なぜサイバー攻撃対策に「脅威インテリジェンス」が必要なのか
サイバー攻撃の手口が高度化、巧妙化する一方の昨今、「脅威インテリジェンス」と呼ばれるセキュリティー対策が注目されている。従来のセキュリティー対策の手法は、実際に攻撃を受けた時点でそれを防御したり検知したりすることに主眼を置いてきた。
それに対して脅威インテリジェンスは、実際に攻撃を受けたり問題が発生したりする前に、あらかじめ「将来脅威となり得る」事象に関するさまざまな情報を収集しておき、その内容を分析して万が一の攻撃やインシデントに備えておく営み全般のことを指す。
しかし、日本における脅威インテリジェンスの認知度はどうだろうか。
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