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  • 2022/03/03 掲載

Microsoft 365内のデータはどこまで安全? SaaSがランサムウェアに狙われる仕組み

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リモートワークの広がりが後押しする形で、Microsoft 365の活用が一般的になってきた。利便性に優れ、SaaS型で提供されているため、ユーザーが管理するという意識が薄れてしまいがちだが、落とし穴もある。たとえば、Microsoft 365にはデータを誤って消しても復元できる機能があるが、ライセンスやサービスによってデータの保管期間が異なることを理解して利用していないユーザーもいるだろう。重要な資産であるMicrosoft 365のデータを正しく守るために考えるべきこととは。

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リモートワーク拡大でMicrosoft 365の利用が増えているが死角はないのか?
(Photo/Getty Images)

Microsoft 365のユーザー数は爆発的に増えるも、バックアップへの意識は低い

 コロナ禍の緊急事態宣言によってリモートワークが推奨されてから、メールやオフィススイート製品を急きょクラウド型のMicrosoft 365へ切り替えた企業は少なくない。Microsoft 365は世界的に導入されており、2019年の10月から2020年の4月までのユーザー成長率は4倍になった。Microsoft Teams(以下、Teams)を活用したミーティングの実施は、パンデミック後の19日間で380%増えている。

 単なる資料の作成のみならず、社内外のコラボレーションツールとしても、Microsoft 365は欠かせない存在となった。

 一方、Microsoft 365は企業にとっての重要なインフラであるにもかかわらず、「バックアップ」の必要性を認識していない企業は少なくない。2021年1月、全世界のITに関する意思決定者2000人弱を対象に実施したアンケート調査によると、70%の企業はMicrosoft 365で作成したデータをバックアップする必要はないと考えているという。「マイクロソフトがバックアップしてくれているはず」と考えている可能性があるが、それでは情報資産に対する意識が不十分だ。

 もちろんマイクロソフトはユーザーが削除したデータを一定期間保持する機能を提供している。しかし、標準のデータ保護ポリシーはやや複雑であり、データ保護の重要性を正しく認識していないと意図せずにデータを削除してしまい、復元できない事態が発生しかねない。ではどのように対応すべきなのか。

この記事の続き >>
・データ消失で最も多いケースとは?
・マイクロソフト任せでは解決できないケースとは?
・標準機能ではどこに課題があるのか?

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