ある情シス部長 萩谷の悩み「DX推進しろと言われても……」
<とあるテニスコート>
【赤坂】萩谷さん、いいですね。今日はいつもより動きにキレがありますね!
【荻谷】いえ実は、仕事の悩みを発散したくて。私は一応、情シス部門をまとめる立場にいるんですが、社長から「我が社も流行りのDXに取り組む」という通達が先月末にあり……。
【赤坂】会社視点ではすごくいいことですが、現場の社員は大変かもしれませんね。特に萩谷さんのように情シス、しかもその管理職という立場だと。
【荻谷】そうなんですよ!ウチは全然データ活用の体制が整備されていなくて、インフラが大きな懸念なんです。
【荻谷】それからもっと不満を言わせてくれませんか?会社全体の情シスへの扱いも雑なものでして。完全に「システムのお守り」としか考えられていないんです!あれほど、「これからはITの時代」と言っている社長自身が情シスを軽んじているのは不服ですね。もちろん、私にも非はあると思いますが。
【赤坂】どんどん不満がでてきますね(笑)。国内でもIT人材は貴重なのに、それはいけません。
【荻谷】そう、それも問題なんですよ!人手がとにかく足りていません!売り手市場なので、内定を出してもほかに行かれるケースも多く……。
【赤坂】……なるほど。よおく、わかりました。フフフ、萩谷さん、あなたはラッキーですよ。フフフ……。
【荻谷】な、なんですか?気味の悪い笑みを浮かべて。
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・赤坂が笑みを浮かべる理由、ITインフラに人工知能(AI)を適用したら……?
・情シスが“システムのお守り”から経営に関わる人材になる方法