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  • 2021/10/06 掲載

「製造業あるある」あの“すれ違い”がサプライチェーンを弱くする。強化のカギは?

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新型コロナウイルスの出現により、企業のサプライチェーンが分断され、製造業は混乱に陥った。パンデミックを経験した今、メーカーは非常事態でも操業できる強靭な体制づくりの必要性を痛感しているだろう。予測不可能な時代に最適なサプライチェーンマネジメントとは、どのようなものであろうか?

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強いサプライチェーンに欠かせないのは、原点回帰とも言える“あの要素”だった
(Photo/Getty Images)

今、製造業が強化すべき「企業変革力」とは?

 コロナ禍で起きた一連の混乱は、実はパンデミック自体の問題ではないとも言える。なぜなら、こういった事象は昔から繰り返されてきたからだ。疫病や災害だけでなく、政治関連の貿易摩擦によってサプライチェーンが影響を受けたこともある。

 ニューノーマルと言われる不確実性が高い今の社会では、企業はいかに柔軟かつ迅速に対応できるかが問われている。そのような中で、企業の対応能力としてカギを握るのが「オーディナリー・ケイパビリティ(通常能力)」と「ダイナミック・ケイパビリティ(企業変革力)」である。

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環境や状況が激しく変化するニューノーマル時代は、企業の対応能力として「ダイナミック・ケイパビリティ」がキーワードになる

 オーディナリー・ケイパビリティ(通常能力)とは、与えられた経営資源を効率的に利用し、利益を最大化しようとする能力である。たとえば、標準化やベストプラクティスを用いて、実際に生産性を上げたり、効率化によりコストを下げ、利益を最大化していくものだ。

 一方、ダイナミック・ケイパビリティ(企業変革力)は、環境や状況が激しく変化する中で、企業が変化に対応して自己変革する能力だ。柔軟性や変革力を持って、付加価値を最大化し、企業価値を高めていく力である。

 今は企業の対応能力として、この2つの能力が必要になるが、特にコロナ禍のような不確実性の高い時代にはダイナミック・ケイパビリティがキーワードになるだろう。では、製造業の対応能力を高め、競争力を強化し、外的要因に影響を受けない強靭な体制づくりを進めていくには、具体的にどうすればよいのだろうか。

この記事の続き >>
・製造業の競争力を構成する「3つの力」、そのベースにあるものとは?
・サプライチェーン“全体”の処理能力を上げるポイント
・カギは「3者のエンゲージメント強化」

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