネスの成長スピードを追い求める中で、パブリッククラウドを採用する企業が増えている。しかし、それに伴いITインフラの運用を担う情シス部門は、パブリッククラウドと既存のオンプレミスの“多重管理”に悩まされている。そこで、なるべく早期にオンプレミスからパブリッククラウドへの移行を進め、クラウドネイティブなITインフラを構築したいと考える企業は多い。しかし、「オンプレ→クラウド」には、大きな壁が立ちはだかる。
記事 クラウド 【マンガ】DX推進部は解散……「クラウド運用」をナメていた部長の“悲惨な”末路 2023/10/24 某企業のDX推進部部長の高倉は、会社の持続的な成長を目指して、クラウドを活用した最先端のアプリ開発環境を整備した。急な需要拡大にも対応できるよう、クラウドリソースも多めに確保。顧客からのアプリの評価も上々で、高倉は有頂天だった。すべてが順調に思えたそんな中、アプリの不具合が発覚。高倉は「不具合も大した問題じゃない」そう思っていた。まさかあんなことが起きてしまうとは……。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ グーグルの「生成 AI」最新情報まとめ:企業向けサービス概要、活用ポイントまで解説 2023/10/12 「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスでき使えるようにする」というミッションのもと検索サービスを提供してきたグーグル。同社は AI についても同様に「誰にとっても役立つ AI」の実現を掲げている。現在「生成 AI」が大きな話題になっているが、基となる大規模言語モデル(LLM)はもともと同社が 2017 年に発明した「Transformer」をベースに発展したものだ。2023 年からは新たに「大胆かつ責任のある AI」を宣言し、さらに便利で安全な機能の追加に取り組んでいる。生成 AI を企業で活用するためのポイント、ルール作りのヒント、企業向けソリューションなどについて同社のキーマンらが解説する。
記事 IT投資・インフラ戦略 【マンガ】お前の会社遅れてるな……友人にも“見下された”職場の「切ない現状」とは 2023/09/28 私は、経理部門で責任者を務めている。仕事が忙しすぎて、最近は顔もやつれぎみだ。ましてや、今日は月末。なぜこんな日に友人と飲む約束をしてしまったのか…。ようやく約束の居酒屋に到着。かなり待たせてしまった。必死に仕事の忙しさをアピールしたが、それを聞いた友人から放たれた言葉は、「お前の会社、遅れてんなぁ」。…見下されてしまった。じゃあ、どうしろって言うんだ。