株式会社レコモット 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2020/08/28 掲載

テレワーク最大の懸念…“セキュリティ確保”がそう簡単ではない理由

記事をお気に入りリストに登録することができます。
コロナ禍によってテレワークに対応する日本企業は急増したが、適正な労務管理やセキュリティの確保が間に合わなかった企業も少なくない。現在は緊急事態宣言も明け、「With/Afterコロナ」に向けて改めてテレワークの環境整備を考えなくてはならないフェーズだ。現在のテレワーク環境、特にセキュリティ面での問題点に焦点をあてて考えていこう。

photo
Afterコロナに考えたい、今後のテレワーク・セキュリティ。どう解決するか
(Photo/Getty Images)

テレワークのセキュリティ、旧来の仕組みでは不十分

 2020年4月に発令された緊急事態宣言を受けて急速にテレワークへの移行が進んだ。しかし、このテレワーク移行はイレギュラーなものであり、その環境をセキュリティ度外視のいわば“急ごしらえ”で整備した企業も少なくない。こうした企業では、本質的なテレワーク環境の整備が「With/Afterコロナ」に向けた大きな課題となっている。

 たとえば今回のコロナショックを受けて私用端末を業務利用するBYOD(Bring Your Own Devise)を活用してテレワーク移行した企業も多い。企業としては導入コストを抑えることができることから、テレワークの早期導入に最適な施策だ。しかしながら、こうしたBYODの場合、プライバシーの観点から「MDM」(モバイル端末管理)の導入が難しく、誰でも自由にデータを個人端末に保存できる状態になりがちなため、企業として情報漏えいリスクが残る。

 一方で、会社支給の端末の情報漏洩対策には「リモートワイプ」(遠隔消去)が有効と言われているが、その成功率が実は6~16%程度(注1)と必ずしも安心できる状況ではない。

注1:テクノ・システム・リサーチ「2018-2019年版 エンドポイント管理市場のマーケティング分析」より

 こうしたさまざまなセキュリティリスクを考慮すると、そもそも「端末にデータを残さない」ことが解決策ではないだろうか。

この記事の続き >>
・「端末にデータを残さない」ために何が必要か
・1つのアプリ内で、テレワークでのあらゆる業務をセキュアに実現
・清水建設や東急百貨店のモバイル環境構築事例

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!ビジネスやITに役立つメリット満載!

  • ここでしか見られない

    1万本超のオリジナル記事が無料で閲覧可能

  • 多角的にニュース理解

    各界の専門家がコメンテーターとして活躍中!

  • スグ役立つ会員特典

    資料、デモ動画などを無料で閲覧可能!セミナーにご招待

  • レコメンド機能

    ​あなたに合わせた記事表示!メールマガジンで新着通知

関連タグ



処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます